無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

踏み込み温床の仕上げ

2018-03-29 18:19:22 | 自然菜園の技術 応用
新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)

自然菜園スクール2018只今、生徒さん募集中~


本日、

今日もプランタ―の新刊の最終校正に追われており、只管PCの前に座っておりました。もう少しで私の手を離れて、皆様の元に旅立ちます。






前回までのブログでご紹介した踏み込み温床も最低気温5℃でも20~25℃でキープしており、順調な地温をキープしております。




一応の防草シートの上から水平かどうか計り、この後、どの程度修正し、クン炭と土をどこに入れるか目安にします。




落ち葉の上に直接苗を並べるのが一般できですが、乾きやすく、ネズミも入りやすいので、私は、クン炭を敷きつめ、水平に近付け、




四隅に去年のトウガラシの種と実をちぎって敷きつめます。




その後、クン炭を鎮圧し、水平器で水平になるようにしていきます。




クン炭で水平を出してから、ふるった土を敷きつめ、その上に防草シートを敷き、木酢液を濃いめに薄めたものを散布して完成です。


地温も25℃に達し、いい感じです。

同様に、












ミニマム温床も水平をクン炭で作り、土、防草シートで覆います。

後は、いずれも黒いペットボトルとビニールでトンネルしたら、温床の完成です。

執筆校正を進めながら完成を目指しております。






3/8(木)スタート!! 千曲市戸倉創造館で2018年3~2月に千曲市教室開校します!!
『無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!自給稲作入門講座』

場所:戸倉創造館2階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円、一括申し込み15,000円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)




現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。

※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。


2018年土内容充実で、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

この冬の菜園ができない時期にこそ、知っておいてほしい土づくりの基本を行います。
次回から2回にわたって、今度は菜園の環境を調え、病虫害を出にくくし、体力や持久力をつけるトレーニング(菜園プラン)にするのかを行います。
少量多品目を育てることは農家さんでも難しく、家庭菜園ならではの最低限の知識や工夫を学び、病虫害、連作障害が起こりにくく、それでいて野菜を育てれば育てるほど土が良くなっていく菜園プランをご紹介する予定
です。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度も第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。
◆次回以降の予定
【テーマ】
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~野菜編~」
4/4(水)―  春の土づくり(畝立て、クラツキ、緑肥mix)、「ジャガイモとネギ」
5/2(水)―  夏野菜の植え付け(支柱&誘引、混植)、「トマトとキュウリ」
6/6(水)―  マメ科で土づくり、「ナスとトウモロコシ」
※自然苗販売会(18:00~18:25駐車場にて)


お楽しみに~
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自然菜園スクール/自然育苗タネ採りコース3月25日(日)(後半)「ミニマム温床とキャベツレタス育苗」

2018-03-29 07:32:25 | 自然菜園スクール
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自然菜園スクール2018只今、生徒さん募集中~


本日、の予報。暑い日が続きまずが、菜園は息抜き程度に、プランタ―の新刊の最終校正に追われており、室内業務遂行中です。

自然菜園スクール自然育苗タネ採りコース3/25の続きです。

実際に参加された方が、意外と最近よく口にするのは、書籍で読んだはずなのに、実際に観てやってみる(講座に出る)と知らなかったこと、わかっていなかったことが多いとおっしゃいます。
書籍は、書籍の良さ、講座は講座の良さ、いずれも補いあう関係だからだと思っております。
読んだことは忘れる、経験したことは思い出す、府に落ちたことは飛躍すると思っております。






外でもミニマム温床の踏み込みを行いました!

