無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、自給自足Life。~持続可能で豊かで自然な暮らしの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

田鯉をさばいてみました。(鯉の洗い編)

2012-12-25 23:15:10 | 日々の自給農園
本日、

連日、マイナスの朝夕の寒波。
冬至も過ぎ、一日一日、日が長くなって早く温かい春になってほしいものです。




今日は、Azumino自給農スクールの田んぼコースでお米の栽培中、田んぼに放していた田鯉を捕まえるために、
久々に預かったくれている友人の池に行きました。

信州長野では、昔から田んぼで鯉を養鯉してきた歴史があります。
海がない長野県では、川魚は貴重なタンパク源であったこと、田んぼの稲の害虫などを食べてくれ、除草効果もあり、
しかも鯉を出荷して副収入にもなる田鯉農法は、つい最近まで盛んに行われていました。

しかし、化学農法が主流になると、手間もかかる田鯉農法は廃れてしまいました。

今回、数匹の食用の鯉を田んぼに合鴨と一緒に放ち、稲作と鯉の関係を実験的に行ってみましたが、
合鴨農法と相性もよく、田んぼでの繁殖、養殖の効果も実証され、とてもよい勉強になりました。


また鯉は登竜門で縁起の良い魚で、全国的には男の子の節句時に鯉のぼりなどで登場します。
現在も長野県佐久市を筆頭に、お正月や、結婚、出産の縁起の良いものとされ、お祝い事に欠かせない魚で、
鯉こくや、鯉のお刺身(洗い)、旨煮(大和煮)に料理されて出されます。

わたしも小さい頃から、父が鯉こくを作ってくれ、大好きなお味噌汁でしたし、
鯉こくが食べたくて、魚釣りを始め、川で釣って、泥を吐かせて調理して食べていました。


今回は、田んぼに放していたこともあり、念入りに泥を吐かせること、そして旨みを増すためにも清流で寒締めしたいところ、
友人のおじいちゃん家の湧き水の池をお借りして、10月から2カ月間飼ってもらっておりました。




鯉は、昔から母乳の出が悪い女性に重宝がられ、
肉食をせず、玄米菜食であるマクロビオティック(玄米菜食)でも例外的に調理され食べられる動物性タンパクでもあります。

今回は、マクロビオティック大家の大森一慧先生のレシピで鯉こくを作ろうと思い、
池に氷が張る前に、捕まえようと今日の捕獲に至ったわけです。

捕まえた鯉には、生命をいただく感謝の祈りをささげてから締めました。
マクロビオティックの鯉こくでは、「食物全体」の考えから内臓も鱗も骨も全部食べるため、
鱗をつけたままさばくのが特徴です。




田んぼで自由に泳ぎ、冷たい綺麗な清水で泥を吐かせたためか、
身が締り今までさばいた鯉の中で一番美味しそうだったので、鯉こくに調理する前に、
毒見で鯉の刺身「洗い」にしてみました。


さばきたての鯉の身を清水で清め締めた「洗い」は、臭みは全くなく、歯ごたえよく噛みしめると甘みがあり、

海の魚でいえば、ブリの若い時のイナダっぽい感じでした。

伝統的なつけダレの酢味噌だけでなく、醤油にワサビでも美味しかったです。

食べるための農業、自給農では、田鯉農法も一つの方法かと思いました。

もちろん、帰ってからさばいた鯉を鯉こくに調理したので、今後のブログでご紹介出来ればと思います。

2013年度の自然菜園講座の一つ「あずみの自然農塾2013(第7期)」の募集が始まりました!(12/25~2月末)

2012年12月の講座での集合写真
「あずみの自然農塾2013(第7期)」の募集が始まりました!(12/25~2月末)
先着24名。耕さず、草と虫を敵としない川口由一さんのはじめた自然農に特化したシャロムヒュッテに1泊2日しながら、全10回の体験型ワークショップです。

