「宮城自然農園」ブログ  -GIAN'S ORGANIC FARM BLOG- 小笠原諸島・母島で自然農

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指し百姓をしています。
その中で学んだことを紹介したいと思います♪

冬の音楽会2017.01.09~あさりちゃんありがとう

2017年01月13日 | 島のイベント
■先日行われたあさりちゃんありがとうライヴ。
いくつも掛け持ちしまくった(笑)、あさりちゃんはもちろん、
みんな本当に素敵で終始アットホームで楽しいライヴとなりました♪


人口450人の母島で60名を超える人が集まり、
こうしてみんなであさりちゃんと音を楽しむ最高のひと時でした。

ライヴ後、みんなで「あさり」のポーズ!!
※かめはめ波ぢゃあありません(笑)!
最高のライヴでした!
みんなありがとう♪

準備、運営、片付けに関わってくれた人、
朝からずっとPAをしてくれたBさん、
急な呼びかけに応えてくれた素敵な演奏者の皆さん、
素敵な司会をしてくれたAiちゃん、

写真を撮ってくれたTくん、
ずっとビデオをまわしてくれたMくん、
そして、わざわざ足を運んで聴きに来てくれた島の皆さん、
ほんとうにありがとうございました!

多くの方のお蔭でライヴは大成功に終わることができました♪


■せっかくのなので出演者の紹介をしたいと思います♪

1 ツナノリじゃんきーず
一発目は島の素敵なベテランメンバーによる素敵な演奏でした。

トークといい、演奏といい絶妙すぎます!

見事に会場の空気をほんわか温めてくれました♪

ハーモニカのカッコよさが半端なかったです!!

2 しょうたいむ

2番手は島の誇るイケメンヴォーカリストの登場です♪
あまりにさわやかでカッコいい演奏にみんなうっとり(*^_^*)

あさりちゃんとは懐かしい藤井フミヤの「TRUE LOVE」。

安定した素晴らしい歌声とギターを聴かせてくれました☆


3 ひみつの三線者

3番手は沖縄の楽器、三線の登場です!
ひみつと言っても、三線と言えば彼女というくらい有名な方の演奏。
やっぱり沖縄の節はいいですね~
会場が一気に沖縄になってしまいました!


4 LR surf
4番手は最高に面白い二人のボサノバとメドレー!

「イパネマの娘」はとても素敵な演奏と歌でした。
カッコ良く聴かせたあとはスーパーマリオの曲の後、
な、なんとビックリなメドレーでした!


5 Giant Pine Shellz
五番手は僕があさりちゃんと組んでいるロックバンドの出番でした。
音痴な僕が初めてバンドでヴォーカルを務めました!
なんて緊張したことか(笑)!!
あさりちゃんはピアノです。

やった曲は
映画「カンタ!ティモール」の中から「星降る島」

「イマジン(忌野清志郎ver)」
でした。

今回僕の中では「戦争と平和」がテーマだったのです。
「星降る島」はソウルフラワー・ユニオンが付けた日本語詞をさらに僕なりに意訳しました。

「イマジン」はどうしても日本語でやりたかったので、
RCサクセションがカバーしたのをアレンジして演奏しました。
聴いている人に伝わったかな~?
まったくさわやかさのない歌ですが、
とても気持ち良く歌うことができました。

曲の感想から入ったTさんのハーモニカが本当にカッコ良く、
演奏者も含め、みんながシビれておりました(笑)!

演奏を終えたら、長女が走り寄ってきて、
「かっこ良かったよ!お父さん!」
と言ってくれて嬉しかったです。
次女は、ライヴ後に
「声がうるさかったけど、ドラムは上手だったよ♪」
と言ってくれました(笑)☆


6 K.U(シークレットゲスト)

六番手は島の誰もが驚いたあの人の登場です。
有名な「カエルの合唱」を使い、世界各国の旋律風にアレンジして、
観客を世界旅行に連れて行ってくれるという粋な演出をしてくれました♡
なんていい時間だったのだろうと思います☆


7 あさりの味噌汁

大人数で三線とウクレレで楽しく演奏してくれました♪
三線は二人もいて、ウクレレも3人いてすごく豪華なラインナップでした。

ここにもあさりちゃんはギターで参加しています☆
聴いていても思わず踊りたくなるいい演奏でした(*^_^*)


8 taeKoni!

島でウクレレと言えばこの二人!
みんなが息を呑むほどの超絶ウクレレプレイで魅了させてくれました!
僕はこの二人がやる映画「フラ・ガール」のテーマ曲が大好きです♪


9 びっち

島の音楽会をずっとひっぱってくれているびっちさんによるオリジナルの1曲。
朝からずっとPAとして、ずっとこのライヴを成功に導いてくれた方です。
本当にありがとうございます!
軽やかな歌声は、青空を感じる素敵なひと時でした♪


10 母島ジャズバンド
あさりちゃんが加入してから急に進化したジャズバンド。
これであさりちゃんとしばらく音を出せないと思うと名残惜しい気持ちでいっぱいです。

今回やった曲はこの2曲。
・Autumn Leaves
・Watermelon Man
それぞれソロの場面も聴きどころです♪
僕以外はみんな上手いので、
とても味のあるプレイが演奏していても楽しいです♡

僕は慣れないジャズドラムに苦戦しました。
演奏しているときは気持ち良かったのですが、
あとで録音した音源を聴いてみたら、
ほんとうに酷いドラムでした(笑)!
みんなが素晴らしいだけに申し訳なかったです!

各パートのソロが観客を沸かせ、
最後はみんなでWatermelon Manのメインテーマ曲をやってフィニッシュ!!

演奏後は最高に気持ち良かったです♪


11 あさりちゃんソロ
トリはやっぱりあさりちゃん自身の音楽でしょう♪

あさりちゃんの
人が良くって、
いっぱい周りに気を配って、
子供たちが好きで、
人に優しくて、
シャイな部分、
み~んな正直に音に出ていました♪


やっぱ音楽は凄い!

最後は妻が気に入っていたあさりちゃんのオリジナル曲「ハートランド」でした☆


6時半スタートしたこのライヴも気付けばもう9時!!
あっという間の2時間半でした。

終了後も色んな方から好評を頂いて、
本当にいい時間になったなぁ~としみじみ思いました。

これもみんなあさりちゃんと
関わった皆さん、
来てくれた島の皆さんのお蔭です。

本当にありがとうございました!


■昨日、あさりちゃんを見送りました。
「なんかすぐにまた来そうで全然寂しくないね」と夫婦で話していました。

あさりちゃんと一緒に奏でた音がまだ鳴っているからかな?