一番小さな温床のサイズでの温床造りも実体験していただきました。

これ以下のサイズだと温床の熱が失われやすく発酵が安定しないので、ミニマム温床と呼んでいます。




2年熟成温床もしっかり育苗土になっているのか発芽チェックします。

『自然菜園ハンドブック』に紹介したように、カブ、ハツカダイコン、ホウレンソウを蒔くことでどんな土に仕上がったのか、確認することが大切です。


ジャガイモは種イモを前もって緑化しておくことなども大切です。
















セルトレーでのキャベツレタスの種まきは、土詰め~水やりまでちょっとしたコツを積み重ねることで、発芽も育ちもよくなります。


実際に一緒に種まきして体験してもらいます。


最後に、新聞にくるみ、3日間のみ保湿することで、しっかりした発芽が揃います。






クン炭焼きも大好きです。

修行時代、バイトもかけもしていたので、短時間で、失敗なくクン炭を焼くことをみにつけました。

育苗にクン炭は欠かせません。

今回は、レアクン炭を焼きました。

焼きたてのクン炭を踏み込んだ温床に、翌日敷きつめるのが毎年のならわしです。


今回は、自然育苗講座、温床の踏み込み、セルトレイでの種まき、クン炭の焼き方と多義にわたりました。

次回の自然育苗タネ採りコースは、3/31(土)です。




3/8(木)スタート!! 千曲市戸倉創造館で2018年3~2月に千曲市教室開校します!!
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この冬の菜園ができない時期にこそ、知っておいてほしい土づくりの基本を行います。
次回から2回にわたって、今度は菜園の環境を調え、病虫害を出にくくし、体力や持久力をつけるトレーニング(菜園プラン)にするのかを行います。
少量多品目を育てることは農家さんでも難しく、家庭菜園ならではの最低限の知識や工夫を学び、病虫害、連作障害が起こりにくく、それでいて野菜を育てれば育てるほど土が良くなっていく菜園プランをご紹介する予定
です。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度も第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。
◆次回以降の予定
【テーマ】
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~野菜編~」
4/4(水)―  春の土づくり(畝立て、クラツキ、緑肥mix)、「ジャガイモとネギ」
5/2(水)―  夏野菜の植え付け(支柱&誘引、混植)、「トマトとキュウリ」
6/6(水)―  マメ科で土づくり、「ナスとトウモロコシ」
※自然苗販売会(18:00~18:25駐車場にて)


お楽しみに~
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自然菜園スクール/自然育苗タネ採りコース3月25日(日)(前半)「改良橋本式踏み込み温床の踏み込み」

2018-03-26 12:15:18 | 自然菜園スクール
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自然菜園スクール2018只今、生徒さん募集中~


本日、の予報。暑い日が続きますね。


前回の自然菜園スクール『自然育苗タネ採りコース』では、まず踏み込み温床の仕上げで必要なネズミ除けの焼きたてのクン炭づくりから始まりました。


元温床の土は、水分が多かったので、広げて山にして調整中です。しっとりと気持ちのよい育苗土に仕上がっております。






温床の底には、保温のために、通気性、保湿性の高い稲ワラを使用します。


4日目の予備発酵させた堆肥は、60℃に達し他他と湯気が立ち上り、ちょうど踏み込みのに最適な状態になっておりました。




ワラの上から、木酢液をかけてから、米ぬかを補い準備OKです。








堆肥の発酵ムラがなくなるように、端っこに踵で踏み込みます。

ところどころ、乾いた所などに、米ぬかや水を補ってあげると、よりよくなります。








水平になるように、しっかり踏み込みます。

水分不足にならないように、ネズミ防止のために木酢液を薄めたものを撒きながら、重ねて行きます。


あとは、クン炭で水平を出しや土を乗せ、防草シートを張ったら、完成ですが、クン炭が焼けていないので、

仮養生として、防草シートをかけて、濃いめに木酢液を薄めたものをかけて、あと1日で完成まじかです。


つづく




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この冬の菜園ができない時期にこそ、知っておいてほしい土づくりの基本を行います。
次回から2回にわたって、今度は菜園の環境を調え、病虫害を出にくくし、体力や持久力をつけるトレーニング(菜園プラン)にするのかを行います。
少量多品目を育てることは農家さんでも難しく、家庭菜園ならではの最低限の知識や工夫を学び、病虫害、連作障害が起こりにくく、それでいて野菜を育てれば育てるほど土が良くなっていく菜園プランをご紹介する予定
です。

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2年前の温床の掘り出し「育苗土と堆肥づくり」

2018-03-26 05:14:23 | 日々の自然菜園
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自然菜園スクール2018只今、生徒さん募集中~



本日、の予報。


前回の自然菜園スクール「自然育苗タネ採りコース」と昨日のスクールの間の温床の掘り出しをご報告。

2年前に温床として、その後、秋ネギ苗&ホウレンソウを栽培し、耕して冷床→ネギを去年の秋から春にかけて土寄せしながら育ててきた温床跡地。

いよいよ2年ぶりに今年は、温床として使うために、




春まで植えておいたネギの食べ残しを収穫、ネギ苗も順調に育ってくれました。




地上部に生えてきたハコベや麦たちは、鶏さんの春の貴重な青草としてプレゼント。




上の未熟有機物は育苗土にならないので、熊手で掻き取り、今年の温床に混ぜてあげます。


表層の未熟有機物を取り除いたら、ネギの根が張っているところ(地上から30~50㎝)の土は、育苗土に育っているはずなので、




取り出して、約1カ月ほど山積みして、(その間発芽実験をして)とどめの熟成をしてから育苗土としてすぐ使えます。




掘っていくと、元々田んぼだったこともあり、先日の雨や雪解け水が溜まっている未熟の層は、育苗土としても堆肥としても未熟なので、




10%の米ぬかと水を調整して(今回は水が多いので、足さず)持ち出して畑で堆肥として再発酵して使用しようと思います。

今回はほとんど持ち出しましたが、少ない場合や今年の温床の材料が足りない場合などは、今年の温床の予備発酵に混ぜて再使用することも可能です。





前回のブログでご紹介したスクールで予備発酵させた堆肥材料も、3日目の午前中で45℃を越え、順調な発酵の兆しです。

60℃に達したら(温度が下がってくる前に)、すぐに温床として踏み込みたいですね。


掘り起こして、数日は、乾燥させておきますが、その間ネズミに入られないように、うちでは、焼きたてのクン炭や木酢液を薄めたものを散布しておきます。


温床づくりは、育苗土づくりでもあるので、2年間ネギを育てながら、ネギの根に寄生する抗生物質を出す細菌やミミズたちによって団粒構造が発達した、病虫害が出にくい土を育て鍛えます。

