無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

今年は「住」がテーマ

2015-10-31 06:10:13 | 自然菜園スクール
本日、

朝夕めっきり寒くなり、薪ストーブも本格的に始動できるよう、煙突掃除をし、薪の準備に余念がなくなってきました。
雪が降る前に、タイヤ交換などの話に出るほど、長野の秋は冬の準備期間で短く稲刈りなど収穫ラッシュが続きます。




今年は、Azumino自給農スクールに続き、自給自足ライフスクールがプレオープンした。

「食」自給がほぼ目処がついたため、次は、「住」そして「医」への挑戦が始まった年。

家の改装に伴い、壊した土壁から出た土。通常であれば、産廃なのだが、土が命の農業にどっぷりつかった私としては、
昔の壁土は、貴重な存在で、堆肥造りにちょっと入れれば最高の堆肥に仕上がるほど、今までなかなか手に入らなかったものでもあった。

そこで、今年は「住」を強化テーマにし、土壁を再利用して、日干しレンガをみんなでつくり、カマドをつくってしまった。


築何年かわからない、プロの大工さんも匙を投げた廃屋に近かった蚕小屋(土蔵2階建て)も、


凄腕の大工さんの手で、


住みたくなるような綺麗さと、安定感を備えて生まれ変わった。

塗装や左官など自分たちでできるところは教わりながらやり、構造や畳などはプロにお願いした形で、無理なく長く使える土蔵を目指した。



最後に残してしまったのは、土蔵の土壁。

蚕小屋だっただけに、絹糸産業の衰退と共に、中途半端に荒壁でつくり終わっていた土蔵。




大工さんのアイディアで、板壁で補強も兼ねて腰壁で補修。

こうなると土壁そのものを何とかしたいと思ってくる。


左官屋さんに尋ねると、今は土壁が手に入らない。

コンクリートで直すか、壁土をはがして、板壁にするしかないといわれたがあきらめきれずに、調べると

千曲市に最後のべと屋小坂商会さんを発見!

未だに、おばあちゃん1人で荒壁、中塗り用の土を現役で作っている。

電話で尋ねると、近くなら2トン車で運搬もやってくれるとのこと。1立米3万円ちょっとで我が家に土が届いた。







カマドづくりで土に馴染んだ、自給自足ライフスクール仲間で、いざ中塗り。

足場が高く、ところどころ木の板なので、とても怖いが、みんなで塗れば愉しい会話も弾む。




朽ちた土ははがして板で補強して、それでは土がつかないので、
ワラなどで土が食い込みやすく工夫した。

その上に、発酵させた再生土壁(黒)を塗り荒壁とすると、乾かすと中塗りができるようになった。


去年から手伝ってもらっている友人たちはめっきり左官の腕前が上がり、仕上がりをこだわって塗ってくれている。


東の1面をほぼ2日。(補強も入れると4日)で終了。

まだ北と南の2面あるが峠は越えることができた。

食べるものを保存したり、お茶を飲んだり、昼寝したり、食べ物を育て食べる場所が再生されつつある。

プロの技と素人の熱い想いが形になってきている。

昔の農家さんは大概の事は自分たちで「衣食住」自給してきたことを思えば、まだまだ道のりは長いが、途中からプロのサポートと、仲間とやればできることがわかった。

雪が降り、凍る前に仕上げて今年の冬を越したい。

完成したら、みんなで餅を搗いて祝いたいと思う。
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まだまだ稲刈り

2015-10-28 18:26:14 | 日々の自然菜園
本日、のち


自給用のもち米は、ちょっと離れた場所に借りた小さな1畝ちょっとの田んぼで栽培させていただいております。

30年以上、耕作されていなかった田んぼには、雑木が2本。水口は底なし沼といった感じでしたが、
手つかずの農薬・化学肥料とは無縁で年を重ねた田んぼは、全くの自然で、絶景の棚田に仲間入りできた嬉しさと相まってとても興味深い作付となりました。


今年は新著が出る最中の田植えになってしまったので、一番遅い田植えでした。

そのため、ギリギリの実りでしたが、何とかお蔭さまで収穫となりました。


古代からのもち米(白毛モチ)は、豊か過ぎた土には耐えきらず、倒れてしまいましたが、長い穂には150粒を超える実りをもたらしてくれました。


家族と地主さんで3人の手での稲刈り。地主さんの援農のお蔭で、午前中2時間で稲刈り終わりました。

三者三様、思い思いに刈りまくりました。

1~3畝位の田んぼは数人で手刈りでできるので、家族で自給用にもってこいです。


去年、ダイズを育てたせいか、30年のなせるわざか、全くと言っていいほど草が生えませんでした。




黒米をまず1段目にかけます。

黒米は刈り口が紫色で綺麗です。




その上に、倒れてしまった古代米を2段目にかけました。

とても長いワラだったので、1段目の黒米が全く見えなくなりました。


鳥よけに糸を張りました。


棚田なので、四角ではなく三角に近い田んぼです。

奥の一部を不耕起栽培してみようと、起こさずにおきました。

不耕起にむく田んぼとそうでない田んぼがあります。

この田んぼはどうか来年試してみようと思ったからです。

田んぼのことは田んぼに聴くのが一番です。

今年は水口がぬかるんでいたので、作付しませんでしたが、今年手を入れたことで来年からは全面積作付可能になりました。

来年はこの三角の小さな田んぼにどうやって作付ようか今から楽しみです。


地域で一番遅い稲刈りだったので、棚田にうちのお米しかありません。

この絶景のなか、天日で美味しくお米の最後の仕上げをしてから脱穀です。

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稲&ソバ、エゴマの脱穀

2015-10-26 06:04:24 | 自然菜園スクール
本日、




我が家にも初霜がおりました!
霜に関しては重要なので、また別に書きたいくらいですが、いよい冬に入ったことになります。

昨晩、Azumino自給農スクールから帰宅後初霜に備えて不織布を車のライトを照らしながらでもやっておいてよかったです。


昨日、一昨日にAzumino自給農スクールが開催され、秋の収穫、穀類の脱穀をいろいろ行いました。




10/24(土)の午前中は自然稲作コースのお米の脱穀でした。
このコースは、自分たちで育てたお米を持ち帰れる本科生が人気で、一番最初に定員が埋まってしまう数年通う常連も多いコースです。