あさりちゃんのお蔭で結婚して14年、
初めての妻のJAZZテナーサックスを聴き、
一緒にバンドをやることができました!
どうもありがとう♪

島を引き揚げる前日、
ギリギリ時間を作ってもらってやった最後のジャズバンド初期メンバーのセッション。

人に演奏を聴かせるのではなく、
自分達が楽しめるリラックスしたソロを各自していて、
とても楽しく、
うちらなりに餞別になった気がします♪


あさりちゃん、
ほんと俺のヘッタくそなドラムに怒りもせず、
楽しく付き合ってくれてありがとう♡


これからは
ゆっくり寝て、
ちゃんと胃と肝臓を大切にして(笑)、
また音を奏でに島に来てください。

だからお別れは、
さよならは言わず、
「いってらっしゃい!」
なんだよ~
元気でね~(*^_^*)
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正月のごみ回収

2017年01月08日 | 母島 日常 日記
■2017年の今年も母島のゴミ回収は
なんと正月でも生ごみ、燃えるごみ、リサイクルごみの回収を行ってくれています。


みんながお休みの正月に、
人の暮らしのゴミを片付けてくれる人がいる…
感謝してもしきれません。

感謝の気持ちは言葉にして伝えたいし、
ゴミの出し方のマナーも気を付けたい。

本当にありがとうございます!




■そして、年末に気になる記事を見つけました。
【「アマゾン多過ぎ」ヤマトドライバーから悲鳴続出、「利便性」が生んだ過酷な実態】
僕も島で配達しているので、少しは気持ちわかります。
注文もするので買う方の気持ちも分かります。

送料無料というのは、有難いけど持続可能ではないと思っています。
宅配業者が健やかに過ごせるように、
買い物も工夫したいと思っています。
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2017年 新年を迎えて

2017年01月07日 | 母島 日常 日記
■新年、明けましておめでとうございます。

今年も母島の小富士山頂で日本一早い初日の出が拝めました♪
今年はより素敵な1年にしたいと思います。

どうぞよろしくお願いしますm(__)m

今年の初日の出ツアーは、次女が年末に熱を出して寝込んでしまい、
長女と僕で参加しました。

丁度僕はTVのスタッフを暗いうちに小富士山頂に案内し、
初日の出の中継をするという仕事を頂いたので、
朝の4時前から出発しました。

小富士に行きたいけど、
勇気ある断念をした次女は妻と鮫が先に展望台に向かい、
小富士の僕とライトで交信することになりました。

無事に5:30に交信できたので、嬉しかったです♡

長女はみんなとワイワイ小富士に来れて超エンジョイしていました(笑)。

長女と母島で過ごすのもあと2年と考えると、
この正月の小富士もあと2回だけどなります。
限りある時間を大事にしなければと思いました。


無事に中継も成功し、みんなで記念撮影☆
沖ではザトウクジラが元気に跳ねていました♪
そして、美しい朝焼けを終えてからの下山となりました。


■小富士の登山から帰ったらちょうど青年会の獅子舞が集落を回っていたので、
長女も噛んでもらいました♡


獅子舞いがとっても怖い次女(小1)。
だけど、獅子舞いは気になるらしく、
こんなに可愛い獅子舞を折り紙で作ってくれました♪


僕も負けじと、年末に玄関用に門松を作ります。


しかし、それもあっさりと次女の芸術性に負けてしまいました(笑)。

家にあるものを使って、こんなにも可愛い正月飾りを作ってくれました♡

書いてあるのを読むと、

門松に
クジラが乗り、
メグロがいる梅の花。
そしてアオウミガメと砂浜…

大人の取って付けたような門松とは大きくかけ離れた、
自由なこころいっぱいの門松!!
こりゃまいった!!!


■2016年は僕にとってとても大きなターニングポイントとなる1年でした。
色々と辛いことや珍しく悩むこともありましたが、
今思うと何一つ不必要なものはなく、
すべてが大事なギフトでした。

まだまだ色んな課題が出てくるとは思いますが、
なるべく謙虚に、
上手くいっても奢らず、
誠心誠意を務めれる1年にできればと思っています。

そして、この1年のテーマは「一生懸命」でいきたいと思っています。

ここ最近、自分には一生懸命さを忘れていたような気がしたのです。
少しふんどしを締め直して、
心機一転、頑張りたいともいます!


■また、元旦の初夕日も綺麗なものでした♪


朝日とは違い、
夜の帳が迫り、
一日を終える安堵を含んだ情景です。


鮫が先展望台で家族でザトウクジラを眺めながらゆっくり見る夕日も、
また大好きな時間のひとつです♡


お正月の漁港には1羽のカモメが来ていました。
電信柱の上で何を考えているのでしょう?
それとも、何も考えてないのでしょうか?

そんなこんなですが、今年もどうぞよろしくお願いしますm(__)m
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JAZZバンドとあさりちゃん

2016年12月29日 | 趣味
■年明けて1月9日(月)、とあるライヴが母島で開かれます。
このライヴ、大事なのはサブタイトルで、
島の音楽界に影響を与えまくった「あさりちゃん」が1月に引き揚げが決まってしまったので、
送別の意を表し、素敵なあさりちゃんに敬意を表し企画しました。

島のあんな人やこんな人が、
素敵な音を奏でてくれる夜になると思いますので、
ぜひお楽しみに♪

あさりちゃんについては、
自身のブログがあるので詳しくはそちらを参照してください。

あさりちゃんは僕からすれば超スーパーバンドマンです!

最初に見たときは、
坊主頭の女の子が、
どえらい派手な模様のアコギを抱えて歩いていて、
えらいロックに見えてカッコ良かったのを覚えています。

彼女は島に来て1年も経たないのですが、
ギターをやっても、
ベースをやっても、
ドラムをやっても、
ピアノをやっても、
ヴォーカルをやっても、
それはそれは何でも見事にこなし、
そのほとんどが即興に対応できる技術と柔軟性の持ち主です♪

いや~ほんとにすごい。
ほぼ同じような年で、
ここまで違うもんなんですね~!
尊敬に値します♪

内地のライヴハウスでお仕事していたので、
その業界のプロからインディーズまで、
現場ならではの面白い隠し話のオンパレードも楽しいです♪

そして気付けば、僕は2つのバンドを一緒にやっていたのです(笑)。
ジャズバンドとロックバンド☆
手伝ってもらっているうちになんだか、毎回一緒に音を出しているという展開♪

もちろん僕のドラムもギターも
普通の中学生程度の技術しか持っていないまま、
なかなか上達してないので、
申し訳ないばかりなのですが、
彼女と組んで音を出すのはいつも刺激的です☆
僕は一生懸命演奏するだけです♪

島を去ってしまうのは本当に寂しいし、
バンドとしてもとっても痛手なのですが、
彼女は間違いなく前を向いて進む先が本土なだけなので、
別に悲しくはないのです。

なので、
残されたこの2週間を目一杯、音を楽しんでやるつもりです。



■そしてJAZZ BAND。
僕は中学でロックンロールに目覚めてからずっと、ロックばかりを聴いていました。
もちろん演歌やクラシック、ポップス、ラテン音楽も好きでした。

でも何故かJAZZだけは、あまり聴かなかったのです。
カッコいいのも難しいのも少し感じてはいました。

亡くなった母親がジャズが好きで
ピアノもドラムもやっていたそうなので(あまり聴いた覚えがない)、
天邪鬼に聴かなかったのだろうかとも推測しています。

結婚した妻も大のジャズ好きで、
演奏もするほどです。

でもいままで、僕にとってJAZZは遠い存在でした。

しかし、今年になってあるきっかけがあり、
春先にJAZZバンドを母島で結成することになりました。
僕はドラム担当に名乗り出ました。
ジャズ知らないのに(笑)。

思ったら行動が早いのが取り柄みたいなものなので(笑)、
どんどんメンバーが集まってきました。
その中のピアノがあさりちゃんだったのです。

今大好評のビックコミック連載のJAZZ漫画「ブルージャイアント/著 石塚真一」も大いに引き込まれます!