2年に一度掘るので、毎年掘っていた頃に比べるとても楽で、しかも熟成されているので、発芽チェックさえ済めばすぐに使えるのも嬉しい宝物の副産物(むしろ、自家製育苗土が作りたくてやっている?)です。

この育苗土の特徴は、野菜の根が働けば働くだけ養分を出し、セルトレーから10.5cmポットまで万能で、クラツキ、有機物マルチ、畝立ての際のテコ入れ、プランタ―培土としても使える優れモノです。

ピートモスも鹿沼土もバークたい肥、ココヤシ繊維、パーライト、ゼオライト、バーミュキュライトなど市販の資材を入れなくても、
クン炭と畑の土(山土)だけで調整でき、水はけが良く、水持ちが良く、保肥力が高い、持続可能な自然育苗土です。


師匠たちに教わってきた、有機農業と自然農法の技術の極みのようなものです。




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自然菜園スクール/自然育苗タネ採りコース3月21日(祝)「改良橋本式踏み込み温床の予備発酵」(後半)

2018-03-22 18:29:28 | 自然菜園スクール
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本日、のち

前回のブログのつづきです。

うちでは、ここ11年ほど踏み込み温床という、堆肥の発酵熱で夏野菜の育苗を行っております。

2017年12月号の「現代農業」でもご紹介させていただいたやり方です。

しかし、最初の数年は、師匠たちから教わった従来の竹とワラで作った温床で、長期間発酵熱が保てず、切り返しをしたり、

途中からネズミが入って発芽した種子の食害やネズミの繁殖温床になったり、試行錯誤が続き、

竹がなかなかなかった寒冷地の長野県でも、長期間発酵熱を維持できるように、半埋めの方式に移行し、

堆肥の師匠から橋本力男先生から教わった、事前に予備発酵させておく温床と経て、改良を加えて現在の形に落ち着き、しかも高品質の育苗土に、輸入資材を使用しなくてもできるようになってきました。





発酵させるには、発酵の法則に適う必要があります。そのため、炭素資材(落ち葉やワラ、モミガラ)とチッソ資材(米ぬかや鶏床)を前もって計測して、材料集めをしておくといいでしょう。

私は、ここ数年落葉を一輪車1杯分ずつ、厚地のビニールにぎゅうぎゅうに詰めて、最低限の水を回しておきます。
※落ち葉は、お借りしている田んぼの側溝に溜まった、半分湿ったクヌギなど広葉樹を中心に、スギやイチョウなど発酵しにくい落葉が入らないところから集めます。

モミガラは、近くのお米農家さんから大量に出るので、貯めておきます。




チッソ資材の中心は、米ぬかですが、米ぬかの他にも半年以上熟成した鶏小屋の床土も加えています。

温床を作って、当初鶏を飼っていないときは、米ぬかだけよりも、ちょっと油かすを加えていましたが、平飼いの鶏小屋に投入しているモミガラは、鶏自身によって鶏糞と土と混ぜられ、よく発酵乾燥して臭くない状態で、踏み込み温床に加えると発酵熱がとても高くなるので、寒冷地の我が家では重宝しております。






最初に、モミガラを敷いたブルーシートの上に、落ち葉、モミガラ、鶏床土、米ぬかの順番に、炭素資材8に対して、チッソ資材2を交互に重ね、




山をくずしながら材料を混ぜていきます。

実際に、落ち葉はくっつきやすいので、酸欠で発酵が止まりやすいので、落ち葉と同量かその半分以上のモミガラ(切りワラ)を使用し、よく混ぜ、落ち葉がくっつかないように混ぜます。


その後、水分量70%を目安に、水を加えながらさらに混ぜて、






ハウスの片隅に、ブルーシートを引いた所に、山型によく材料と水が混ざっているか確認しながら、積んでいき、


薄地の♯1100番のブルーシートをかけておきます。

外に置く場所がないので、今回はハウス内ですが、ネズミが寄り付かない、場所であれば、踏み込み温床の場所の近くに積んでいくといいでしょう。

外は雪で、落ち葉12杯分と大量の有機物が、1時間半でみんなのお蔭で、堆肥の山になりました。

積み上げから3日目に45℃以上に発酵していれば、発酵の法則に適っていたことになるので、2年前の温床床の土を掘り上げ(育苗土にし)、そこに踏み込んでいきます。

踏み込みは、3/25(日)の自然菜園スクール『自然育苗タネ採りコース』で行う予定です。

今年は、引っ越してきて温床が1周する記念で、2年前の温床がどの程度育苗土になっているのか、見極めるのが楽しみです。

踏み込み温床は、電熱線の手軽な現代温床比べると、手間はかかりますが、高品質な苗と、育苗土が両方育ち、しかもネギやホウレンソウ、ネギ苗も育てることができて一石三鳥以上の恩恵があり、持続可能な農業だと思います。

