無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

オリジナル品種を作ろう!

2009-03-04 10:33:18 | コメントの公開
mixiのあるサイトにあった公開質問が、
とても興味深かったので、ひっぱってきました。

種にとって、F1(交配種)から自家採種したF2、F3、、、も同じ命です。
もし、興味のある方は、固定種もいいですが、
今育てていて美味しかったり、美しかったりした品種から
また種を自家採種して育ててみても面白いですよ。

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【公開質問】一部改筆
はじめて。
タキイなどで買った種から育てた野菜から、
自家採取した種を今年の春から蒔こうとおもっているのですが、
二世は成長不良になりがちと聞いたことがあります。

“二世の成長具合について”ご存知の方いらっしゃいましたら、
教えていただけたら有り難いです。どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m
二世→三世→四世→いつかオリジナル、
と土地にあった自然な種をつくっていきたいと思っています。
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僕もいろいろやってみて思うのは、誤解さえていることが多いです。
2代目(F2)は様々な形質が出るだけで、
品質が落ちるというより、先祖の血がいろいろ出るだけのことです。

えっと、○○交配と書いてあるF1品種は、
両親が純系の固定種。つまり、F1はハーフです。
ですから、F2はクオーターになります。
両家の特長のいいところどりなのがF1です、
F2、F3、F3になってくるとさまざまな形質が出てきます。
まるでガラクタや光る宝石の原石など様々です。

自家採種してオリジナル品種にしてしまったものもいろいろあります。

そのオリジナル品種育成のポイントもあります。
①新商品F1よりもロングセラーF1の方がいい系統が出るような気がします。
②豆類や穀類、トマト・ナスといった自家受粉野菜が固定させやすいです。
③種を残すポイントとして、最高にいいものだけでなく、
NO2、NO3くらいものも候補として残しておきます。
④形質だけでなく、味も大切です。


とにかく大切なのは、種の生命を尊重することです。

その野菜がどのように育ちたいのか、
その野菜が何を光らせているのか、
その野菜が何を訴えているのか、

それらに耳をすませていくと、
自分だけのオリジナル品種になりますし、
種苗交換会などで、多くの人に分かち合えます。


コメント
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