音のない漫画でここまで音を感じる感を描けるこの作者はすごいです!!
最初の舞台が僕の地元・仙台、
使っている楽器も身近な人と同じというのもなんだか縁を感じます♪



■やってみるとJAZZはとても勉強になります!

YOSHIKIや菊池哲、中村達也やコージー・パウエルに憧れて始めた
中学生ドラムの僕にとって、
即興は大得意でしたが、
人の音をずっと聴いているのは不得意でした(笑)。

ロックドラムをしているときは、
みんなが自分のタイコに合わせてくれるし、
主にベースの音だけを聴いて、
ガンガンに大きな音で、
力いっぱい叩いてやって、勝手に気持ち良くなっていました。

しかし、JAZZは全然違い、
人の音を聴いていないで叩いていると、
即興にも対応できないし、
バランスを欠いて、
雰囲気ぶち壊しになってしまいます。

人生で初めて、静かに叩く必要性を感じた瞬間でした。

ずっとJAZZをやっている人には当たり前のことなのでしょうが、
僕にとっては衝撃的な感覚でした!

今はまだまだJAZZらしく叩けてはいませんが、
人の音を聴いて、
自分が叩いているのを忘れるほどうっとりすることができます♡
(JAZZ BANDのサックス、トランペットがこれまたイイんです♪ピアノもベースもですが。)

ジャズを聴くことも鳴らすこともまだまだ慣れていませんが、
面白いな~と思って楽しんでいます♡


写真は船待ちライヴ2015より

■今年になって、こうして音楽を純粋に楽しめる状況になってきていることにとても感謝をしています。
島に来る前は仙台でバンドをずっとやっていて、
下手くそですが、
ずっとやっていくつもりでいました。

しかし、19歳の時に初めて小笠原に来てみて、
人生観がひっくり返るほどの衝撃を受け、
2年後に移住し、結婚してからは音楽がなかなかできない状況でした。

小さな子供も抱え、
結婚生活という慣れない環境の変化もあり、
気付けば10年の月日が流れていました。

今使っているアコギは島に来るときに持っていた弦楽器をすべて友人に譲り、
仙台の中古屋で選んできた1本です。

それ以外の島に持ってきた楽器はスネアやバスドラのペダルでした。
でも、それらは鳴らしてあげれない状況が楽器が可哀そうに思えて、
父島で知り合いに譲ってしまいました。
いつかまた出来るようになったら、いい楽器に巡り合えると信じていました。

母島に移り住んで3年目かな?
2012年に「ドラムやってみない?」と声をかけてもらえ、
10年ぶりにやったときは、
たった2曲でしたが、本当に楽しくて、嬉しかったです♪

その後、バンドを組んで2014、2015年とライヴを重ねることができました。
2016年は色々な状況でできませんでしたが、
今こうして大好きな音楽をやれることがとても嬉しいです。

自分にとって大切な人も、
同じく音楽を楽しめる様な時期になってきて、
それも本当に嬉しいです♪

あさりちゃんには俺の演奏について印象を聞いてみたら、
「ギターもドラムも歌もズバリ『青春パンク』だと思います」
と言われて嬉しかったなぁ(笑)!

今度の1/9のライヴ、そして3月のライヴと続きます。
色んなおもいは交錯しますが、
純粋に音を楽しんでいければと思います♡


写真は真夏の音楽界2015より
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母島のPTA広報誌「万年青」

2016年12月27日 | 母島 暮らし 子供
■母島の全戸に配布されるPTA広報誌「万年青(おもと)」
僕はこの「万年青」の大ファンです。

それは地域の方や保護者・先生方が、
それこそ愛情たっぷりの眼差しでそれぞれの表現で投稿してくれた文がいっぱい詰まっているからです。

この狭い人口450人の母島の地域全体が子供たちを温かく包んでいるのが伝わってきます☆
季節の行事やイベント、
PTA活動を通して保護者や教員が感じたことを書いてもらっています。
ここで中身を紹介できないのが残念ですが、
島の人もかなり楽しみにしてくれているようです♡

この2年は編集部長もやらせて頂き、
色々と新しい試みをしてみました。

この2年で割と好評なのが巻末の「先輩からの手紙」です。
これは島を離れた子供たちや教員にお便りをお願いするコーナーです。

海外に留学した島の高校生、
内地の大学や専門学校で頑張っている島育ちの子供たち。
就職して、故郷を振り返る島っ子。
母島に赴任して、色んな感動や思いを語ってくれる教員…
どれも島を離れてより母島の良さを再認識した内容が多いです。
これからも新しい試みを続けていければと思います。

お忙しい中、本当に素晴らしい原稿を寄せていただいた皆様に、
心よりお礼を申し上げます。
ありがとうございましたm(__)m


■そして今回は巻頭言を書かせていただきました。
若ミズナギドリの頭に残る産毛を見ながら想ったことを書きました。
良かったら読んでみて下さい。

「全ての若き野郎ども~All the Young Dudes」宮城 雅司

『普段、野生動物と関わる仕事をしていることがあるのですが、
そんな野生動物の行動をみていて人も野生動物も同じなんだなぁとしみじみ感じることがあります。
それは特に若い時期の生物や人に共通することなのです。

例えばこの冬の時期、島の海で跳ねるザトウクジラ達がいます。
夏場は北極圏の豊かな海で過ごし、
冬は比較的安全な暖かい小笠原やハワイの海にやってきます。
その中でも若いクジラは本当に面白く、
好奇心に負けて人の船に近づいてきては親に制止されたり、
色んなことにちょっかいを出しては痛い目にあって経験を積んでいきます。
そしてクジラもアホウドリも渡りの長距離移動の際には若い個体ほど寄り道や回り道が多いそうです。
それらは年を重ねていくと、
しだいに自分の好きなルートや目的地がはっきりしてきて、
あまり寄り道をしなくなるそうです。
若い時期の好奇心による沢山の失敗は、成熟した大人になる為の大事な道なのです。
クジラや海鳥、ネコやコウモリを見ていてもそれを感じられるのがとても面白いのです。

