無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

ソバの脱穀その後の天日乾燥 自然菜園スクール【安曇野校】

2021-10-25 09:16:42 | 日々の自然菜園

今週末は自然菜園スクール安曇野校で、9~12月は、自然菜園ベーシックコースと自然菜園マスターコースの合同開催でした。

ベーシックを半年間学んできたからこそわかるマスターコースの基本であり、自然菜園の応用を学ぶ時期です。

安曇野校のオンライン受講の仕方は、後日録画動画(アーカイブ)配信なので、ビデオ撮影しながら行っております。(そのため写真少な目)

タマネギの植え付け

イチゴの植え付けなど越冬野菜の定植、夏野菜の片付け方など来年の菜園が自然に育てやすくなるために何ができるのか学んでいただきました。

今月の菜園弁当は、お野菜懐石&organic cafe~manaya(安曇野)~ さんのお弁当でした。

毎月1回は地元安曇野の旬の野菜弁当が食べられるのもスクールの楽しみの一つになっております。

 

午後は、

前回収穫してハウス内で干していた蕎麦を脱穀しました。

島立てで天日乾燥した蕎麦の実は

 

みんなで、色々なやり方で脱穀体験をしました。

 

翌日

脱穀し、フルった葉と実が混ざった状態のものを拙宅で、唐箕によって風選しました。

残渣(葉・茎・空の実、虫)はニワトリの越冬のための御馳走になります。

うずらちゃんにもおすそ分けしました。

実の方は、昼間だけ、天日乾燥をさせ、実と一緒になっている虫たちを逃がしたり、大きな虫は捕まえてニワトリにあげます。

さてどこに虫がいるでしょうか?

太陽で元気いっぱいになった虫たちはうごめいているので、すぐにわかりますが、写真にするとわかりにくいですね。

ヨトウムシなど幼虫はニワトリの大好物。

蕎麦の中で越冬(避難)していたのに見つかってしまいました。

昨日収穫したエゴマも天日干し。その他の自家採種したタネも昼間の天日で乾燥させます。

 

これからの時期は、日照時間が短くなりますが、晴れた日は、昼間貴重な太陽で、雑穀、大豆、小豆、自家採種種子など天日干しが続きます。

 

次回自然菜園スクール安曇野校

11月6日(土)共通 AM:自然菜園講座⑨(自然観察)
秋野菜の収穫、夏野菜の片づけ仕上げ、自然観察
PM:自然堆肥造り、自然観察
※菜園ランチあり

 

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稲刈り⇒脱穀⇒ワラ⇒タマネギの定植始まる(後日談つき)

2021-10-22 06:57:26 | 日々の自然菜園

 

明日は、自然菜園スクール【安曇野校】開催を前に、急に寒くなって、霜が降りる前に行いたい野良仕事が加速してきました。

安曇野校のオンライン対応は、動画の生中継(ライブ配信)できる環境がなく、今は、撮影した動画を後日配信する方法です。

それでも遠方からのアーカーイブ受講がちょっとずつ増えてきております。

撮影などは、ボランティアスタッフのご協力で出来ており、大変ですがこんな時代だからこそ受講してお役に立てばと思い、参加できない場所(遠方)から受講できることと、コロナ禍で移動が制限されてる場合があるので、来年も継続していきたいサービスです。

10月23日(土)共通 AM:自然菜園講座⑧(越冬)エンドウ・ソラマメの種蒔き、イチゴの植え
夏野菜の片づけ(翌年への準備)
PM:ソバの脱穀調整、堆肥づくり準備

 

2日前の晴れ間を利用しての山の田んぼでの脱穀

今年は、苗作りの失敗、イネミズゾウムシの大発生などいろいろ課題は残りましたが、イネミズゾウムシの対処法も新たにでき、

なんだかんだで、収量もあり、毎日行けない遠い田んぼで、水が冷たいという困難を乗り越え、無事収穫できてうれしい限りです。

奥に見えるハッピーヒルは、11月上旬の収穫になるでしょう。

 

