本日。午前中は晴耕雨読です。
天気に、雨の繰り返しで先日蒔いたエンドウも
きっと芽を出しやすいことでしょう。
今回2回目はエンドウは、漢字で「豌豆」。
エンドウ豆は、豌豆豆。(豆豆になってまうので、)エンドウだけでいい。
エンドウは、連作障害やアブラムシ、病気に侵されやすく
作りにくい作物とされています。
しかし、エジプトのツタンカーメンの墓から見つかったこと
でも知られるように、エンドウの歴史は3000年以上あり、
ヨーロッパに広くその子孫がピーとして広がっている。
エンドウは、メンデルの法則でもおなじみの
自家受粉作物で、遺伝学の基礎に役立った野菜です。
昔から愛され、作りやすいとされている作物です。
それではなぜ?
日本では作りにくいマメになってしまったのでしょうか。
昔の日本では、炭焼きのため伐採された後、
下草を焼いて育ててきた栽培の歴史がある豆です。
ですから、過湿な環境である水田跡地や、
風が強く吹く平地では、育ちが悪くなります。
エンドウの仲間である自然草に「カラスノエンドウ」があります。
その育つ姿をみると、お互いせめぎ合って絡み合いながら
どんどん太陽に向かって伸びていく姿です。
エンドウのさやには、5~6個の種子が入っています。
ですから、一ヶ所に最低5~6個蒔くのが自然です。
野菜本来の姿や自然に育っている仲間の姿から、野菜がどのような場所で育ち、
かつて栽培されてきたか、
「野菜からのメッセージ」は、
そのようなことからより自然に育てたい。
野菜本来の力を発揮させたい。
栽培の原点に立ち帰って、本当の栽培をしたい。
そのような気持から、綴っています。
自然界では、単一の植物だけが繁茂することはなく、
だいたいの植物が、バランスをとりながら、混植されています。
特にエンドウは、乾燥・太陽・草木灰が大好きで、
風や過湿が苦手です。もちろん、肥料も苦手な野菜です。
そこで、うちでは、草木灰をパラパラ撒いたあと、
一ヵ所に、6粒程度の種を蒔き、同時にえん麦の種も蒔きます。
以前間違えて、エンドウと麦を植えてしまいました。
その時ほど初期生育がよく、健康に育ちました。
麦とエンドウを混播することで、
麦が風避けを作り、麦をつかまえながら生長するエンドウ。
そして、余計な養分は麦が吸収するのか、アブラムシも来ませんでした。
皆さんもいろいろな野菜の本性を発見しながら、
その最高のパートナー(コンパニオンプランツ)を見つけ、
お互いが生長しあえるような、関係を見つけていくと
無農薬栽培は、うまくいくだけでなく、自給率も高まり、最高ですよ。
ちなみに、うちはそのあとキュウリ・インゲンを育て、連作しています。
●お知らせ●
大好評の講座になってきています。お申し込み感謝します。
松本iCITY教室(NHK文化カルチャーセンター)で、
今年1年講師をやらせていただけるようになりました。
家庭菜園をはじめたい人、無農薬栽培を学びたい人、
ご参加をお待ちしております。
『無農薬栽培 プランターで野菜作り』4/25(土)13:30~16:00
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_491211.html
『美味しく簡単に無農薬・家庭菜園の法則』4/22~6/10
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_491207.html
●お奨め講座●
桜咲く、この時期が日本みつばちを始める年一回のチャンスです。
3月13日(金)の地方紙『市民タイムス』に掲載された
私の日本みつばちの先生である山本晃久さんの
『日本みつばち初心者講習会』のご案内です。
日時:2009年3月29日(日)13~16時(12時半開場)
会場:ももせ第二公民館
地図
参加費:1500円(定員20名)
申込:松本日本みつばちの会
090-1651-5743代表山本まで
天気に、雨の繰り返しで先日蒔いたエンドウも
きっと芽を出しやすいことでしょう。
今回2回目はエンドウは、漢字で「豌豆」。
エンドウ豆は、豌豆豆。(豆豆になってまうので、)エンドウだけでいい。
エンドウは、連作障害やアブラムシ、病気に侵されやすく
作りにくい作物とされています。
しかし、エジプトのツタンカーメンの墓から見つかったこと
でも知られるように、エンドウの歴史は3000年以上あり、
ヨーロッパに広くその子孫がピーとして広がっている。
エンドウは、メンデルの法則でもおなじみの
自家受粉作物で、遺伝学の基礎に役立った野菜です。
昔から愛され、作りやすいとされている作物です。
それではなぜ?
日本では作りにくいマメになってしまったのでしょうか。
昔の日本では、炭焼きのため伐採された後、
下草を焼いて育ててきた栽培の歴史がある豆です。
ですから、過湿な環境である水田跡地や、
風が強く吹く平地では、育ちが悪くなります。
エンドウの仲間である自然草に「カラスノエンドウ」があります。
その育つ姿をみると、お互いせめぎ合って絡み合いながら
どんどん太陽に向かって伸びていく姿です。
エンドウのさやには、5~6個の種子が入っています。
ですから、一ヶ所に最低5~6個蒔くのが自然です。
野菜本来の姿や自然に育っている仲間の姿から、野菜がどのような場所で育ち、
かつて栽培されてきたか、
「野菜からのメッセージ」は、
そのようなことからより自然に育てたい。
野菜本来の力を発揮させたい。
栽培の原点に立ち帰って、本当の栽培をしたい。
そのような気持から、綴っています。
自然界では、単一の植物だけが繁茂することはなく、
だいたいの植物が、バランスをとりながら、混植されています。
特にエンドウは、乾燥・太陽・草木灰が大好きで、
風や過湿が苦手です。もちろん、肥料も苦手な野菜です。
そこで、うちでは、草木灰をパラパラ撒いたあと、
一ヵ所に、6粒程度の種を蒔き、同時にえん麦の種も蒔きます。
以前間違えて、エンドウと麦を植えてしまいました。
その時ほど初期生育がよく、健康に育ちました。
麦とエンドウを混播することで、
麦が風避けを作り、麦をつかまえながら生長するエンドウ。
そして、余計な養分は麦が吸収するのか、アブラムシも来ませんでした。
皆さんもいろいろな野菜の本性を発見しながら、
その最高のパートナー(コンパニオンプランツ)を見つけ、
お互いが生長しあえるような、関係を見つけていくと
無農薬栽培は、うまくいくだけでなく、自給率も高まり、最高ですよ。
ちなみに、うちはそのあとキュウリ・インゲンを育て、連作しています。
●お知らせ●
大好評の講座になってきています。お申し込み感謝します。
松本iCITY教室(NHK文化カルチャーセンター)で、
今年1年講師をやらせていただけるようになりました。
家庭菜園をはじめたい人、無農薬栽培を学びたい人、
ご参加をお待ちしております。
『無農薬栽培 プランターで野菜作り』4/25(土)13:30~16:00
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_491211.html
『美味しく簡単に無農薬・家庭菜園の法則』4/22~6/10
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_491207.html
●お奨め講座●
桜咲く、この時期が日本みつばちを始める年一回のチャンスです。
3月13日(金)の地方紙『市民タイムス』に掲載された
私の日本みつばちの先生である山本晃久さんの
『日本みつばち初心者講習会』のご案内です。
日時:2009年3月29日(日)13~16時(12時半開場)
会場:ももせ第二公民館
地図
参加費:1500円(定員20名)
申込:松本日本みつばちの会
090-1651-5743代表山本まで