そう、私達人間の子供達。
大人になると色々億劫になってしまうことでも、
子供の時期は失敗すら考えず、
どんどんチャレンジしていきます。
そして失敗を重ねて、経験を積んで、より確かな生き物になっていく気がします。
大人は老婆心で色々忠告しますが、
やっぱり失敗を重ねて自分の経験にしていくことは、
子供時代にはほんと大事なことなんだなぁと思います。
そして、子供や若い野生動物を見ていてどちらにもそう思えることがなんだか不思議で微笑ましくもあるのです。
失敗は恐れるなってことですね。

でも親として、地域の大人としてやっぱり気をつけてほしいのは、
死んではダメだなということ。好奇心や目測の誤りで、自分の命を失うことだってあるのです。
船のスクリューで命を落とすクジラも実は好奇心だったのかもしれません。
光りで寄せられて集落に落ちるミズナギドリもそのほとんどが巣立ち後間もない若鳥達です。
結果、電線で羽を失ったり、壁に激突して死んでしまう若鳥もいます。
私達大人はそんな極限の状態を避けれるよう気を遣い、声をかけます。
そして、子供達はあとは失敗から自分で学んでいくと思うのです。
たくましく巣立つ子供たちの出発とその後の顔を見るたびに、
母島のもつ素晴らしさを感じられずにはいられないのです。』


■表題に使わせてもらったのは70年代にヒットした、
モット・ザ・フープルの名曲です。
作詞・作曲は今年の1月に亡くなったデヴィット・ボウイです☆

クイーンの亡くなったフレディ・マーキュリーの追悼ライヴで、
デヴィット・ボウイとイワン・ハンター・、ミック・ロンソンが奇跡の競演を果たした映像があります♪
良かったらどうぞ☆


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オシドリ夫婦参上!!

2016年12月23日 | 母島 鳥
■昨日の昼は終業式を終えた娘たちと玉川ダムで家族ランチをしました♪

まるで静かな湖畔の情景に、
長女はうっとり♡

今年の冬は内地で鳥インフルエンザが猛威を振るっています。
僕も鳥獣保護員として、島の各所を随時パトロールしています。

そんな中、
美しいオシドリのペアがいました☆

母島では約3年振りくらいだと思います。

他の渡り鳥はほとんどがメスばかりな場合が多いのですが、
さすがオシドリ夫婦(笑)。
ちゃんと寄り添うようにペアで来ています。

美しすぎるオスも見事ですが、
なんかひょうきんなメスもいいですね~(*^_^*)



次女は学校で作った怪しいお面を被って参上(笑)!


今回、玉川ダムにいた鳥は、
・オシドリ♂♀
・バン幼鳥
・オオバン多数


・カルガモ


・マガモ♀

でした。

小笠原に渡ってくるまでにとても長い陸地と真水のない旅をしてきています。
ゆっくりと母島で羽を休め、
また春先には北に向かって飛んで行きます。

ザトウクジラもそうですが、
カレンダーや時計を持たない彼らが、
いつもこうして季節で渡ってくるということが、
当たり前なのに、なんだかいつも不思議に満ちています。

渡りの途中、どんな気持ちなのでしょうか?
目的地に着いたときは、どんな気持ちのなのでしょうか?

ザトウクジラがよく見え始めた冬の母島で色んなことに想いを馳せます☆
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ミズナギドリが運ぶ、島のクリスマス♪

2016年12月17日 | 鳥獣保護員 活動
■12月中旬、ようやく11月中旬から続いていたミズナギドリの不時着が落ち着きました。
今年は約50羽のミズナギドリを保護し、そのほとんどを無事に放鳥する事が出来ました。

例年だとほとんどが小笠原を代表する海鳥、オナガミズナギドリが不時着します。

国内では小笠原諸島でのみ繁殖が確認されている、
「ザ・小笠原のミズナギドリ」の代名詞ですね(笑)。

多い年では200羽近くシーズンで保護したこともあります。


しかし、今年はなんとシーズン開始頃はオオミズナギドリの方が多く不時着しました!

オナガミズナギドリに比べて、一回り大きく、頭部の霜降り模様が特徴です☆

オオミズナギドリは現在、小笠原諸島では繁殖が確認されていません。
(石門の鍾乳洞からは多くのオオミズナギドリの骨が出てきているので、
昔はかなりの数が繁殖していたと考えられている)

しかも、父島ではほとんど不時着せず、母島で約20羽も保護しました!

伊豆諸島の御蔵島が一番近い繁殖地なのですが、
それなら父島でももっと不時着するはず…。

それなのに母島が圧倒的に不時着数が多いということは…
もしかしたら母島の属島で繁殖しだしていて、個体数が増えてきているのかも知れません!


う~ん、自然の流れや力というものは、
人が届かないところで確実に作用し、常に流動的に息吹いている…
そんな神秘を感じさせてくれました♪



■そして、集落にはミズナギドリが運ぶ島のポスターを張りました。

オナガミズナギドリの巣立ちがほぼおわりました!!
不時着鳥の回収や連絡、ライトダウンに
ご協力くださったみなさま、ありがとうございました♪

【母島列島のオナガミズナギドリは
鰹鳥島や南崎で 子育てをします。

夏に産卵し、冬にヒナ鳥が巣立ちます。

光に飛び込む習性があり、
特に巣立ち時には、街灯りに迷い、不時着します。

夜間回収やライトダウンでヒナ鳥が救われています。

今年は50羽程度の不時着鳥を保護・回収することができました。
残念ながら激突の影響で命を落とした個体もいます。

すべての巣立ちが終わるのは12月中旬から下旬。

小笠原のクリスマスはオナガミズナギドリが
運んでくるのかもしれません♪】
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ザトウクジラがやってきた!ヤア!ヤア!ヤア!

2016年12月10日 | 小笠原 野生動物
■12/8、8:40頃鮫が先展望台より
2頭の親子らしきザトウクジラを確認しました。

まずはブロウ(潮吹き)!!

11月末に姪島沖、
12月2日の南崎に続き、
ようやく鮫が先からも陸から
確認することができました♪

場所はホカケ岩付近です。


見事な潜りも見せてくれました♪

いよいよ湾内(母島属島~本島のエリア)にもクジラ登場です☆

これでようやく母島にも冬が来た感じになりました♪
クジラさんたち、おっかえりなさ~い!!