昨日、稲ワラが朽ちる前に、田んぼが秋起こしできるように、田んぼから軽トラで移動させました。

5日前まで最高気温29℃という夏日が、嘘のように、毎朝最低気温8℃前後、最高気温15~20℃と一気に晩秋を感じ、冬の到来を体感しております。

来年から連載予定の「野菜だより」(ブティック)さんのプランター栽培も来月の撮影までは、持たせたいので、

今までは暑さ対策だったのに、昨日から寒さ対策で不織布をかけ始めました。

1週間以内に、初霜が降りそうな予報なので、今週は、暑さ対策からの寒さ対策と一気に方向転換の野良仕事です。

 

タマネギの苗も暑すぎてどうなるかと思いまいしたが、ようやく定植できる大きさと寒さになってきたので、植え痛みしないように、

日中暑い時間は、定植をさけて、午後からいよいよ定植が始めました。

 

今年は育苗の苗床を新しい簡易方法に本格的に切り替えたので、暑く乾燥した時期が続いたので、毎日のように水やりを行った甲斐があり、根張りの良い植えやすい苗に仕上がりました。

タマネギは、苗半作なので、苗がよく育ってくれると、今後が期待できます。

タマネギの育苗方法は、数種類ありますが、どの方法も完成したので、

今年は、タマネギにとって一番植えやすく、植え痛みのないセルトレー方式に統一して育苗しました。

 

1トレー200穴あるので、200本以上植える方にはお勧めです。

タマネギ定植の場所は、元田んぼで、セスバニア、クロタラリアによって土壌改良されて、色々な野菜が育つようになってきました。

現在は、採種圃場として、タマネギ連作区とナス科、ウリ科のローテーション区としてタマネギを植えております。

 

まだまだタマネギが育つようにようやくなってきた畑なので、改良中ですが、

自然菜園では、野菜と一緒に土を育てていくことが特徴なので、去年よりも今年がよくなるように積み上げていきます。

 

田んぼで出たワラをマルチし、米ぬかと油粕を混ぜたものを補うことで、草を抑え、ワラの飛散も防ぎ、タマネギも育ちやすくなります。

昨日、タマネギ定植まで準備にいろいろやっていて時間がかかってしまったので、

息子のお迎えに行くまでの正味1時間で600本定植できました。

あと2,000本位定植する予定なので、今日は朝露が乾いたら、午前、午後に分けて定植です。

明日の自然菜園スクール【安曇野校】でもタマネギの植え方レクチャーを行うので、予行練習のような感じです。

明日は安曇野でも、午後晴れてくれるので、蕎麦の脱穀も行えそうで楽しみです。

 

【後日談】無事、ほとんどのタマネギを定植できました。今年は、従来の方法(以下写真)と最後の写真の太陽養生処理とのセット植え(実験)、あと100本ほどで終わってしまうので、嬉しいやら、寂しいやらです。

 

 

 

 

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雨と鳥獣害対策「自然稲作」

2021-10-17 06:47:19 | 日々の自然菜園

 

★本日は、今年最後の自然菜園スクールの自然菜園見学会(秋)です。

10月17日(日) AM:自然菜園講座④「自給自足農園の作り方とは?」
PM:秋冬の自然菜園見学会

テーマは、「自給自足農園」。現在お蔭様で、野菜とお米、果樹を自給自足できているので、自給自足できる農園づくりのコツをご紹介したいと思っております。

全国、全世界からどこかでもネットで参加できるオンライン参加も増えて生きているので、ドキドキです。

見学会の準備もありながら、秋は、稲の収穫だけでなく、夏野菜の自家採種、大豆、小豆の収穫、ムギの種まきなど、野良仕事がたくさんあります。

今回は、自給には欠かせないお米のことをご紹介したいと思います。

 