耕さない田んぼに、畑で実際に、自然の理を学び、実践できます。
しかも、自分の小さな菜園区画が付いているので、3~12月の間自然農で野菜を育てることができます。

半農半Xの暮らし、自然農にご興味がある方にお奨めの講座です。

只今準備中ですが、
自然農法で自給自足の農園が学べる「Azumino自給農スクール2013」
穂高養生園で、日帰りも食事、宿泊もできる自然菜園入門講座も間もなく募集がはじまります。
お好みでお選びください。

【お迷いの方へ】
・耕さない自然農を学びたいなら→「あずみの自然農塾2013(第7期)」
・無農薬栽培の基本から応用を学び、我が家の自給率をアップしたいなら→「Azumino自給農スクール2013」


1月23日(水)は長野、9日(水)松本で、
無農薬ずくなし家庭菜園教室の菜園プランと土づくりをテーマに、「春準備号」がはじまります。

長野メルパルク教室
長野城山公民館教室
松本教室

【拙著のご紹介】

『これならできる!自然菜園』


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マイケルジャクソンと在来蕎麦のコラボ at穂高神社 蕎麦とりい

2012-12-19 10:48:50 | 日々の自給農園
本日、


昨日午後、来年度の穂高養生園の菜園ワークショップの田畑の打ち合わせをした後、

穂高神社の蕎麦とりいさんに誘われて、
年忘れ新そば祭りMICHAEL JACKSON LIVEに行ってきました。


蕎麦とりいさんのご主人中村夫妻は、元々シャロムヒュッテのスタッフ。
松本の名店「蕎麦野麦」に蕎麦を勉強に行っていたのがきっかけで、今年2月22日から、穂高神社の鳥居の近くで蕎麦屋を開業した若き蕎麦屋さんです。

奥さんの作る蕎麦の焼きかりんとうなどは絶品で、そちらの人気も上々です。

野麦さんで修業しただけあって、9割の細蕎麦。
個人的には、3日間煮込んだ揚げが乗っている温かい「きつね蕎麦」がこの時期最高で、
のど越しの良いソバ、出汁の効いた汁、油抜きされ丁寧な仕事が光るお揚げさん。
最後まで汁が飲める、心身ともに温まる一品です。

お店は穂高神社に駐車場があるため車でも来れ、駅からも徒歩数分で来れる便利なところです。

今回は、年末にご主人が大好きなマイケルのコンサートを見ながら、蕎麦を食べる世界初!?の企画に、
うちで自然農法で育った信州小諸の在来蕎麦を使ってくださるということになり、久々のマイケルコンサートに行ってきました。


マイケル・ジョセフ・ジャクソン(Michael Joseph Jackson、1958年8月29日 - 2009年6月25日)は、アメリカ合衆国のレコーディングアーティスト、エンターテイナー、実業家。
「ポップ・ロック・ソウルの真の王者(the true king of pop rock and soul)」、
または「ポップ界の王(King of Pop)と称される。
ギネス・ワールド・レコーズでは「人類史上最も成功したエンターテイナー」として認定されている。

誰もが知っている彼ですが、私は、恥ずかしながら映画「THIS IS IT」を見るまで全く知らず恥をかいたことがありますが、
面白くて映画館で2回も観ました。




今回は、店内に張ったスクリーンに、1992年のマイケルコンサートが上映を観ながら、
蕎麦を食べられるとあって、遠くは木曽から十数名が、蕎麦とりいさんに夜な夜な集まって、
美味しい蕎麦を舌鼓しながら楽しみました。

うちの在来蕎麦が、縁あってこのような機会にみんなに味わってもらえ嬉しかったです。
まだ打ち合わせ段階ですが、もしかしたら、日本みつばち巣箱講座などもお店でやるかもしれません!