より多くの方に、このやり方をご紹介できればなーと思っております。百聞は一見にしかず、興味のある方は、是非見に来てくださいね。

そうすれば、各自で自分に合った温床を作ることができるヒントになると思います。





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【テーマ】
1/10(水) -病虫害に負けない無農薬栽培の土づくり
2/ 7(水)-菜園プラン① 連作障害の出ないプランの立て方
3/ 7(水)-菜園プラン② 菜園プランの極意

こちらも冬の菜園の出来ない時期に、お楽しみに~
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自然菜園スクール/自然育苗タネ採りコース3月21日(祝)「温床土の再生=育苗土作り、ソラマメ・エンドウの育苗」(前半)

2018-03-22 05:22:16 | 自然菜園スクール
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本日、




昨日は久々の雪化粧の荒れた春分であり、自然菜園スクール【長野校】自然育苗タネ採りコース1日目の開校式でもありました。

自然育苗タネ採りコースは、自然菜園の縮図でもあり、不自然な栽培という行為に自然を見出す集大成でもあります。

今回のテーマは、「温床土の再生=育苗土作り、ソラマメ・エンドウの育苗」および「改良橋本式踏み込み温床」で、

座学で、まず自然育苗とは何か?そもそも育苗とはなにか?栽培とは何かを考え、野菜たちがそれぞれ自然に育つために、必要な知識とその力を引き出す技術を考えました。


今回使用する鶏床(自然発酵鶏糞)の鶏舎を見学し、健康な平飼いの鶏小屋も見学してもらいました。


雪でちょっと見にくいですが、秋から集めた落葉やワラ、草が今回の温床の材料で、ネズミ対策をして集めてあります。




ハウスの中に入ると、去年の温床が、ホウレンソウとネギ苗が元気に育っており、今年の冷床予定地になっております。


ネギ苗の下は、まだまだ未熟有機物ですが、ネギを育てることで、ミミズがたくさんおき、分解がどんどん進んでいる感じです。

まだ、育苗土にはほど遠い土ですが、




もう一年ネギを育てながら土寄せすると、


すでに育苗に使えそうな土が出来上がっています。

うちでは、踏み込み温床の土を最小限の手入れで、ネギなどを育てながら、2年培い育苗土に育てていきます。



育苗土のブレンド、




水分量の調整




土詰めなど参加者からは、実際に来て見ると、今まで自分でやっていたことが、基本をはずしていたから失敗してことに気づきがあったと反省会でおっしゃっていました。

「百聞は一見にしかず」で、私も自分で栽培をしながら、毎回師匠たちの畑で、いろいろな気づきがあり、今があります。






芽出しをしたソラマメを育苗土に植える注意点や




エンドウの場合、芽出しした場合とそうでない場合の蒔き方の違いなどを学び、

最初の自然育苗講座の、エンドウとソラマメの育苗のポイントを実習しました。




クン炭を軽く撒いた後に、水分量を70パーセントを目指して灌水し、


不織布で発芽まで保温してあげます。

次のブログでは後半の踏み込み温床の予備発酵をご紹介したいと思います。


次回は、踏み込み温床の完成を目指して、自然育苗タネ採りコースは3/25(日)に開催します。




3/8(木)スタート!! 千曲市戸倉創造館で2018年3~2月に千曲市教室開校します!!
『無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!自給稲作入門講座』

場所:戸倉創造館2階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円、一括申し込み15,000円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)




現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。

※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。


2018年土内容充実で、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

この冬の菜園ができない時期にこそ、知っておいてほしい土づくりの基本を行います。
次回から2回にわたって、今度は菜園の環境を調え、病虫害を出にくくし、体力や持久力をつけるトレーニング(菜園プラン)にするのかを行います。
少量多品目を育てることは農家さんでも難しく、家庭菜園ならではの最低限の知識や工夫を学び、病虫害、連作障害が起こりにくく、それでいて野菜を育てれば育てるほど土が良くなっていく菜園プランをご紹介する予定
です。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度も第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。
◆次回以降の予定
【テーマ】
1/10(水) -病虫害に負けない無農薬栽培の土づくり
2/ 7(水)-菜園プラン① 連作障害の出ないプランの立て方
3/ 7(水)-菜園プラン② 菜園プランの極意

こちらも冬の菜園の出来ない時期に、お楽しみに~
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大地の再生×自然菜園講座(上野原)3月 2日目「里山の大地の再生講座 菜園に生きた点穴を開ける」