現在、家から車で20分位の山の田んぼは、標高が高いので、ずいぶん寒くなってきております。

はざがけ天日干し中のお米の「ひとめぼれ」は、雨に当たると、脱穀が遅れたり、カビたりしやすくなる時期なので、雨が1日降りそうな日には、写真のようなビニールで覆い、雨が当たらないように工夫しております。

 

晴れると、写真のように蒸れてしまうので、日中ビニールをめくる必要があります。

良く晴れた日で、風が吹き、稲が気持ちよさそうです。

 

3日前に、ビニールをめくりに行くと、

稲が食い荒らされているのを発見しました。

田んぼ全体はネットで防除していることと、シカの足跡がないことから、田んぼの脇の沼の野鴨が侵入し、お米を食害しているようです。

食害されて田んぼに落ちてしまった稲は、集めると1束(ご飯じゃわん1杯分)位にもなりました(涙)

実は2日連続食害があり、毎回1束以上落ちているので悲しくなります。

 

この時期は、野菜動物は、越冬のために必死で食べ物を食いだめていく時期です。

一度食害されて味を覚えられると、最初は被害でも、餌付けになるので、被害が拡大していきます。

 

栄養をつけて子供がたくさん生まれ、そして毎年家族(一族)で、食べにくるようになると農業そのものが厳しくなります。

そこで、

1回目は防鳥糸を張りましたが、食害が止まらなかったので、すっかり味を覚えたらしいので、

今回はネットを使って、下からの侵入できないように工夫すると、現在のところ、さすがに食べられなくなったのか、食害がストップしました。

最晩生のハッピーヒルは、少しずつですが、黄色く実ってきました。

晴れ間が続いているので、野鴨対策をしている間、ハッピーヒルのところだけ入水しました。

 

昨日はよく晴れてずいぶん乾いてきた「ひとめぼれ」ですが、まだまだ水分量が15%以上なので、

このまま無理に脱穀するとカビやすく保存できなくなるので、今朝雨の予報だったので、まだ山の田んぼに長めのビニールを張りに(畳んだ裾を伸ばすだけで簡単!)行ってきました。

野鴨の食害もなく、晴れて温かい日だったので、山の田んぼは気持ちよく。

昨日は、その後、オンライン自然菜園セミナー「自然菜園根本講座」「自然菜園Q&Aセミナー」を開催できました。

「自然菜園根本講座」「自然菜園Q&Aセミナー」は、毎月開催しているので、是非ご利用ください。

 

今朝までも、昨晩から今なお降っている雨に当たることなく、安心して見学会準備ができて、一安心です。

自給自足の生活は、天候次第、野生動物とのかかわりなど大変なことも多いのですが、ちょっとした工夫で、過ごしやすくなります。

 

ビニールは、毎回乾かして畳んでいるので、譲ってもらった古いものは10年以上経っているのもありますが、まだまだ現役です(笑)

これからも大切に使わせていただきたいと思います。

 

こんな工夫が参考になれば何よりです。

 

非農家だった自分が、子供の頃に描いた夢のような自然生活を満喫できるようになるまでに、葛藤の10年はありました。

農家でなかったので、田畑もなく、経験もなく、師匠(おじいさん、おばあさん)もなかったですが、

師匠、先輩、友人、仲間のお蔭で、現在のような暮らしが営めております。有難いことです。感謝感謝の毎日です。

そんな経験を今日の見学会でシェアできればと思っております。

 

 

 

 

 

 

 

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今年最後の見学会を前に、秋の収穫「奇跡のリンゴ」、9年ぶりの自然菜園「キッチンガーデン」大改造中~。

2021-10-14 05:20:43 | 日々の自然菜園

いよいよ週末、自然菜園見学会オンライン自然菜園セミナー盛り沢山!!

オンラインセミナー1番人気!! 10/16(土)13:30~『自然菜園根本講座』 ニンニクを極める!

