「宮城自然農園」ブログ  −GIAN'S ORGANIC FARM BLOG−

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指し百姓をしています。
その中で学んだことを紹介したいと思います♪

ブログ休止中

2016年05月19日 | 母島 日常 日記
■報告が遅くなりましたが、諸事情があり
しばらくブログをおやすみしています。

再開時にはまたよろしくお願いしますm(__)m

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釣り糸の絡んだカモメの受難

2016年02月06日 | 鳥獣保護員 活動
■母島・沖港周辺に久々にカモメが飛来してきました。
たぶんセグロカモメの幼鳥か冬羽だと思います。

でもよく見ると片足が変色し、釣り糸が絡まっています。

小学年生の子供たちがカモメの異常に気付いて、
大人経由で連絡をくれました。
どうもありがとう!

何度か捕獲して除去しようと試みましたが、
鳥自身は片足は壊死していますが、
飛翔はできて飛んで逃げていきました。
(鳥獣保護員は捕獲が認められています)

その後、夜遅くに漁港で捕獲することができました。


足の骨が露出するほど釣り糸が食い込んでいます。


なんとか糸は除去しましたが、壊死した足はもう2度と戻りません。


その後は餌もよく食べてくれました。

保護した鳥は自力で食べれない場合が多く、
強制給餌の場合が多いですが、
こうして自力で食べてくれると鳥に対してもストレスがなくて理想的です。

そのまま回復するかと思いましたが、
残念なことに翌日、落鳥してしまいました。

小笠原で保護された、
人の手に捕まるほど衰弱してしまった渡り鳥は
ほとんどが落鳥してしまいます。

極度の衰弱と脱水、
餓死寸前の状態ではもう栄養を吸収できる状態ではないからです。

今回は更に足の傷からの感染が疑われました。

■釣り人のポイ捨てや
切れてしまってそのままの糸は
なかなか自然に還らずに
こうして少なからず野生動物に影響を与えています。
とても悲しいことです。

後日詳しく報告しますが、
母島の東港でクジラが漁具に絡まり、
救出するという事例もありました。

※人が関わるには命がけのとても危険な状況です!
同じような場面に遭遇したら、勝手に対応せず、
OWA(小笠原ホエールウォッチング協会)等、関係機関に連絡をして下さい!


人の暮らしが自然界に与える影響を考えさせられます。

少しでも人為的な理由で野生動物が命を落とすのを減らせればと考えています。

年数回、地域の団体主催で海岸清掃が行われます。


こうした活動はとても大切に思います。


大勢の参加者のお陰で北港と南京浜があっという間に綺麗になりました。

本当にお疲れ様でした!


綺麗な夕日を眺めながら、人と自然の関わりを思います。


樹にはおサルさんもいましたが(笑)。

夕焼けが夜の帳に呑み込まれていく様を家族と過ごす。
お金では買えない幸せなひとときです♡

いつも思うことですが、
大自然に比べて人は本当にちっぽけだと思います。


でもそんなちっぽけな人間は
自然環境を根底から覆してしまうほどの
怖さを秘めています。

奢らず、
謙虚に、
共に生きたいものです☆

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小笠原 文字通り絶海の孤島の3週間〜ドック中

2016年01月23日 | 母島 農 日記
■定期船おがさわら丸が来ないこの3週間。
島では「ドック中」と言います。

島では内地からの生鮮食品が届かないので、
農家の腕の見せ所!!の時期です。

我が家はたぶん出荷はできませんが(量が微妙)、
畑に自家用野菜が沢山あるので、
静かなこのドックの時期が実は楽しみでもあります(笑)♪


サニーレタスに


春菊、
ゴボウ、
小松菜、
チンゲン菜、
ニンジン、
大根。

こちらは畑にあるキバンジロウ(別名:バンジャクロ)

なんと妻が島で一番好きな果物です。
これを一番に挙げる人を僕は他に知りません(笑)。


トマトは今期は加工トマトのサンマルツァーノのみ。
自家採種3年目に突入です♡

強風が続き、島にんにくも何本か倒れてしまいました。


島らっきょは元気です♪



■更に烏骨鶏たち、バンバン卵を産んでくれます。

輸入飼料ではなく、生ごみと刈った草だけで毎日2〜4個の卵を産んでくれる。

ほんと有難いものです♪


■今年は12月からずっと雨が多く、なんとまだジャガイモが植えれていません。(例年だと11月〜1月が植え時期)
リミットがセイヨウカラシナの菜の花が咲くまでなのでもう少し猶予がありますが、
なんとか2月上旬までに植えたいものです。
(それ以上遅くなると、収穫時と島の雨季がカチ合ってしまうのです)。