まだ、蕎麦とりいに行ったことがない方、年越し蕎麦には是非穂高神社の参拝と一緒にお立ち寄りくださいね。

2013年度の自然菜園講座の一つ

2012年12月の講座での集合写真
「あずみの自然農塾2013(第7期)」の募集が始まりました!(12/25~2月末)
先着24名。耕さず、草と虫を敵としない川口由一さんのはじめた自然農に特化したシャロムヒュッテに1泊2日しながら、全10回の体験型ワークショップです。

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12/16(日)第9回講座「農業の今-これからの私たちの生き方」に参加して

2012-12-18 09:50:33 | 出張菜園教室
本日、

先日の日曜日、縁あって第9回講座「農業の今-これからの私たちの生き方」シンポジウムに参加させていただきました。

主催の信州自遊塾さんは、信州を愛する人々の中には、それぞれの分野ですばらしい活動を行い、ものを考え、作り出している人々のネットワークをつくり、新しい時代の人間の幸せを、真面目に楽しく、考え、学ぶ場をつくっており、今までに8回にわたりシンポジウムを3.11以降行っている団体です。

最初に、ケーナの演奏があり、今話題の映画『モンスタントの不自然な食べ物』のダイジェクト版が流れ始まりました。


第1部 講演「日本の農業の現実」というテーマで、講師に元県農業関係試験場職員 日本作物学会・日本雑草学会・日本育種学会会員 の堀内壽郎さんでした。

限られた講演時間に、農業の原点から、農薬、化学肥料、遺伝子組み換えに至る日本の農業の現状を教えていただきました。

講演後、先生から直接聴いた身震いを感じる一言をご紹介すれば、
「原子力汚染には半減期といって、時間と共に減少する傾向があるが、いったん自然にばら撒かれた遺伝子組み換えされた植物などの遺伝情報は、回収は無理で、どうすることもできない」と。


第2部のパネルディスカッション「土とともに生きる幸せ、安心安全な食べ物を」に参加させていただいた私の他に、
パネリストには、いつもお世話になっている安曇野地球宿の増田望三郎さん、
地元のブランド米専業農家の若手ホープ浅川拓郎さん、そして、信州自遊塾の塾長松本猛さんが司会で行いました。




第3部には、テーブルトークを行いました。

展示を行っている農業実践者9名のテーブルを選び、ワールドカフェ風のミニ分科会トークを行いました。


バジルクラブの鈴木さんは、カモの鎮魂祭風。


合鴨農家津村さんは、油の自給を前面に、トマトジュースなど農産物が並び、


安曇野農業経営の会さんのブース。


地元にいち早く移住し、移住者の先輩で、リンゴ・モモ農家さんの松村さん。たんじゅん農法やウーフを紹介していました。

パネリスト、テーブルトークに参加していたため、全部を客観的に見ることはできませんでしたが、
170名を超える参加者が、選挙の当日にも関わらず参加してくれ、大盛況な講座になりました。


2013年度の自然菜園講座の一つ

2012年12月の講座での集合写真
「あずみの自然農塾2013(第7期)」の募集が始まりました!(12/25~2月末)
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耕さない田んぼに、畑で実際に、自然の理を学び、実践できます。
しかも、自分の小さな菜園区画が付いているので、3~12月の間自然農で野菜を育てることができます。

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鶏小屋に、合鴨を移動

2012-12-15 09:09:11 | 自然自給養鶏
本日、時々




山裾の農地はすっかり雪で覆われ、まるで1月の景色。
今年は、先日降った積雪10cmの雪で真っ白です。


合鴨を飼っていた池も凍ってしまったため、
急きょ、合鴨ゲージに入れニワトリ小屋に移すことにしました。

合鴨は水鳥です。
餌を食べる際に、水がないと喉を痞(つか)えて死んでしまうほど、水が必ず必要なトリです。




合鴨を入れたばかりの写真です。

完全に両者ビビりまくり、2手に分かれてしまいました。

馴染んで慣れてくれればなーと思います。
しばらく様子を見てみたいと思います。


先月産まれたヒヨコたちは元気です。

ドブネズミたちに食べられないように、別ゲージの中で少々窮屈そうですが、
母鳥と一緒にすくすく大きくなってきています。

来春位から、卵を産むほどに成長することでしょう。
それほどに大きくなるまで、ネズミの来襲は警戒が必要です。

元々家禽(かきん)をこれほど飼うとは思っていませんでした。
縁あって始めた家禽との付き合い、まだまだ不慣れで勉強の余地が多々ありますが、
卵や肉の自給のみならず、野菜の残渣を食べてくれたり、除草してくれたり、少し身近にいてくれると大いに助かる存在です。

