無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

あずみの自然農塾2009開校(夏野菜の苗づくり)

2009-03-30 22:14:57 | 出張菜園教室
本日

28・29日にシャロムヒュッテで、
あずみの自然農塾2009が無事開校されました。

今年で3年目の宿泊型自然農ワークショップ。
3月~12月まで月一回(全10回)1泊2日で行って行きます。

全く自然農が初めての方から、本で知った人や、
100年に一度の経済不況だからこそ、地に足つけて農を志す人など、
全国から21名参加の勉強会です。

一年を通じて、お米作りや野菜などの種まきや栽培、収穫して、
採れた野菜を料理して食べるなど体験しながら、勉強できるのが売りです。

そして、人とのコミュニケーションも大切なワークの一環で、
失われたつながりを大切にしています。

特に、自然と人間の会話が薄くなり、
土に触れる機会も減っている現代社会に、

自然農は、産業としての農業というよりも、
人が地球に生かされて、生きていく生き方そのものを
感じながら、感謝していくものとして、求められていると思います。


自然に感謝し、生かされている喜び、
それはお金や物では充たされない、生命としての喜びです。

ひとたび、蒔かれたお米一粒は、
3000粒ものお米となって、還ってきます。

耕さず、草も虫も敵とせず、持ち込まず持ち出さない。
そんな自然農は、人も自然も活かす営みです。

今年も自然農を通じて、ワークショップができること本当に嬉しいです。

写真は、山と積まれた自然の落ち葉でできた腐葉土と、畑の土と、
みんなで焼いたクン炭を混ぜた土に、トマトの種を蒔いている一コマです。

みんなが自宅で育てたトマトの苗が、
2か月後に、安曇野の大地に根を下ろし、
トマトを実らせ、また種を自家採種する。

一年が無事、何事もなく実り多き年になりますように

(ご報告〉
以前、このブログでご紹介した山本さんの「日本みつばち」講習会。
35人を超える参加者に恵まれたそうです。
ご参加いただきまして誠にありがとうございました。

コメント (2)
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