2018-03-19 00:29:06 | 自然菜園スクール
新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)

自然菜園スクール2018只今、生徒さん募集中~

本日、

3日ぶりの帰宅。
お蔭さまで、自然菜園スクール安曇野校の開校に続き、山梨大月校「自然菜園集中入門コース」も無事2日連続開校できました。




2日目は、大地の再生で学んだことを菜園に活かす試みです。

まずは、畑来るまでの農道を5分メンテナンスしてから、自然農法からのアプローチ自然観察をみんなでしました。






畑に生えている草を観察し、菜園の現状を草から教えてもらいます。

畑の隅にこんもりとしたイネ科の根は、大地をしっかりと耕して、土の団粒化を促進していました。




畑の畦の方が、菜園の中よりも緑が濃く、野生のノビルの育ち方から、大地が確実に豊かになっている軌跡をたどりました。

草に教わることは多く、菜園の中で最も自然な存在であり、先生でもあります。

「野菜と草の間」にこそ、栽培のカギがあると思っております。




畑にハコベを移植。

自然の草の中でも、もっともこの時期菜園の指標になり、オアシスであるハコベ先生を畝に植えてみました。

大地の再生では、点穴(てんあな)といって、水脈に沿って穴を掘り、気圧などを変化させ、空気と水の流れを調整します。

ハコベの移植は、私なりの試みで、ハコベの根が大地を耕し、リードしてくれる生きた点穴だと感じたことをやってみました。




夏野菜の定植予定地には、腐葉土とクン炭、そしてちょびっとの米ぬかを少々、穴に埋め、底にネギを植え付けるネギくらつき。

堆肥のクラツキではなく、養分がほとんどない腐葉土とクン炭で大地を深呼吸させ、ネギの根っこで、土の団粒化を促進させるネギの点穴という試みです。

あくまで試みなので、この後の野菜と草の変化で大地が作物を育てる環境が生まれるきっかけが生まれたらラッキーです。






お次は、ネギとジャガイモによるパイオニア野菜たちによる、菜園の団粒化です。

去年生えて枯れている畝の上の草を、ネギの土寄せによって、団粒化を促進。

ジャガイモは、ネギと全く逆のアプローチで、草を封印。ジャガイモの跡地で、ネギが育つための布石をやってみました。


自然農法の伝統を踏まえたうえで、大地の再生にインスパイヤーされた風土を活かす栽培法を模索してみました。

この畑は、土壌分析で、そこそこバランスがいいが、野菜が育つ程のチッソはなく(EC0.03)今までの方法であれば、完熟堆肥と米ぬかを補うところを、
余り養分のない腐葉土とクン炭をいう、テコ入れで生きた植物(草やネギなど野菜たち)の根に働いてもらい、痩せているから育つ仕組みを発動させるイメージが湧きました!

今後の野菜の育ちかた、草の生え方を観ないと何とも言えませんが、大地の再生で新たな境地が垣間見れました。

山に野菜が生えないように、野菜が育つ場所は畑という特殊な空間であり、その中に自然を見出すこと、生物多様性と土の団粒構造の発達によって、野菜が自然に育つ環境になるように新たな風が吹き込んだ感じでした。

今後が楽しみです。
次回は4月の屋久島講座。5月は、5/12(土)~13(日)大地の再生×自然菜園講座
5~12月の連続講座はじまります。

実験畝で実際に栽培してみたい方大募集中です。





3/8(木)スタート!! 千曲市戸倉創造館で2018年3~2月に千曲市教室開校します!!
『無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!自給稲作入門講座』

場所:戸倉創造館2階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
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この冬の菜園ができない時期にこそ、知っておいてほしい土づくりの基本を行います。
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少量多品目を育てることは農家さんでも難しく、家庭菜園ならではの最低限の知識や工夫を学び、病虫害、連作障害が起こりにくく、それでいて野菜を育てれば育てるほど土が良くなっていく菜園プランをご紹介する予定
です。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度も第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。
◆次回以降の予定
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大地の再生×自然菜園講座(上野原)3月1日目「里山の大地の再生講座石垣の再生」

2018-03-16 23:28:58 | 出張菜園教室
新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)

自然菜園スクール2018只今、生徒さん募集中~



本日、のち

昨日までの春陽気とうって変わって肌寒い今日は、明日の自然菜園スクール安曇野校、明後日の大月校の開校準備のため、安曇野の安曇野地球宿さんに前泊しております。

実は、ここ2週間、2日間位しか在宅せずに、大阪、山梨、東京、静岡、千葉、池田町、安曇野と出張続きです。今年は、外に出て行く年と悟ってから、まさかこんなに出かけるとはびっくりです。

なかでも山梨には明後日の大月校とは別に、上野原で、大地の再生×自然菜園講座が、3/11~12に始まり、次回4月屋久島、5~12月は第2土日は上野原年間講座が幕を開けました!