今年は、合鴨の孵化に再度挑戦してみたいものです。
合鴨も自給できたらいいなーと思います。



1月23日(水)は長野、9日(水)松本で、
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Azumino自給農スクール12月その3(米の試食&餅つき)

2012-12-13 08:49:18 | Azumino自給農スクール
本日、


Azumino自給農スクールでは、自然菜園を学ぶ畑コースの他に、自然稲作を学ぶ田んぼコースがあります。

田んぼコースでは、無農薬栽培の稲作の基礎から、応用まで体験学習し、今年は合鴨だけでなく、鯉を一緒に放す「合鴨田鯉併用」を試みました。

その田んぼで育ったお米を美味しく食べるとぎ方を紹介しました。
今のお米は、砕けやすく、昔ながらのとぎ方では、お米が欠けてしまいます。


2日目に搗く、もち米は、1昼夜冷水に浸水させておくことで、蒸しあがりがよくなります。


初日の晩に、6種類のお米のブランドテストを行いました。

コシヒカリ、つや姫、農林48号、亀の尾、イセヒカリ、ハッピーヒルと自分たちの育てたお米などを一時に食べ比べ、
お米の微妙な、色、ツヤ、触感、風味など五感をフルに使ってのチャレンジでした。

6品種すべて当てた方も1名いました!凄いことです。

残ったお米は、自分たちで育てたお米、良く噛みしみてカモ鍋と一緒に美味しくいただきました。


2日目は餅つきです。
前日から臼(うす)と杵(きね)に水を張っておき、割れるのを防ぎます。
餅を搗く直前には、熱湯を張り直し、温めておくと餅がくっつきません。昔からの知恵です。


田んぼコースで採れた幻のもち米「白毛モチ」。
古代品種で、収量が少なく、倒れやすいので栽培者が少ない貴重品種です。
コクがあり、きめ細かく、伸びがいいことと、無肥料で育てやすい品種なので、
みんなで育てて、竈(かまど)で蒸して、お餅にします。


餅つき=鍬使い
全く同じではありませんが、腰と腹の使い方はよく似ています。

スクールでは、現代人が忘れてしまった身体の使い方を農具や餅つきなどの機会に見直します。


黒い玄米モチも搗きました!
黒米種「しなの深紅」というモチ種の黒米を玄米で搗くと紫のお餅になります。


当日、とても寒かったので、
安曇野地球宿さんの好意で、室内では、搗いたお餅を鏡餅にしたり、


友人の巖本ご夫妻のご協力もあって、「白毛モチ」のワラを使ってのしめ縄飾りを行いました。

年末年始の昔からの営みを体験出来る会になりました。

やってみると、お餅つきもしめ縄飾りもみんな楽しげで、集中しながらせっせと手分けしながら出来ました。

自給できる喜びを分かち合いたくて始めたスクールですが、思った以上にみんな喜んでくださるので嬉しいものです。
今年度も無事終わり、3月からの2013年のスクール準備を12月中に調えて、さらなる充実を練っていきたいと思います。

Azumino自給農スクールでは、食べるものをもっと身近に、美味しく、命をつなぐところまで体験を通じて感じていただけたらと思っております。

さらにパワーアップする2013年のスクールの各コースの生徒さん募集は1~2月末の間で行います。
自然育苗コース(旧:育苗コース)3~5月
自然稲作コース(旧:田んぼコース)3~12月
自然菜園コース(旧:畑コース)3~12月
自給農コース(旧:田畑コース)3~12月