野菜・米・果樹・庭先菜園何でもお答え 10/16(土)18:00~『自然菜園Q&Aセミナー』ミニ講座「草マルチの4大効果(前半)

オンラインで質問もできる見学会 10/17()『自然菜園見学会』10:30~15:30 ※ランチ休憩あり

 ★見学テーマ AM:自然菜園講座④「自給自足農園の作り方とは?」 PM:秋冬の自然菜園見学会「越冬と持続可能なコツ」

 

今年最後の軌跡のリンゴ(無農薬・無化学肥料)の収穫も終わりました。

これはアップルパイ用のリンゴ。赤く色づき、とてもキレイです。

感無量です。

お蔭様で、自宅で無農薬の果樹を育てる最難関の一つのリンゴが無事、収穫できました。

 

無農薬で収穫するのが第一段階。次はさらにハードルが高くなり、継続して収穫し続ける自然果樹園にすること。

次のステージへの挑戦がラスト課題です。

 

前回、10年目を迎えるアスパラ区画を大改装しているブログをご紹介しました。

今回は、20年連続栽培できるように、願いを込めて、万全を期しての太陽養生処理。

 

最近の良質なアスパラ品種は、種が小袋で市販されていないため、市販苗を取り寄せ中です。

10月中旬~12月上旬に届くらしいのですが、届く頃長野ではかなり寒くなっているので、それまにで土をよりよくしたい(有機物の分解を促進、土の団粒化促進、連作障害対策)ので、太陽養生処理を導入しました。

 

見学会では詳しく紹介しようとおもいますが、この太陽養生処理。ちょっと今までと違うんです。

写真でもギリギリわかる?今回10年目を迎えるために、新たな試みを試験しておりまーす。

違いが分かった方は、コメント欄に書いてみてください。

 

イチゴ連作畝も10年目を迎えるために大幅リニューアル。

収穫しやすく、害虫、害獣の被害が少なく、しかもお世話が簡単で、美味しくなる工夫満載です。

 

前回の見学会でご紹介したブロッコリーも見事復活!!

これは、春に植えた茎ブロッコリーなので、この秋2回目の収穫がはじまりました。

自然菜園では、自給自足できる持続可能な菜園を模索中~。

基本は一通り、拙著の書籍や雑誌でご紹介できたので、10年目は新たな自然菜園をご紹介できればと思っております。

テーマは、「全天候型、持続可能で、楽しい×美味しい×幸せ」です。

今週末の自然菜園見学会では、一足早くその全貌をご紹介しようと思っております。

 

先週自然稲作コースで仕込んだ「自然堆肥」無事高温発酵中~。

この堆肥は、翌年の秋に苗代で使います。

 

これが1年経ったもの。堆肥を4~5回切り返し、完熟させて完成~。

3分の1以下の量になっております。ワラはほどんど分解され目で観えず、形の残ったモミも手でつぶすと簡単に崩れます。

苗代に運び入れて、鋤き込みます。見学会までには終わる予定です。

 

タマネギの苗たちも元気です。

途中残暑厳しく、心配しておりましたが、無事植えられる大きさになってきました。見学会が終わったら、定植開始です。

 

見学会は、ちょうど季節の変わり目なので、とってもやることが多くて大変だけど、楽しい~。

大好きなことをトコトンできる幸せをかみしめながら、身体も休めつつ、

今年最後の見学会。是非ご覧ください。

 

オンラインで質問もできる見学会 10/17()『自然菜園見学会』10:30~15:30 ※ランチ休憩あり

 ★見学テーマ AM:自然菜園講座④「自給自足農園の作り方とは?」 PM:秋冬の自然菜園見学会「越冬と持続可能なコツ」

【タイムスケジュール】

10:25~ オンライン配信開始

10:30~11:30 自然菜園講座 

11:30~12:00 質疑応答 12:00ランチ休憩

13:30~14:45 自然菜園見学会 畑から中継(Zoom配信)

15:00~15:30 質疑応答 【自然菜園の見学ポイント】

 