■先日は休日で天気も良く、朝畑から帰ったら長女だけ起きていたので
自転車で鮫ヶ崎へ。

沖に沢山いるザトウクジラを見ながら色んな話をしました。
彼女はあと3年しか母島に居ません。

島には中学までしかなく、
あとは皆父島か内地に行ってしまいます。

この残り少ない子供との時間を大切にしたいと思います☆

ゲゲゲ(休憩所の事)に寝っころがっておはなしタイム。

でもこの鮫ヶ崎の休憩所、
屋根のシュロ葉(オガサワラビロウの葉)の損傷が激しい…

長女は「寝っころがっても空が見える♪」
と喜んでいますが(笑)、
雨がしのげないこの状況はいかがなものでしょうか。

島の人も管理している東京都には訴えているようですが、
茅葺と同じく、できる人と材料の調達が難しいようです。
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母島 どんと焼き2016

2016年01月13日 | 島のイベント
■今年も母島青年会主催のどんと焼きが開催されました♪


闇夜に輝く焔の揺らめき。
はぜる竹や朽木の音。
吹き香る煙。
紅く揺らめく燠(おき)の美しさ。

そこにいた誰もが炎に見とれて引き込まれます。



実はここ母島では最近(10年前位?)始まったばかりのイベントです。

母島青年会が始めたこの行事、
正月の獅子舞いで頂いた奉納金を芋煮にしてお返しします。

寒い夕方に暖かい芋煮は最高です♪
子供も大人も大喜び☆

前日から集めておいた竹に餅を挟んで、
みんなで直火で焼きます。

火との距離や時間の調整で色んな焼け具合が楽しめます♪

そのあとは醤油や海苔で美味しく食べます☆

島の小学生が進んで「磯部モチ屋さん」お手伝いをしてくれました。


■正月飾りを燃やし、天に還すこの行事、
最近は別の意味合いも大切になってきました。

最近は直火を見れる機会が減ってしまい、
子供達が火を身近に触れ合える機会がぐっと減ってしまいました。

これからを生きる子供達にも
どうか火の怖さ、
火の美しさ、
火の不思議さを味わってもらいたいと思っています。

台所がIHになっているお宅はまったく火の見えない暮らしということになります。
これは実は人として凄い節目なのだと思います。

人と動物の違う点は火を扱うところと言います。
(扱えきれない火=原子力も人だけです)

焔を見ていると、
太古の石器時代に小笠原に住んでいた人間の記憶を呼び起こしている気がしてきます。

きっとカヌーで暮らしていた遠い昔、
島が自給自足で成り立っていた時代、
その当時の人もこの前浜で火を焚き、
語り合っていたかも知れません。

そんな火を囲んで笑い合い、
語り合うそんな島の風情がたまらなく愛おしくなる1日でした☆
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謹賀新年2016 〜新鮮な島正月

2016年01月04日 | 母島 日常 日記
■新年あけまして、おめでとうございます!

小笠原に移住して14年目を迎え、
今年は初めて年越しで月ヶ岡神社に夫婦で初詣に行きました。(長女は友達と次女は爆眠)


夜の境内はより厳かで雰囲気があります。
時刻は0時を過ぎ、小さな除夜の鐘を鳴らします。


今年は境内で古くなった神輿を燃やして天に還していました。
炎の揺らめきはどこか人の心を惹きつけます。

人は他の動物と違う点は火を扱うところ。

きっと
石器時代に小笠原に住んでいた
太古の昔の人間達も
こうして火を囲んで色んな想いにふけっていただろうなと感じました。

集まった人たちもどんなおもいで、
この炎の揺らめきと向き合ったのでしょうか。


1/10には青年会主催でどんど焼きがあります。
当たり前の火に触れる機会が少ない現代。
焔を囲んで、悠久の時間を感じてみるいい機会なのかも知れません♪

■そして早朝からは僕は年賀状の配達です。
遠い友人知人に想いを馳せて年始の挨拶を送る。
そしてその束を各家庭に配達する。
朝、ポストを見る人はウキウキしながら取りに来る姿を想像します☆
新年のこの仕事が僕は大好きです♪