大地の再生とは、「杜の園芸」代表矢野智徳さんとの出会いからすべては始まりました。

3.11が起きて間もない頃、昔からお世話になっているNPO法人メダカのがっこうの理事長の中村陽子さんに、矢野さんの大地の再生の凄さを聴かされておりましたが、なかなか縁が結ばれず、6年以上経った今、大月校の会場大月エコの里の打ち合わせの翌日、上野原で大地の再生講座があると知り、参加したのが始まりでした。

大地の再生は、数種類の地図からその土地の水や空気の通り道である“水脈環境”を知り、移植ゴテなどちょっとした穴をあける点穴(てんあな)をあけ、空気の流れを作ってあげることで、水脈を調え、大地の呼吸を取り戻す活動です。(まだ不勉強なため、うまくご紹介できず申し訳ございません。)

今回、大地の再生講座を受講して、田畑(樹)を観て大地(森)を観ていなかったことを痛感し、同時に、ようやく大地と向き合うことができた喜びと、これを家庭菜園(自然菜園)に活かせないだろうか、と大地の再生をとことん学ぶ覚悟をしていたら、

矢野さんの方から、「竹内さん、上野原の畑で野菜を教えていただけませんか?」とお声をかけていただき、丁重にお断りしようと思ったのですが、これは自分が望んだ、最も早道の大地の再生の習得と家庭菜園への応用へのお誘いだとわかり、腹をくくりました。

それから1カ月後、大地の再生×自然菜園講座(上野原)が開催され、そこで、里山で大地の再生を学びながら、自然菜園で大地の再生から学んだことをフィードバックする試みが始まりました。






前日の石川県大地の再生講座が延長したこともあり、午前中は、大地の再生のメンバーによる大地の再生の座学を行いました。

環境とは何を指し、その分類とファクターをつかむこと、そして


現在と昔の住環境など、いかに今の住まいが大地の呼吸を妨げているのか、昔と違うのかを学びます。


実際に、施工した現場の実例から、大地の再生を行った事例学習などもしました。




まだ矢野さんたちが到着しなかったこともあり、引き続き、自然菜園で大地の再生視点で、農地をひも解き、どのような場所で農耕が起こり、水田と畑という特殊な環境が人によって構築され、里山奥山とつながっているのか、代表的な日本の里山視点をご紹介。




また、山に野菜が生えないように、天然≠畑であるように、樹木や果樹が持つ根の構造と、土。

大地の再生で穴をあけると、空気が入り、土が団粒化するとはどのようなことか、

畑固有の土(マクロ団粒構造)を図解させていただきました。

個人的な見解としては、如何に団粒構造を発達させるかが農法であり、栽培だと思っております。

人が関わることで、生まれる田畑で育つ作物。その作物を支える土とは何か、イメージを共有させていただきました。


20年以上放置された耕作放棄地が、


大地の再生により田んぼが復活し、


畑も復活しつつあります。

元々田んぼで、去年大豆が何とか育った環境で、今年一年、ここを大地の再生の知恵を活かした自然菜園で、野菜が育つ環境にするのがテーマです。




午後のフィールドワークでは、元田んぼが菜園化され、奥に流れて入っている水脈からあふれる水をいかに育てたい作物に有益に整えるのか、






表面に転がっていた大きな石を手掛かりに、元々あっただろう石垣を今回、田んぼと畑に分ける新たな石垣として再生しました。

大地の再生は、周囲の環境要因が調ってこそ、発揮されるものであり、田畑だけでなく、その農道の整備、今回の石垣の整備が田畑を潤し、里山、奥山につながっているので、外的要因も同時に再生するのが特徴です。

実際に、立った1日石垣の基礎を作り、藪だった竹林を整備し、風通しを良くしただけで、元田んぼの畑北側に溜まっていた水は引いてしまいました。

石垣は初めてではなかったのですが、大地の再生での石垣は、呼吸する石垣なので、石の下に、炭、青竹、ササ、下草なども使い、有機物と無機物の石をつなぐように土が協力している素晴らしいものでした。

今回の石垣整備で、元田んぼの水を湧く地点は区切られ、小さな田んぼと苗代、そして畑に整備されました。


2日目につづく




3/8(木)スタート!! 千曲市戸倉創造館で2018年3~2月に千曲市教室開校します!!
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2018年土内容充実で、
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次回から2回にわたって、今度は菜園の環境を調え、病虫害を出にくくし、体力や持久力をつけるトレーニング(菜園プラン)にするのかを行います。
少量多品目を育てることは農家さんでも難しく、家庭菜園ならではの最低限の知識や工夫を学び、病虫害、連作障害が起こりにくく、それでいて野菜を育てれば育てるほど土が良くなっていく菜園プランをご紹介する予定
です。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度も第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。
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【テーマ】
1/10(水) -病虫害に負けない無農薬栽培の土づくり
2/ 7(水)-菜園プラン① 連作障害の出ないプランの立て方
3/ 7(水)-菜園プラン② 菜園プランの極意