★オンライン見学会、ご参加は" target="_blank" rel="noopener">こちら

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9年ぶりのミニトラクターで耕す「アスパラの植え替え」

2021-10-07 18:52:51 | オンライン自然菜園セミナー

10日後は、今年最後の自然菜園見学会自給自足できる農園のつくり方をテーマに、自然菜園で自給できるヒミツやコツ、そして見学をしてもらおうと思っております。

10/17()【自然菜園スクール長野校】自然菜園見学コース オンライン参加

AM:自然菜園講座④「自給自足農園の作り方とは?」
PM:秋冬の自然菜園見学会

 

10日後に見学会を控えて、マイペース(野菜のペース第一)に、野良仕事を行っております。

雨が降ったら、行おうと思っていた、アスパラの植え替えを、稲刈り、脱穀の合間時間を利用して、本日行いました!!

 

10年前に始めたキッチンガーデン、まず土壌分析したら、余りひどい結果に、まずは緑肥作物(エン麦・クリムソンクローバー)でテコ入れと思ったものの、緑肥作物は、野菜よりも強いので、通常それなりに育つものですが、秋に蒔いた緑肥作物もほとんど育たず、草も生えない化学肥料農薬漬けだった場所です。

 

緑肥作物が育つ最小限のテコ入れで、米ぬかとクン炭を入れ、苦土石灰でpH調整もし、やっと緑肥作物が育つ程度に。

その後、育った緑肥作物をミニトラクターで耕して鋤き込もうと思ったら、重粘土で、ガチガチで耕せず、断念。

雨が降ったら、今度はねちょねちょで、3mも耕していないのに、ミニトラクターのロータリー(歯)が粘土つまり、動かなくなる始末。

 

詰まった粘土を外しながら、あくせく、耕して、乾いてコチコチになる前に、汗だくになって畝立てしたのが懐かしいです。

当時(安曇野時代)、軽い火山培土の土に慣れた私には、久々の手ごわい相手でした。

この畑を自然菜園で野菜が育つようにできたら、いい事例になるなーと思った案件でした。

 

それから10年。10年前に植えた3年物のアスパラの大苗も、さすがに収穫量が減ってきたり、ネズミに根っこを食べられたり、半分欠株が目立つようになってきました。(12株あったアスパラも6本以外は余りで収穫できず)、アレロパシーも強いアスパラなので、10年ぶりに植え替えを決意しました。

 

9年間耕さずに、刈った草を重ねてきたアスパラ畝は、思いの外柔らかく、深さ30㎝位までは土も団粒化も素晴らしく、植えた当初を思い出す6株の大苗を掘り起こすことができました。

 

写真撮り忘れましたが、掘り起こした6株は、果樹園に移植しました。

 

今回9年ぶりに耕して、あまりの土の変化に感動しました。

耕すのがもったいなかったくらいですが、新たなアスパラの植え方を試験したい気持ちと、ネズミ、病虫害対策で、一度太陽養生処理を行って、11月に、当たらな苗を植えられるようにしたいと、しっかり耕し、畝立てしました。

 

不耕起栽培だったので、久々の畝立て、これだけ土が良くなっていると、次回のアスパラ栽培が今から楽しみです。

 

雨が全く降らない割に土の団粒化のお蔭で湿っていました(水分50%位)が、太陽養生処理するには、水分量を90%以上にしたかったので、

今回潅水ホースをしまう前に、潅水ホースでの潅水を行いました。

 

明日、透明ビニールを鏡面張りして、太陽養生処理をして、さらなる深いところまで土の団粒化と、連作障害対策をしっかり行い、

さらに10年、美味しいアスパラが栽培できるように、懲りずにアスパラ栽培をコンパニオンプランツと一緒に行う予定です。

 

信州は、これから一気に寒くなりますが、今年は温かいので、助かります。

見学では、この続きを直接ご覧いただければと思っております。お楽しみに~。

 

 

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自然菜園スクール のらのら研修体験コース「山の田んぼの稲刈り」