■そしてこの時期、オナガミズナギドリの巣立ちが始まってから
毎日毎日保護しては翌朝放鳥を繰り返しています。

小笠原を代表する海鳥のオナガミズナギドリ。

11月中旬から巣立ちを開始し、
おもに2月中旬まで続きます。

巣立ちの鳥はみんな個性があり、産毛が面白いように残った個体もいます♡

この個体は若干、モヒカンのように産毛が残っています(*^_^*)

夜の不時着鳥は保護して翌朝放鳥すればネコにも交通事故も防ぐことができます。
うずくまっている鳥を見かけた場合は、ぜひご連絡ください!
(連絡先は母島内の各掲示板に掲示してあります☆)

保護した海鳥は、大きな怪我などなければ、
翌朝に浜で放鳥し、沖に帰っていってもらいます。



■秋~冬と言えば、渡り鳥の季節です。
この時期は母島にも様々な渡り鳥がやってくるので、
とても楽しきな季節でもあります。

沖港にはカモメが来ています。
たぶん、セグロカモメの冬羽と思いますが、
カモメの同定はほんと難しい!!(←できる人は変人の域です!w)

他にウミネコらしき個体もいるそうです。
鳥たちはこの陸地の少ない大海原を渡ってくるわけです。

いつもいつもその神秘的な力にただただ圧倒させられます。


■先日は夕焼けと三日月がほんとに綺麗な日がありました。

少し前まで家の中で
険悪な空気になっていた妻と次女が一気にご機嫌に早変わり(笑)。

やっぱ自然の力って偉大だな~と感じました♪

さあ島の冬シーズンも存分に楽しむぞ~!!
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CAFE KATY

2016年12月08日 | 旅行記
■少し、前になりますが、
雑誌「散歩の達人」に友人のカフェが掲載されました♪

以前、父島に住み込んで働いていたこともある
奥さんの麻ちゃんが料理を作り、
とっても旅の話が大好きな
素敵な旦那さんがウエイターの夫婦の素敵なお店「CAFE KATY」の紹介です。


94~95ページです♪

市ヶ谷外堀り通り沿いにあります♪
内地に行くたびにお邪魔させてもらっています☆

夫婦ふたりでできる範囲で、
精一杯のおもてなしを大事にしてくれる雰囲気のお店です♪

近くに立ち寄りの際にはぜひどうぞ♡


■笑顔の素敵な麻ちゃんは、
料理上手でパスタもケーキのお手の物☆
島では良く小さなころの凪穂と良く遊んでくれました。

僕は麻ちゃんが作るパスタとアップルパイが大好きです♪

そして旦那さんは一見真面目そうですが、
いわばスルメのように、
噛めば噛むほど味が出てくるとても面白い変人です(笑)!←超ほめ言葉!

北海道のライダー時代、
橋の上にセットしたセルフタイマーの愛機カメラが
真っ逆さまに谷底に落ち、木端微塵になった話は
お腹が痛くなるほど笑ってしまいました(笑)。

ぜひ夫婦で小笠原に遊びに来てほしいものです♪

読んでみて、家族で笑顔になってしまいました(笑)。

店を開くまでのエピソードや、
休日の二人の過ごし方、
深夜2時まで続く“店を良くするための会議”まで(笑)、

楽しく読めますのでぜひどうぞ!!

CAFE KATYのHP↓
http://www.cafekaty.com/

CAFE KATYのFacebook↓
https://www.facebook.com/cafekaty/


■KATYと言えば、忘れられないエピソードがあります。
2015年に家族で初めてKATYに行った日。
北海道旅行の帰りで、興奮そのままで行った感じでした。

はじめは久しぶりの再会と、初めてのお店への訪問でワイワイ話していました。

しかし、美味しくごはんを頂いてる最中のことです。

確か、長女(当時、小6)がトイレに行っているスキに、
次女(当時、年長)が姉のハンバーグの上にのっている目玉焼きを平らげてしまい、
長女が大泣きして、いじけて、店の外に出て行ってしまったのです(猛爆)!!
(我が家では日常のことですw)

普段、オフィスのビジネスマンやOLさんが賑わうこの店に、
見事に島の風を吹き荒らした我が家(笑)。
中村夫婦も思わず笑顔♪

そこで、素敵な旦那さん、中村淳一さん登場(笑)。
わざわざ外でいじけてる長女のところに向かい、
「わかるわかる。俺も兄弟がいて、そんな仕打ちを受けたよ~」
と、慰めに行ってくれたのです♡

そして数十分後に旦那さんに慰めてもらって帰ってきた長女には、
そっと麻ちゃんが失った卵焼きを持って来てくれました♪

そんな愛溢れる中村夫婦の対応に長女は機嫌を取り戻し(笑)、
幸せな気持ちで帰路につきましたとさ…

そんな愛と真心が溢れる、
素敵なCAFE KATYに皆さんも行ってみて下さいね♡

ああ、今思い出しても笑えてくるエピソードでした(*^_^*)

Youtubeにも「個人事業主という働き方」についてアップされていました♪
店の雰囲気も分かるので、よかったらどうぞ♡
※2013年度法政大学キャリアデザイン学部「メディア実習(秋)」 4班作品だそうです。
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映画「ある精肉店のはなし」の上映を終えて

2016年12月07日 | 島のイベント
■先日、父島と母島で自主上映会がありました。
映画のタイトルは「ある精肉店のはなし」。

父島の友人が主催で行うと聞いて、ぜひ母島でもと手を挙げ実現しました。

映画について詳しくは映画のサイトをご覧ください。

映画の予告はこちら


上映会をしてみて、
こうした素晴らしい映画を島の人と共有できて良かったなぁと思いました。

この映画を島まで繋げてくれたSちゃん、
参加してくれた皆さん、
2回の上映会に色々フォローしてくれた家族、

そして、この素晴らしい映画を作ってくれた製作者の皆さん、
北出ファミリーの皆さん、
どうもありがとうございました!


上映後、次女が書いたイラストです。



■牛を育て、家族4世代が一緒に頑張り、
自ら屠畜し、丁寧にさばき、
その肉を販売する…

そして家族のひとりが、
牛の皮をなめして太鼓の革にしていく。

地域での家族の在り方、
有名な大阪のだんじり祭りにその太鼓が使われ、その場面も描かれています。

とある番組にも紹介されていました↓


監督の纐纈(はなふさ)あやさんは言います。
「生き物を食べて、人は生きる。
その命を奪う行為が日常の暮らしの礎にあることを知ってほしい」と。

■僕が映画を見て思ったことは、
牛に対する気持ち、
職人としての心構えとても素晴らしく、
と殺の手際の良さ、
家族の分業が素晴らしく美しく見えました。

ほぼ1本のナイフで1頭の牛を解体していく業は、
圧巻でした。

冒頭と最後の牛の眉間に最後の一撃を打つ場面、
あえて淡々とこなし、
映像も血や斬首の場面をカットしていて制作側の意図に好感がもてました。

自分が鶏をさばくときも思いますが、
全部無駄にすることなく、
有難くいのちを頂こうと思うのです。

そして、その手間がほんとうにかかります。
自分でさばいた後にスーパーで、
1匹に1個しかない砂肝が8個で248円で売られていて、
これは本当に正当な価格なのだろうかと疑問を抱きました。