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「無農薬・自給稲作入門講座」3月 千曲市戸倉創造館 第2木曜日 18:00~

2018-03-09 17:59:29 | 出張菜園教室
新刊発売中!!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)

自然菜園スクール2018只今、生徒さん募集中~


本日、




昨晩は、第一回目の「無農薬・自給稲作入門講座」3月 千曲市戸倉創造館3階での開催でした。

2018年3月のちくまトピックスでもご紹介されました。

●講義スケジュール●

講義:18時~19時30分

休憩:15分

質疑応答:19時45分~20時45分

質疑応答の時間をたっぷり取りますので、講義内容だけでなくご質問して下さいというスタイルではじめました。

2018年

予定日程 講義内容

3/ 8(木)無農薬稲作って?田んぼの基本

4/12(木)田植え前後のコツ

5/10(木)抑草と除草、水管理

6/14(木)田んぼの草との付き合い方

7/12(木)中干しと出穂

8/ 9(木)稲刈りのタイミングと稲の診断

9/13(木)はざがけ、脱穀から秋起こしまで

10/11(木)堆肥作り、田んぼの土づくり

11/ 8(木)無農薬田んぼいろいろ(無肥料栽培、不耕起、冬水田んぼ)

12/13(木)1年の反省と来年に向けて

1/10(木)春起こしのコツ、苗代準備

2/14(木)苗作りの基本とコツ

を予定しております。


初回ということもあり、隣町の我が家で達成した無農薬・無化学肥料・無除草剤で、この5年間どのように取り組んでいるのかをご紹介させていただきました。

除草時間は、1回15~30分(広さ400㎡)なので、年間3~4回で2時間以内に終わる程度で済み、

なんと10aに換算すると約10俵ものお米が、無農薬・無化学肥料で育ち、食味計での数値も平均120点程度なので、上々な結果を招いております。

すべての田んぼで達成できるかは難しいでしょうが、地域の平均収量が無農薬でも達成でき、しかも食味が良くなるやり方が実現できる時代になっております。


自給用のお米は、安心安全で、手間を余りかけず、本業をやりながらでもできるように、タイミングと田植えまでの準備(抑草)がとても大切になってきます。

田植えまでの期間は7日と稲を栽培する期間よりも長いのでとても大切です。

また、自給ですから、食べる分を確保したいですし、美味しいお米に育てたいですし、地域との関わりも田んぼならではのルールがあります。

この1年実際に毎月のお世話のポイントをご紹介できればと思っております。


実は、草が生えて増えるには条件があります。その条件を始める前に知っていくことが大切です。


また、実は稲が嫌がることをやってしまうと、稲が弱ってしまい、また草が増えてしまいます。

化学肥料農薬栽培とは違った栽培管理のポイントも大切です。



草の喜ぶことをやめ、稲のやる気を損なわず、良いタイミングで行うと、実は稲は自然に元気に育ってくれますし、後半は稲が草を抑えてくれるものです。

美味しいお米を安定して育てることは、難しくないのですが、タイミングとコツが要りますし、各地域の風土の田んぼに合わせて行う必要があります。





後半は、質疑応答タイムです。

田んぼは1枚1枚条件が同じ様でも違うと思った方がいいものです。
今までの稲作を3年以上してことがある方でも、新たな田んぼでは勝手が違うものです。

化学肥料農薬は、田んぼがどうあれそこそこできますが、無農薬無化学肥料栽培の場合、上手な人と下手な方にわかれがちです。

経験も土壌も違うので、そのヒントになればと思っております。

これから1年、この講座を通じて、お互いに知見を広げることができれば幸いです。



3/8(木)スタート!! 千曲市戸倉創造館で2018年3~2月に千曲市教室開校します!!
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城山公民館夜間講座「自然菜園入門講座」3月菜園プラン強化と自然菜園プランの極意

2018-03-08 08:13:55 | 日々の自然菜園
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自然菜園スクール2018只今、生徒さん募集中~


本日、ときどき


昨晩は、第2水曜日だったので、長野市城山公民館にて、今年度最後の『自然菜園入門講座』を行ってきました。

今晩は、第3木曜日なので、今月から千曲市創造館にて、『自給稲作入門講座』の初回です。今回は暦の関係で、2日間連続夜間講座になりました。

無農薬稲作栽培は、とても面白く、いくつかのルールを守るだけで、どんどんお米は育ちやすく、草は育ちにくくなっていくものです。
今回初の座学のみの、稲作講座私も楽しみです。