2021-10-07 03:33:28 | 自然菜園スクール

今年最後の自然菜園スクール「自然稲作コース」は、2日後、

10/9(土)です。

テーマは、「美味しいお米の田作りは秋起こしから」

講義:稲作講座⑥「秋起こし(田づくり)&食味」
実習:脱穀、田んぼ用自然堆肥づくり

オンライン自然稲作のご参加は、こちら

10日後は、今年最後の自然菜園見学会自給自足できる農園のつくり方をテーマに、自然菜園で自給できるヒミツやコツ、そして見学をしてもらおうと思っております。

10/17()【自然菜園スクール長野校】自然菜園見学コース オンライン参加

AM:自然菜園講座④「自給自足農園の作り方とは?」
PM:秋冬の自然菜園見学会

 

先日、自然菜園スクール長野校の田んぼのお米の脱穀は、予想以上に早く完了しました。

通常21日、(うちの場合14日)のはざがけ天日干しの期間が、今年は、10日間と超短期間でした。

 

というのも、残暑も強く、晴天続きで、水分量が、15%に一気に到達したので、食味を落とさないように、最適のタイミングで、脱穀が終了したので、今週から「秋起こし」に入れそうです。

 

詳しくは、自然菜園スクールで、解説しますが、

田作りは、「秋起こし」からです

稲刈りと同時に始まる土づくり。

如何に春の田植えまでに、稲が育ちやすく、草が生えにくい状況を作っておくかが、最大のポイントになります。

 

「秋起こし」が上手にできるかどうかで、来年の1年のお米の生育がどうなるか決まるといっても過言ではないと思います。

 

昨日は、山の田んぼの稲刈りを行いました。

ひとめぼれ

白毛モチ

ハッピーヒル(福岡)

山の田んぼでは、4種類のお米が育てられており、早生の黒米「たかね紫」は稲刈りが終わっているので、

2番目のひとめぼれが稲刈りのタイミングになりましたので、稲刈りを行いました。

 

午前中は、嫁さんと一緒に稲刈り、午後は、自然菜園スクール のらのら研修体験コース

の参加者と一緒に、はざがけ天日干しを行いました。

 

ひとめぼれの種もみ(自家採種)

 

今年で3年目の田んぼは、春先にイネミズゾウムシの来襲により、一時はどうなるかと思いましたが、いろいろ試験した結果、なんとか無事稲刈りまでたどり着け、実りに感謝しながら稲刈り、はざがけ天日干しでした。

 

自然菜園スクール のらのら研修体験コースは、

自然菜園(野菜、果樹、稲作、大豆)を総合的に、野良仕事を体験してもらおうと、始めたコースで、

講義なし、撮影なし、動画なし、体験オンリーで、その代わり、季節の野菜や卵をお土産つきの一風変わったコースです。

そのため、今回写真にはほどんど人が入っていないのも、終了後に自撮りしたからです。

私が師匠たちから教わった時のスタイルに最も近く、

ワンツーマンで、体験重視で、通常の講座ではなかなか伝えきれない、なにげない野良仕事

例えば、一輪車の使い方、のら道具の使い方、片づけ方、運び方など何気ない70才を超えても使える身体の使い方、生き方、考え方を伝授させていただいております。

 

より多くの方に受講していただくため休日開催の、通常のスクール形式では、

講義&実習という形で、できるだけ短時間で、効率的に伝授できるように、工夫を重ねてきましたが、何気ないのら仕事を伝える機会が抜けてしまったので、いい機会になっております。

開催が平日(ほぼ第1水曜日)ということもあり、参加者は若干名で、アットホームな感じで行っております。

 

また、「のらのら研修体験コース」と銘打ってあるのは、もう一つ意味があり、

  • 自然菜園研修生(自然菜園スクールスタッフ)のお試しができます。
  • 研修希望の方は、まずはこのコースを受講していただきます。

とホームページに書いてあるように、我が家の年間研修生の顔合わせ(体験)の場でもあります。

 

