無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

はだか麦の春蒔き実験

2009-03-27 08:40:05 | 自然菜園の技術 応用
本日

昨晩に降り始めた雪で、うちの周りは真白です。
春になったと思ったのに、いきなりの大雪。
桜や野菜などどう対処しているのでしょうか。
学びのチャンスです。

さて、先日念願の裸麦とハルユタカ小麦を春蒔きしました。

うちは、麦類をいろいろやっています。
えん麦・ビール麦・大麦・小麦・ライ小麦などです。

麦類などイネ科の植物を畑に混作・輪作することで、
ずいぶん農地は、リフレッシュされます。

イネ科を導入すると、
1)連作障害がなくなる。
2)ワラが手に入り、畑にマルチすることで、豊かになる。
3)アブラムシなどが減る。
4)自給作物が増える。
5)鶏の餌の自給率が上がる。などです。


春のイネ科は、麦。
夏のイネ科は、陸稲です。
畑がある程度大きくなったら、イネ科を導入することをお薦めします。

麦は、品種によって春蒔きが可能なものと、そうでないものがあります。

麦の特性として、ある程度寒さに当たらないと
穂を出すことができず、夏に枯れてしまうので、
秋蒔きが一般的です。

うちでは、去年からハルユタカ小麦とライ小麦を春蒔きで育て始めました。

収穫が1カ月ほど遅くなり、
収量は落ちるものの、取れる時期が異なることで、
野良仕事が分散される利点もあります。


去年、友人から裸麦をいただき、
畑に蒔けなかったので、春化処理をしました。
つまり、人工的に冷蔵庫で寒さを体験させてから蒔くやり方です。

まだまだ数も、経験も少ないことでも
小さな一歩としてまずはやってみて学ぶのが僕なりのやり方です。

もしうまくいったら、自家製の麦飯・麦麹が簡単に作れるかもしれない。
そんなロマンを持って畑と向き合っています。
コメント (1)
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