自然菜園入門講座も1~3月連続の菜園プランによる土づくりがテーマだったので、今回は今までの2回分を復習しながら行いました。

家庭菜園の土を土壌分析で化学性を調べると、かなり野菜を育てるには無理がある状態というのが現状の問題になってきています。
例えば、うちの生徒さんの平均が、pH7.9とかなりアルカリ性が強く、最適pHである5.5~6.5を振りきっているのが現状です。

石灰(カルシウム)を多投入したアルカリ過剰の土壌では、野菜が育ちにくくなってきます。
人でいれば健康診断が畑の土壌分析で、アルカリ性過剰は、高血圧といった偏った状態を示しています。

化学肥料の多くが、酸性資材のため、石灰投与(アルカリ資材で中和)が当たり前になっている現状が招いた弊害といえます。

土は、無味無臭なので、土を観ただけではその化学性を見ることは難しいものです。
そこで、冬の間に簡易土壌分析(500~3,000円)で土の化学性を調べておくことで、そのアンバランスを調えることが野菜が育つ環境整備になることもあるので、知っておくことも重要です。




また、自然菜園では、連作した方が良い野菜や、交互連作できる野菜は、連作区を設けて育て、それ以外は夏畝、冬畝に分け交互に育てるのも特徴です。

というのは、家庭菜園では、狭い面積に、少量多品目の野菜を育てるので、どうしても連作障害や相性の悪い組み合わせが隣り合わせにあり、
しかも毎年ジャガイモ、トマトは絶対育てたいというように、連作障害を引き起こしがちな組み合わせが多いからです。

そのため栽培プランのない無闇なその場しのぎの栽培は、3~5年後に、何らかの病虫害の障害を起こし、連作障害の発生につながっていきどんどん野菜が育ちにくくなっていきがちです。

そこで、自然菜園では、持続可能な少量多品目の無農薬栽培を可能にするために、この20年間の研究の結果、現在の菜園プランが生まれ進化しております。


2カ月間の復習と応用を学んだあとは、さらに栽培プランを強化する「水」「光」「養分」といった視点から、多種多様な野菜が共存できる強化ポイントを学びました。

例えば、シソとサトイモを一緒に植えると、お互いにメリットが生まれます。
シソだけだと、硬いシソになってしまいがちですが、サトイモと混植すると柔らかい葉のシソに育ち、サトイモも半日陰に育ち、根元が乾燥しないため両社の生育が光と水の観点からも共存できるようになります。

つまり、畑では背が高い野菜、背が低い野菜、水の好き嫌い、光の強さの好き嫌い、養分の好みによって野菜たちを立体的に作付することが、より自然に育つためのポイントになってきます。






大げさですが、最後に自然菜園プランの極意として、

夏野菜を育てながら、草マルチと米ぬかなどを補うことで、土が豊かになり、冬草が繁茂し、冬野菜(秋・冬・越冬野菜)が育ちやすい環境を調えるというメソッドをご紹介しました。

通常の野菜づくりでは、土づくりと称し、堆肥や肥料を施し野菜を育てます。
実際に有機肥料などでそれを実現しようとすると、有機肥料や堆肥は、化学肥料と異なり、分解に温度や時間がかかってしまうので、栽培中に土から養分が供給できるようになるために、直前に土づくりはできにくく、それ以上に病虫害リスクの方が高くなりがちです。

そこで、自然菜園では、野菜が育てる土づくりに着目しました。

トマトが良く育った場所では、キャベツが良く育ちます。
ナスが良く育った場所では、ハクサイが良く育ちます。
キュウリが良く育った場所では、ブロッコリーが良く育ちます。


つまり、ある特定の野菜が良く育つと、その後にある野菜が自然に育つ環境が調っていくことが多いので、
野菜による野菜のための土づくりを前作にしてもらうのが自然菜園流の菜園プランであり、土作りになります。


こうして、どんどん良くなる土づくりの秘密が菜園プランにあるわけです。

これから始める春の作付に活かしていただければ幸いです。



特にお薦めのコースは、「自然菜園見学会コース」
百聞は一見にしかず、是非見に来てくださいね。最新の自然菜園をご紹介できればと思います。




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※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。


2018年土内容充実で、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

この冬の菜園ができない時期にこそ、知っておいてほしい土づくりの基本を行います。
次回から2回にわたって、今度は菜園の環境を調え、病虫害を出にくくし、体力や持久力をつけるトレーニング(菜園プラン)にするのかを行います。
少量多品目を育てることは農家さんでも難しく、家庭菜園ならではの最低限の知識や工夫を学び、病虫害、連作障害が起こりにくく、それでいて野菜を育てれば育てるほど土が良くなっていく菜園プランをご紹介する予定
です。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度も第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。
◆次回以降の予定
【テーマ】
1/10(水) -病虫害に負けない無農薬栽培の土づくり
2/ 7(水)-菜園プラン① 連作障害の出ないプランの立て方
3/ 7(水)-菜園プラン② 菜園プランの極意

こちらも冬の菜園の出来ない時期に、お楽しみに~
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