来年度は、更に出版記念で、本に書いたこと、書けなかったこと、それらをわかりやすく体験しながら学ぶ場にできればと、準備しておりますのでお楽しみに~。



1月23日(水)は長野、9日(水)松本で、
無農薬ずくなし家庭菜園教室の菜園プランと土づくりをテーマに、「春準備号」がはじまります。

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Azumino自給農スクール12月その2(野沢菜漬け2&合鴨の解体)

2012-12-11 08:48:42 | Azumino自給農スクール
本日、

安曇野はで真っ白です。最低気温-11℃!?凄い寒いです。

さて、前回のブログの続き、Azumino自給農スクール12月初日の続き、野沢菜漬け2&合鴨の解体です。




遅まきの野沢菜は、小さいけれど霜に何度も当り、旨み倍増で切り漬が楽しみに育っていました。


安曇野地球宿さんの玄関先を使わせていただいて、野沢菜の洗い(お菜洗い)、
そして切って、塩を振って簡単調理後、袋に詰める超簡単野沢菜の切り漬の完成です!

養生園、シャロムヒュッテでも同様の野沢菜切り漬をしましたが、育った畑が違うと野沢菜の風味が異なり面白いものです。


6月から田んぼコースで、みんなの田んぼで飼っていた合鴨くんです。

田んぼに生えるコナギなどを食べてくれるので、田んぼが2~3回ヒエ取りに入るだけで、草が全くなくなってしまう凄い存在。
田んぼで自由に育った合鴨が今日みんなの手で、解体され肉になります。




首をのばし、頸動脈を2か所切りこみを入れ、逆さにして放血させます。


90℃のお湯で、ちょうど1分。熱いお湯で合鴨の毛が抜けやすいようにします。




固い毛から取り始めて30分ほどで、合鴨が見た目に美味しそうな肉になっていきます。




ヌディーになった合鴨を地球宿の望さんにご指導いただきながら解体していきます。


合鴨の部位、モモ、ムネ、ササミ、そして内臓のハツ(心臓)、レバー(肝臓)、砂肝と解体していきます。


砂肝は文字通り、砂が詰まった内臓で、石をこすり合わせることで消化を助ける大切な臓器です。


内臓は、衛生的にも汚いので、最後にまとめて行い、それ以外の肉に触れないように心がけます。

野菜も肉も、生き物で生きていたものの命をいただきます。
自分で育て調理することで「いただきます!」の気持ちが心から言えるようになるから不思議です。

長野県の諏訪大社には「諏訪の勘文」という呪文がり、その内容は「仏教の慈悲と狩猟の殺生は両立する」という説であります。

諏訪大社にはこの説を狩猟の免罪符「鹿食免」として発行、同時に発行する「鹿食箸」という肉を食する箸を授かったものは獣の肉を食することができるという許可をしてきた歴史があります。

諏訪をはじめ長野県は寒過ぎて、海も遠く、狩猟の肉食が越冬には欠かせなかったのかもしれません。
命をいただくことは、野菜もお米も同じですが、カモはで肉にするまで動いているので、一層感謝の念が出ます。

今は、食べ物というより、食品という名の商品が多く、流通の事情、フードマイレージ、価格などで食べ物の原点が遠くなって見えにくくなっています。

Azumino自給農スクールでは、食べるものをもっと身近に、美味しく、命をつなぐところまで体験を通じて感じていただけたらと思っております。

さらにパワーアップする2013年のスクールの各コースの生徒さん募集は1~2月末の間で行います。
自然育苗コース(旧:育苗コース)3~5月
自然稲作コース(旧:田んぼコース)3~12月
自然菜園コース(旧:畑コース)3~12月
自給農コース(旧:田畑コース)3~12月