命を頂く、
そしてそれをと殺する仕事の人の報酬として
あまりに価格が見合っていない気がしたのです。


映画ではと殺のシーンだけでなく、
家族の4世代の温かい場面が数多く描かれています。
この主役の北出ファミリーがとても素敵なんです♪

孫の結婚式への服を探して、足を骨折してしまいますが、
退院して戻ってきた時の家族の対応がユーモアと温かさに溢れていて、ほんわかしました。

やはりいのちと向き合い、常に関わるからなのでしょうか?
文字通り「いのちを食べて、いのちは生きる」ことを心から理解している人たちなのでしょう。

102年続いたと殺場が閉鎖を迎える時の
一抹の寂しさは何とも言えませんでいた。

牛を飼わなくなった来た井出さんは、
そこで太鼓を作る方にシフトするという柔軟さをもっていたのです。
そこに素直に感動しました。

そして、
大阪のだんじり祭り、
太鼓の制作も初めて見れて良かったです。

江戸時代から使われている太鼓は、
内側に張り換えの時の職人の名前が書かれていました。

こんなにも手間をかけて、
牛の皮も使われていくのが見れたのがとても良かったです。

上映後に次女が書いてくれたイラストです。

小学1年生はこの映画でどんなことを学んだのでしょう?
下のアンケートにも鋭い部分を見出していて、驚かされました。


■上映会で参加してくれた方が書いてくれたアンケートを紹介します。
・最初は精肉店の話と聞いていたので、想像していた話とちがっていて、ビックリした。命のこと、まわりとのつながりなど色々と考えさせられた映画でした。(20、女性)

・命をいただくとそのための手段をして差別が発生することが生きることの多面性をあらわしていると思いました。ありがとうございました(50代、女性)

・牛を割るのも、太鼓を張るのも初めて見ました。屠畜場が動いているのも初めて見ました。最後の話を聞いて、やっぱり仕事はトータルな方がいいんだなと改めて感じました。(50代、男性)

・とても深い作品で感動しました。(50代、男性)

・食の大切さを知りました(60代、男性)

・ていねいに仕事をする、ていねいに生きる姿とても心地の良いこと。この家族にたくされた牛は幸せだな…。肉が苦手な私はわぁ…と思うシーンもありましたが、しっかり見ました。ありがとうございました(50代、女性)

・最初の方は衝撃的でしたが、色々と繋がっていること。人柄や人生観が伝わってすごくよかったと思います。(30代、男性)

・うしのいのちをもらうときくるしそうにならないようにきをつけて、すごいな~とおもいました。どうもありがとうございました。(小学生)

・時代の流れで家業でできる仕事がなくなるのはさびしい。とてもいい家族でした(40代、女性)

・食べののが食卓に並ぶまでに、生きものやそれに関わる人々の背景、ストーリーがあって、生々しく、活々としていて、印象深かった。タイコ作りもふくめて、命のダイレクトなつながりを感じました。(30代、男性)

・と殺シーンはショッキングだったけど、今私たちがこうしてお肉を普通に食べれているのは 差別、偏見などをうけながらも加工してくれる人たち、そして牛さんたちだということをリアルに知ることができた。こういうものは普通お肉を食べていても見たがらない人が多いけど、少しでも多くの人がこういうのをみて、心を動かされるといいと思った(中学生)

・「いただきます」「ごちそうさまでした」には料理を作ってくれた人だけでなく、食べられる状態にして届けてくれる人、何より生き物に感謝の気持ちを込めるという意味を改めて実感しました。何気なく言っていたこの言葉の本当の意味を分かることが出来ました。ありがとうございました。(20代、女性)

・前から見たいと思っていた映画なので機会をいただけて良かったです。ありがとうございました。またお願いします。(20代、男性)

・部落問題を改めて知った。タイコの張り替えに感動。(60代、男性)

・思いがけず、とっても素晴らしい映画に出会えてうれしかったです。この映画を作っていただいて、観ることができた出会いに感謝です。終了した時、拍手したくなった映画でした。色々な内容をもりこんであり、ゆっくりとうけとめて考えて、生きていこうと思います。日々の生活にとても結びついた大切な話だったと思います。(40代、女性)

・牛に対するスタンスがとても素晴らしく、太鼓の制作も初めて見れて良かったです。北出ファミリーがとても素敵でした♪孫の結婚式への服を探して、足を骨折してしまいますが、退院して戻ってきた時の家族の対応がユーモアと温かさに溢れていて、ほんわかしました。牛の眉間に最後の一撃を打つ場面、あえて淡々とこなし、映像も血や斬首の場面をカットしていて制作側の意図に好感がもてました。(30代、男性)


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母島の七五三

2016年11月30日 | 母島 暮らし 子供
■11月23日、無事に次女が月ヶ岡神社の七五三を終えることができました☆

日頃より、お世話になっている皆様のお蔭です。
ありがとうございます!

■七五三の起源は室町時代といわれ、
江戸時代の武家社会を中心に関東から全国へ広まったとされているそうです。

当時は乳幼児の死亡率が高く、
生まれてから3〜4年たってから
現在の戸籍にあたる人別帳や氏子台帳に登録したそうです。

そのため、
七五三のお祝いは今まで無事に成長したことへの感謝と
幼児から少年・少女期への節目に
これからの将来と長寿を願う意味を持っているそうです。



■今回、次女は妻自身が7歳の時に使用した着物を着ることになりました♪

40年前とは思えないほど、今も鮮やかな着物です☆
妻のお母さんが近所の方にお願いして作って頂いたものだそうです。
昔の人は本当に何でもできて凄いなと感心します!!

今回は妻が自分の娘の仕立てを直していて、
当時の自分の親の気持ちの背景を知る情景がとても感動的でした。


ただの写真を撮るだけの儀式と思っていた七五三。
過去に内地の「写真館」で
長女も次女も綺麗なドレスや着物で写真を撮りました。

が、島で行った七五三はそれとはまったく違うものでした。
気候は暑いし、
着付けは大変だし、
本人も嬉しいけど、辛そう…。

でも、
島で自分たちで参加した島の七五三は…
親が子供の無事の成長に感謝し、
これからの未来へ祈り、
自分の親の意識にも触れて、
着付けも島の知人に手伝ってもらって、
同級生と一緒に祝ってもらって、
なんだか本当に感謝の気持ちばかりが溢れるものでした。

七五三って写真を撮るのももちろん大事ですが、
こんなにも色んな事に想いを馳せて、
感謝できる行事だとは知りませんでした!