現在、元生徒さんによるボランティアスタッフさんによって、各教室の動画撮影、配信などいろいろご協力いただいておりますが、

それでも、雑誌3誌「野菜だより」「やさい畑」「田舎暮らしの本」連載、と執筆校正&取材が毎週あるので、農繁期何かと忙しくしております。

 

そのため、農繁期+執筆(取材&校正)活動+自然菜園スクール(セミナー)が被る時期は、超農繁期と呼んでおり、

春&秋の育苗、田植え、野菜の定植、草刈り(田んぼの草取り)、果樹のお世話、稲刈り、大豆刈り、脱穀と自給自足の暮らしならではなのですが、3~7月 9~12月にピークが達します。

 

大好きなことばかりなので、できるのであって、苦手で嫌いなことであれば、やらされたら大変だと思います。(笑)

それでも忙しいことと、自家採種とオンラインセミナーを充実させ、年を取ってからも続けられるように、

ここ数年、特に今年からは、本格的に、チームワークでみんな楽しく、自分の好きなことで生きていけるように、短期研修から年間研修生も募集しております。

 

まだ青々しく稲刈りは11月上旬になるハッピーヒル(糯)も今年も美味しい玄米モチになってくれると思います。

稲刈り後、改めてハッピーヒルの根元だけ水を入れて、間断潅水で、

寒い信州ですが、最後まで元気に育ってもらおうと思っております。

 

来週稲刈り予定の白毛モチ。

小さな田んぼですが、作業として稲刈りであれば、ギリギリ収穫できるので収穫してしまうとことですが、

どんな天候にも、どんな時代でも楽しく充実して生きていけるように、野が良くなるように、白毛モチにとって、最適のタイミングで、楽しく収穫できるように、あと1週間田んぼで充実させて、その間に、早生の黒米の脱穀などできることをしておこうと思っております。

 

作業効率を重視しすぎると、かえって失う何かがあり、

生きること=お金を稼ぐ だけのためではなく、生きること=感謝して楽しむことだと思うので、

人と、物(食べ物)、そしてお金もよりよく循環できればなーと思い、みんなで自給を楽しむ(次のステージ)を模索しております。

 

■次回 自然稲作サロン 

第2回 12/17(金) 18:30~ 〜食味検査と冬の間にできること〜(仮)

第3回 2/25 (金) 18:30~ 〜去年の反省会と苗作りに向けて〜(仮)

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自然菜園スクール【安曇野】ソバ刈り

2021-10-04 09:44:24 | 自然菜園スクール

■次回 自然稲作サロン 

第2回 12/17(金) 18:30~ 〜食味検査と冬の間にできること〜(仮)

第3回 2/25 (金) 18:30~ 〜去年の反省会と苗作りに向けて〜(仮)

 

安曇野校では、毎年恒例で、信州在来そばをみんなで育てて、収穫し、最終回に蕎麦打ちをしていただきます。

 

ソバは、実が落ちやすいので、落ちないように、早朝から午前中にうちに収穫します。

 

ソバ刈りは、意外と難しく、

蕎麦刈りをすると、草刈りが上手になると思います。

 

べージックコース、マスターコース総出で、同じ太さになるように、束ねていきます。

 

伝統的な乾燥法「島立て」で、未熟な実も、完熟した落ちそうな実も一様に脱穀できるように、工夫されています。

本来は、畑で並べて風通しよく、時間をかけて天日乾燥させますが、

 

自然菜園スクールでは、次回脱穀するので、雨に当てず、ゆっくり乾燥させます。

半日陰のハウス内で、寒冷紗をかけて、スズメに食害されないように、対策しております。

 

次回

10月23日(土)共通

AM:自然菜園講座⑧(越冬)エンドウ・ソラマメの種蒔き、イチゴの植え
   夏野菜の片づけ(翌年への準備)
PM:ソバの脱穀調整、堆肥づくり準備

※菜園ランチあり

 

 

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