来年度は、更に出版記念で、本に書いたこと、書けなかったこと、それらをわかりやすく体験しながら学ぶ場にできればと、準備しておりますのでお楽しみに~。



12月5日(水)は長野、12日(水)松本で、
無農薬ずくなし家庭菜園教室です。

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Azumino自給農スクール12月(自然堆肥造り2&麦踏み)

2012-12-10 10:04:51 | Azumino自給農スクール

本日、

朝起きたら、家の前が雪で真っ白です。

昨日、安曇野地球宿さんで1泊2日の今年度最後の「Azumino自給農スクール」も大雪が積もる前に無事終えることが出来ました。

「Azumino自給農スクール」一年間、みんなで自然菜園と自然稲作ができよかったです。




今年最後の野良仕事は、麦踏みと堆肥造りの続きになりましたが、
この2つは共に、自然菜園をステップアップさせるのにはとても大切な野良仕事です。

それは、畑に麦を育てることで、土がムギの根で深く耕され、ワラが自給でき、草マルチの上からワラマルチを重ねることで、団粒構造が発達し、
更に自然菜園の土が一層育つからです。

つまり、菜園にムギを育てることで、深く浅く土が耕され育ちます。

そして、『これならできる!自然菜園』(農文協))でも、自然菜園にはステージがあり、更に土づくりにステップが3つあるとご紹介したように、最初からなんでも良く育つ畑(ステージ2~3)以外は、

初期に、完熟堆肥の投入が有効で、そのための堆肥造りも先月行いました。
堆肥と緑肥(麦)をWで活用することで、短期間で土がよく育ち、持続可能な菜園の基礎ができます。





前回、11月に仕込んだ堆肥にかけてあったブル―シートや絨毯をはがすと、


有機物が発酵し、白っぽく乾燥していました。

65℃以上の発酵熱で、水蒸気は拡散し有機物は乾いてしまうので、このままにしておいても発酵は止まり、よい堆肥にはなりません。


そこで、水を加えながら、参加者全員で堆肥の切り返しを行いました。


水を加え、空気を入れながら切り返すことで、堆肥は再度発酵し始めます。

お味噌や醤油造りのように、発酵を活かした自然堆肥造りは確かに手間はかかりますが、
美味しい野菜が育つ菜園の初期には、とても役立つ手立てになります。


再発酵がスムーズに進むように、再び絨毯などを覆い、堆肥の発酵を促します。

市販の堆肥の多くは、産業廃棄物で、必ずしも良質とは限らない点と、輸入飼料と抗生物質などを中心に短期間育てた家畜の糞尿が主流です。

できれば今回のように、身近な畦草や、ソバやムギのワラ、モミガラなど地域で手に入りやすい有機物資材を中心に、
堆肥そのものも自給できると、畑によっても風土を活かした土づくりになるのでお奨めです。


実際に、草や落ち葉をふんだんに使った草質完熟堆肥(自然堆肥)で育てた野菜は、風味がよくなり、保存もよく、自家採種できる野菜が育ち最高です。

Azumino自給農スクールでは、拙著『これならできる!自然菜園』(農文協)でもご紹介した自然菜園のつくり方や、野菜の栽培方法を基本から実践方法まで学べるスクールです。

さらにパワーアップする2013年のスクールの各コースの生徒さん募集は1~2月末の間で行います。
自然育苗コース(旧:育苗コース)3~5月
自然稲作コース(旧:田んぼコース)3~12月
自然菜園コース(旧:畑コース)3~12月
自給農コース(旧:田畑コース)3~12月

来年度は、更に出版記念で、本に書いたこと、書けなかったこと、それらをわかりやすく体験しながら学ぶ場にできればと、準備しておりますのでお楽しみに~。



12月5日(水)は長野、12日(水)松本で、
無農薬ずくなし家庭菜園教室です。

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あずみの自然農塾12月(もちつき&味噌造り)