96段の階段を転ばないように、お友達が上がってきています☆

■式の前に着物姿ではしゃぎ合うのも、
せっかくした着付けが崩れるかもとハラハラしながらも、
なんだかとても微笑ましいものでした♡


母島の七五三は月ヶ岡神社例大祭の日に、
父島から宮司さんを呼んで執り行います。


この日は島全体が祭りモード一色です♪
そんな日にみんなに祝ってもらえるなんて、なんて幸せ者なのでしょう☆


今年の次女の学年は比較的、女子が多い学年で、
七五三参加の女子はなんとみんな申し合わせたかのように着物でした♡
みんな可愛いぞ♪

同級生の中には祖母の着物(90年前!)を着ている友達もいて、
なんだか時空を超えて、
かけがえのない命を祝う儀式なのだな~としみじみ思いました☆


式後は気持ちのいい海へ。


長女も一緒に歩んでいきます☆

そして子供たちみんな、暑い中みんなよく頑張ったね!
が晴れ姿をして、みんなで素敵な姿を見せてくれました♪

そして、
そんな七五三は島の多くの方が支えてくれています。

こうして無事に子供たちが育ってこれたのも、
皆さんのお蔭です。
どうもありがとうございました!

そんな温かい島の温かい七五三でした(*^_^*)

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ローゼルの種取りとラストの加工

2016年11月26日 | ローゼル
■今年もローゼル最後の時期となりました。
出荷を終えた後は自家用の収穫と自家採取が待っています。

見た目は立派なのですが、
鮮度が落ちやすくなり、
ガクの中は茶色く枯れて、種が成熟してきています。


そのまま木に実をつけたままだと、こうして中が開いてきます。



そこの下にボウルを添えて、
トントンと叩くと、
小さな種が落ちてきます。

これが来年用の種になります。

なかなか買うことのできないローゼルの種なので、
種を絶やさないように最大の神経を使います。
毎年、様々な方法で種を取ります。


加工して残った種の部分も、
乾燥させて成熟させると立派な種になります。

収穫期前半は中が緑で、
なかなかいい種は採れませんが、
終盤は実の鮮度が落ちやすい反面、
種は成熟に向かっている時期ですので、
いい種が採れるのです。

自家採取を続けることで、
作物はよりその土地の気候、大地、そして人に合っていくといいますし、
実際、それを感じます。


自宅の台所に並んだこの光景が、
我が家のこの時期の景色であることが
なんだかとても嬉しいのです♡


■加工は全て妻の領域です♪
年々手馴れて来て、達人になってきます(*^_^*)


深紅の色が滲み出てくる美しいローゼル種、


ローゼルの塩漬け


そしてやっぱりローゼルジャムです♪

ローゼルを栽培して6年目かな?(最近不確かになってきました(笑))
少しずつですが、
島の秋の風物詩になってきたのが、
手応えとして感じられて、
なんだか嬉しいです♪

本当にありがとうございます☆
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【伝えるということ】 スーパームーンにヨガを想う。

2016年11月15日 | ヨガ
■昨夜は58年に一度というスーパームーンでした♪

娘たちと自宅の裏で見ました。

僕「いつもと同じ大きさじゃない?」
長女「え~一回りおおきいよ~」
次女「双眼鏡だとみえないけど、目で見るとうさぎさんが餅ついてるのが見えるね♡」

いつも月を見るたびに危篤の母に逢いに行った真冬のカナダでの満月を思い出します。
母島で見た月とまったく同じ月がカナダで見える不思議さ。

この夏ニュージーランドで月を見たという長女。
さっぱりと
「地球は丸いからね~」
と言われました(笑)。


関係ないけど、北港にオナガガモとマガモの♀が並んで井戸端会議をしておりました(笑)。


■3日間に及ぶ、不久先生の母島のヨガ教室も無事に終わりました☆

色々参加し、お手伝いさせて頂く中で、
沢山の学びがありましたのでシェアできればと思います。


【伝えるということ】
不久先生は人に100%伝わると思って話していないそうです。

それは受け手側次第でみんな違う解釈をするからですし、
言葉では正確に伝わらないからだそうです。

大好きな本「リトル・トリー」の素敵な場面を例に出して、
祖父がリトルトリーに言います。

「言葉は正確じゃない。言葉ではなく言葉と言葉の間の間合いや表情から感じ取れ。」←たぶんこんな感じ。

原文から引用すると↓ 
【言葉がもっと少なかったら、世の中のごたごたもずっと減るのに、と祖父は嘆く。
ぼくだけにそっと言ったこともある。
いつの世も馬鹿がいて、もめごとを引き起こすしか能のない言葉をせっせとでっちあげているのだ、と。もっともな話だった。

祖父は言葉の持つ意味よりも、その音、あるいは話し手の口調のほうに大きな関心を払った。
言葉のちがう人たちの間でも、音楽を聴けば同じ思いを共感できる。と言う。
それには祖母も同じ意見だった。
祖父と祖母が話し合うときがまさにそうで、交わす言葉の音とか口ぶりが大きな意味を持っていた。

「馬鹿げた言葉づかいのせいで、どいつもこいつもこじつけばっかりするようになる。
いいか、人の言葉にたぶらかされちゃならんぞ。言葉に意味なんぞあるもんか。
それより声の調子に気をつけるんじゃ。
そうすりゃ、そいつがうそを言ってるかどうか見抜ける」
祖父は言葉がやたらと多いことをつねづね腹立たしく思っていたのだ。
ぼくにももっともだと思われた。
 『リトル・トリー』より フォレスト・カーター・著】



人に伝えるとき、
一番伝わらないのが文字だそうです。

メールじゃなかなかニュアンスを勘違いされることが往々にしておりますよね。
伝わる順序として一番伝わらないのが文字で、

順に
文字

会話

詩(ポエム)

表現(アート、歌や劇など)

サイレンス
の順に伝わる度合いが変わっていくようです。

サイレンス。
言葉でも音でもなく、
静かに伝わる…
究極のコミュニケーション

そして個人的には「表現」が上位に来たことがとても腑に落ちました。

まだまだな自分を感じながらも、
いつも深い不久先生のお話はとても興味深いです。
父島ではまだクラスがありますので、
この機会にぜにどうぞ♪

不久先生、わざわざ母島までどうもありがとうございました!!

不久先生のFacebookページもあります。
よかったらどうぞ!