その後は青年会による手作りの獅子舞いが集落を周ります。

今年も家族一同噛まれて、
1年の家内安全をご祈祷しました♪

玄関には子供達が作ってくれた門松があります♡

■毎年思うことですが、
母島では年末年始休みなくゴミの回収があります。

元旦は可燃物、生ゴミ、空き缶の回収。


私たちが初詣や海開きでワイワイやっている中も、
こうして人の暮らしを支えてくれる人達がいる…

本当に有難いものです。
回収の人にお礼を伝えて聞くと、
「年末年始休む以上に、その後の溜まったゴミや腐敗した生ごみを集める方が大変だからさぁ〜。」
とのこと。

本当にありがとうございます!


■その後は御嶽神社にも初詣に行きました。

人の気配がなく、いつも静かな御嶽神社。
飾られた小さな鏡餅と正月飾りが愛らしいです。

こちらでは昨年の感謝と
1年の農作物の無事の成長を祈らせて頂きました。

その後は海開きへ。

美味しい樽酒を飲みながら南洋踊りをして、
島の郷土料理のウミガメの煮込みを食べながら、
カメの放流を行います。

搾取するだけでなく、
保護増殖も人が関わるこの流れは
一見矛盾しているようですが、
とても大事な気がします。


■2日は午前中は内地に渡る友人を見送り、
午後は新春羽根つき大会。

年末にみんなで作った竹の羽を島のタマナの羽子板で打ち合う楽しいイベントです☆
みんなで円陣を組み、何回続くかチャレンジ!!
今年は保育園児を含めたメンバーで12回まで続きました♪


その後は恒例の小剣先に登り、集落を眺めます。

起きな声で集落に向かって叫ぶと、
多くの人が応えてくれます(笑)!

■3日は家族で北港まで(約10km)歩こうと妻と計画していたのですが、
子供達の反対にあい(笑)、予定を決めずゆっくり過ごすことに。

これがまたピースフルな雰囲気でとても幸せでした♡
お昼はおはぎと分担を持ってフルーツロードへ。
ザトウクジラを眺めながらゆっくりランチを食べました。

極めつけは夕方の美しい夕焼けです。

子供達は別で遊びに行ってしまったので夫婦だけでゆっくり壮大な夕焼けを堪能しました♪
こんなに素晴らしい夕焼けは久々です。

べた凪な海にはザトウクジラの姿も見えました。


永遠には続かない自然が織りなすこの美しさに息を呑みます。

こんなひと時を過ごせるのが何よりも幸せでした♪
去年は元旦から鳥を保護しようとして足を縫う失敗をしましたので、
今年はとても幸せなお正月でした(*^。^*)

新年はより大きな視野を持ち、
常に感謝の気持ちを忘れずに過ごしていきたいものです。

本年もどうぞよろしくお願いしますm(__)m
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母島でカワセミ発見!!

2015年12月03日 | 小笠原 野生動物
■早起きは三文の徳♡
いるのは聞いていましたが、
ようやく母島で美しいカワセミの撮影に成功しました♪
(と言っても暗い朝方でコンデジではこんな程度が限界です)

ほんと色もデザインも完成されていますっ!
多くの写真家が惚れ込むのも分かります。

はるか遠く本土から渡ってきたこの綺麗な鳥は
ちゃっちゃと川で魚を獲って朝ごはんにしておりました☆

水中にダイビング!というよりは嘴だけでササッと捕獲する感じでした。

母島は人と野生動物の距離がとても近いように感じます。
コンデジでここまで撮れること自体スゴイと言われるのは、
そうした背景もあるかも知れません。

島で育った方もカワセミが島に来ていることを知っている人は少なく、
目撃の話をすると驚く人が多かったです。

せっかくこんな美しい鳥が来ているのだから、
多くの島の人に見てもらえればと思います♪

■上空ではウミウらしき鳥も飛んでいました。

父島でも目撃情報があります☆
地球って鳥にとっては狭いものなのでしょうかねぇ(笑)?

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