2012-12-07 08:23:03 | あずみの自然農塾(シャロムヒュッテ)
本日、


先日のシャロムヒュッテでの今年最後の「あずみの自然農塾2012」では、




餅つきを行いました。

お餅の搗き方もいろいろありますが、せっかく覚えた鍬の使い方同様、
腕の力だけでなく、身体を一つにしてお餅を搗きます。

黒いのはおはぎではなく、シャロムで育てた黒米でついた紫玄米餅です。

この地方独特の食べ方、ダイコン下ろしと醤油でいただいたり、きな粉をつけて、青空の元けんちん汁と一緒に食べました。


前日から火入れしていた大豆も柔らかく煮えました。


水を切った茹で大豆をミンチャ―で挽いていきます。


ミンチャ―でひき肉状態に挽いた大豆は、同じ大きさに調えた味噌玉にしてスタンバイ。


地元の麹屋さんの麹です。

麹は、お米と麹菌から出来た大豆を味噌にしてくれる立役者です。
麹だけでは腐敗しやすいので、


味噌玉1個分の塩と麹を適量計っておくと、あとは混ぜるだけです。


塩と麹をまずは良く混ぜ、塩麹を作ります。

そこに味噌玉を1つ崩しながら、塩麹と良く混ざるように混ぜていきます。


あとは、空気を押し出すように、容器に密着するようにギュウギュウに塩麹と混ぜた味噌玉を詰めていきます。

大豆はとても栄養が高いので腐りやすいので、寒の時期に、手際よく、塩麹の力を借り、空気中の雑菌が容器に入らないように詰めて、夏まで冷暗所で発酵させます。

夏になったら、コウジカビ以外の雑菌が出てしまったら表面を取り除き、天地返しをし、容器や蓋をさらに殺菌して熟成させたら完成です。

来年度の「あずみの自然農塾2013」7期生の募集は、今しばらくお待ちください。
12月末頃~2月まで先着順で行います。





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あずみの自然農塾12月(野沢菜の切り漬&味噌・餅つき準備)

2012-12-03 09:12:36 | あずみの自然農塾(シャロムヒュッテ)
本日、

昨日で、3~12月開催の「あずみの自然農塾2012」が無事今年度終了いたしました。
1泊2日の自然農体験学習会。今年は、映画「よみがえりのレシピ」の上映会と重なり、素敵な締めになりました。

【1日目】

みんなで収穫した黒米もち米など、翌日の餅つきの準備から始まりました。

今回は、白いノゲが特徴の「白毛モチ」と、黒米「しなの深紅」の玄米モチを搗きました。
前日から冷水で浸水させておくことで、美味しく蒸せます。

最近のお米の精米技術は昔と違って高く、砥ぐように砥ぐと割れてしまうので、コツが要ります。


前日といえば、味噌造りは3日間かかるので、前日から水に浸水した大豆を、


この地区伝統の竈で大豆を煮はじめ、明日麹と合わせます


昨日は、朝まとまった雪が降ったので、みんなで蒔いた「野沢菜」畑も雪が被さっていましたが、


みんなでのこぎり鎌をつかってきれいに収穫しました。

「野沢菜」は、長野の野沢温泉の在来ツケナ。
自然農では、草の上から種をばら蒔き、草を刈っただけですが、十分大きく育ちます。


野沢菜の切り漬は、本漬けができるまでの即興漬けモノ。

食べやすい大きさに切って、


塩と昆布などで混ぜるだけ、数日後から食べ始めることができます。

昔みたいに大家族で一年分の漬けモノを準備する必要のない現代には、切り漬がもってこいです。

次回は、12月の自然農塾の2日目をお伝えいたします。



12月5日(水)は長野、12日(水)松本で、
無農薬ずくなし家庭菜園教室です。

長野メルパルク教室
長野城山公民館教室
松本教室

【拙著のご紹介】

『これならできる!自然菜園』


『コンパニオンプランツで失敗しらずのコンテナ菜園』

好評発売中~
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