最後に今朝4時過ぎに、畑に向かう時に見たスーパームーンは夜に見た時より黄色く、
それもまた美しかったです☆

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母島 最近の渡り鳥 陸鳥編

2016年11月08日 | 母島 鳥
■小笠原は近くの陸地から遠く離れ、
太平洋の中にポツンと浮かぶ小さな島です。

僕が暮らしているそんな中の母島にも、
色々な渡り鳥たちがやってきます♪

鳥獣保護員になって2年。
元々バードウォッチャーではないので、
まだまだ初心者ですが、
少し撮りたまった鳥の写真があるので載せていきたいと思います☆

今回は渡り鳥、陸鳥編です♪

■ヤツガシラ

2015年3月6日 母島・元地で撮影

これは日本本土でもなかなかお目にかかりにくい、
超ド派手な鳥です。

はじめて見たときは、
「なんだ?あのマダガスカルみたいな鳥わ!!」
と驚いたものです。
トサカを上げると見事なルックスで、
ひらひらと飛び回ります☆
この鳥を見ることができるとなんだかテンションがあがります(*^。^*)


■ギンムクドリ

2016年2月2日 母島・評議平で撮影

なかなか遠くで大きく撮れていませんが、
結構可愛くてお気に入りの鳥です♪
内地では数少ない冬の渡り鳥だそうです。
デザインはかなり好きな感じです♡


■ハクセキレイ

2014年11月20日 母島・元地で撮影

写真は亜種ホオジロハクセキレイかな?
尾羽を上下に動かして、可愛いこの鳥。
翌年の春に地元・仙台でも見れて、
なんだか鳥の距離感の凄さを垣間見た気がしました(*^_^*)


■ミヤマガラス

2016年11月8日 母島・評議平で撮影

これは今日発見しました!
5年ぶりくらいの来島でしょうか?

島には内地に普通にいるスズメもドバトもカラスもいないので、
なかなか珍しい存在です♪
昔、ハシブトガラスが島にいた記録があるそうですが、
島では絶滅してしまったようです☆


■ホシムクドリ

2016年11月8日 母島・評議平で撮影

光の当たりようによってはとても美しいホシムクドリ。
星屑が羽一面に広がっている鳥です。

母島に2羽ほど渡って来ています。
イソヒヨドリ♀に似てますが、
キョウジョシギやムナグロと一緒に草地の地面をついばんでいるので、違いが分かると思います。
毎年、渡って来ていますが、
内地ではなかなか見にくい冬の渡り鳥の様です☆


■ツバメ

2016年10月20日 母島・評議平で撮影

毎年、通りすがりの休憩で1週間ほど見かける内地では当たり前のツバメちゃん。
こんな小さな体で空を飛ぶから不思議です☆
島では巣を作って滞在することはあまりないようです。

■ツグミ

2015年2月20日 母島・東港で撮影

島には戦後留鳥になったトラツグミがいますが、
こちらは渡ってくる少数派のツグミ。
時々お目にかかれます☆

他に写真は撮れていませんが、
オオルリや、ホトトギス、イスカ、アトリ、モズ、ジョウビタキ、ノゴマ、ツメナガセキレイ、キセキレイ、
ミサゴ、オオタカ、サシバ、チョウゲンボウ、トビ、コミミズク etc.....
など、意外と様々な渡り鳥たちが母島にもやってきます。

水に浮いて休めないのに、
こんな小さな体で大海原を渡ってくるのはいつも不思議でなりません。

きっと沢山の渡り鳥が海上で命を落としていることでしょう。
ですが、こうして母島で巡り合える微かな数の渡り鳥たちに、
なんだか不思議な縁を感じます。

それは自分も未知の島に渡ってきた生き物だからなのでしょうか(笑)?
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ミズナギドリの季節

2016年11月05日 | 鳥獣保護員 活動
■小笠原の秋と言えば、ミズナギドリ類の不時着があります。

ミズナギドリは繁殖以外をずっと海の上で過ごす海鳥です。

※写真はシロハラミズナギドリです。

巣立ったばかりのミズナギドリが街の明かりに寄せられて、
集落に不時着します。

本来であれば、そのまま翌朝には沖に飛んでいくのですが、
現実には車に轢かれたり、
ネコに襲われたりしてしまいます。
野生動物が人為的な理由で命を落とさないように、
この時期は夜間は保護し、
翌朝放鳥を行っています。


■今回の保護個体はアナドリさんです。

しかも頭部に産毛が残っているモヒカンちゃん。

低気圧が接近し、随分と荒れた日の夕方に集落で保護されてきました。
天気が落ち着く翌朝に放鳥を試みます。


凛々しく立つのですが、
なかなか飛んで行ってくれません。

登校前の次女も時間が迫り、
学校に行ってしまいました。


意を決して海に出たものの、
少ししたら羽のはっ水がうまくいかず、
溺れてしまい、再回収…

ずっと海の上で暮らす海鳥にとって羽のはっ水は特に大事なファクターです。
この個体はまだ巣立てる状態ではなかったのですが、
荒天で飛んできてしまったと予想されます。

水没による体温の低下を防ぐためにドライヤーで乾燥し、
翌朝リトライ。

うん、今度ははっ水もうまくいってる。
潜るし、いい感じだ。

30分くらい岸と水面と海中と羽繕いを繰り返し、
ようやく離陸し、
無事に沖に飛んでいきました。

めでたしめでたし。


■他には母島では割と珍しいカワウが来ていました!

なぜ海の上にウミウではなく、カワウなのかと僕も含め、多くの人が思いますが、
どうやら分布の違いがあろようです。

見た目的には良く似ていて、
口元後ろの形が小さく三角なのがウミウ。
今回の様に大きく四角なのがカワウだそうです。

東京湾でよく見るウはほとんどがカワウ。
北海道でよく見るのはほとんどがウミウ。

日本の鵜飼で知られて使われるのはウミウ。
中国の鵜飼で知られて使われるのはカワウ。


島のカツオドリたちと何やら話をしています。
お互い、渡りの旅の話でもしているのでしょうか?

眺めていると、すぐに海中から出てくるカツオドリと違い、
15秒くらいは海中に潜って魚を捕まえているカワウ。
さすがですね~

■また集落内でオガサワラカワラヒワの若鶏を発見!!
と思ったら、これは渡り鳥のマヒワだそうです!(11/12訂正)

母島ではオガサワラカワラヒワより珍しい渡り鳥のマヒワ☆

ちなみにオガサワラカワラヒワの♂はこちらです。

似ていますが、やはり決定的なのは頭部の黒い模様ですね。

オガサワラカワラヒワは現在のところ固有亜種で
母島列島と火山列島(南硫黄島など)でのみ繁殖が確認されています。

小さくて存在が地味ですが、
実は今現在小笠原で最も絶滅が心配されている鳥のひとつです!

母島列島の属島で繁殖し、
年々母島で見られる頻度と数が減っています。

日本本土のカワラヒワより、
ハワイに系統が近いらしいカワラヒワ。
現在は固有亜種ですが、
近い将来固有種に変わるかもしれないそうです。

人が持ち込んだネコやネズミの影響で、
人知れず絶滅にひんしている野生の生き物が存在する。

大自然は時に人の暮らしを根こそぎ奪い取るほどの猛威を振るうときもあるし、
こんなにも儚く、不安定な側面も持ち合わせています。

何が正解かもわからないし、
何ができるかも模索中ですが、
いつも沢山の感動と癒し、
そしてパワーをくれるこの大自然になにか恩返しができないか考えています。
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