今年は、亀の尾、白毛モチ、しなの深紅、農林48号、イセヒカリ、ハッピーヒルの6種類を早生から順番に稲刈りし、今回は農林48号、イセヒカリをメインに脱穀、田んぼの片づけをみんなで行いました。

自給農スクールなので、いずれは自分でお米を自給したい方、今年田んぼ1年生、自分たちで育てたお米やその加工品(お酒、モチ)を食べたい人を対象に行っております。

本科生は、自分たちで、袋詰もし今年の収穫の喜びをお米の重さと共に味わっておりました。





午後は、ソバとエゴマの脱穀です。

いろいろなやり方があるのですが、特別なものを使わずに、いろいろな雑穀を脱穀できる方法(ブルーシートとコンパネ)を使用してみんなで寄ってたかって脱穀しました。

雑穀は育てるのは簡単なのですが、採り込みのタイミング、脱穀、食べるまでの調整を知らないと、ただ播いただけになってしまいがちで、
専門で行っている人の道具は、手作りのものや、収納に場所をとるため、また少量やるのに向いていないなどちょっと自給したい方には敷居が高いものです。




エゴマは、去年全国的にブームになった健康食品。

フルイにかけて、がくをより分け、ある程度綺麗になったら、


広げて日中2~3日広げて、虫たちを逃がしてあげます。







ソバも同様で、なるべく葉や小枝などをフルイでとりわけ、広げて乾燥させながら、虫を同時に逃がします。





昔の野良道具「唐箕」です。

手動で風を起こし、ゴミを飛ばし、比重の重い実(タネ)をより分けます。


ビフォアー(唐箕風選前)


アフター(唐箕風選後)です。


その後、実でもありタネでもあるソバの実を薄く広げ、天日干しにし、虫を逃がしてあげます。

虫のアップ写真がないことと、虫がい過ぎるため、気持ち悪いといけないので、割愛しておりますが、無農薬栽培のためクモやカメムシ類、ガの幼虫などうごめいております。

手間はかかりますが、みんなで思い思いに愉しくおしゃべりしながら行うと、一見重労働も気楽にでき、どんどん食べられるみた目になってくると嬉しいものです。

自給することは大変と思いがちですが、自給したものを食べるところまで行うと、喜びに変わります。

古の言葉になりつつある「もったいない」は食べ物への感謝とそれを育ててくれた方、恵みをもたらしてくれたお天道さま(自然)への敬意そのものです。

難有りと書いて「有難う(ありがとう)」とはまさに、苦難あっても生かされることへの感謝から生まれた言葉のように思います。
今年もみんなとその喜びを分かち合え、とても充実したスクールでした。
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緑肥作物の活用法(2)緑肥mixなど混植での利用方法、その注意点とは?

2015-10-21 12:37:34 | 自然菜園の技術 応用
本日、

最高気温21℃過ごしやすい温かい秋晴れです。

過日投稿した「緑肥作物の活用法(1)その目的とは?その一例 土の団粒化促進について」
では、緑肥作物が優れた根の働きや、その有機物が土に還ることにより土の団粒構造化に貢献する事例をご紹介し、
今回は、単独で使いがちな緑肥作物を混播して、他の野菜と共に育てる活用法について自然菜園での事例をちょっとご紹介しょうと思います。


自然菜園でたびたび出てくる緑肥mix。
緑肥mixとは、いろいろなバージョンがあり、目的や用途によって異なりますが、
単独の緑肥作物を栽培するよりも、相性の良い例えば、マメ科とイネ科の緑肥作物を混ぜて蒔くことで、お互い相乗効果で育ちやすくなり重宝します。

通路用の緑肥mixの写真です。
入っているものは、エンバク、イタリアンライグラス、オーチャードグラス(イネ科)とクリムソンクローバー、アカクローバー(マメ科)です。


市民農園など短期間で返す畑の場合は、一年草のみブレンドが後腐れなく、その場合は、エンバク、イタリアンライグラス、クリムソンクローバーのみにします。

写真は、クリムソンクローバーで、景観にもよく、人気の緑肥作物です。


自然菜園では、通路の真ん中に緑肥mixと呼ばれる複数の相性が良い緑肥作物を混播して活用します。

通路(畝間)は通常、歩くことで固くなりがちで、雨が降った後などは水たまりができやすいものですが、
通路の踏まない場所に、緑肥mixを蒔くと
緑肥mixを踏まないように歩くためと、緑肥mixが根を張ることで、通路が固くなりにくく、水はけも良くなります。


発芽して間もない春の緑肥mixのアップ写真ですが、生育の早いエンバクの株元に、イタリアンライグラスやクリムソンクローバー、アカクローバーが守られるように生えてきております。

多年草の緑肥作物は、根を張ってしまいひと冬過ぎるととても強いのですが、それまではとてもか弱い存在です。
そのため、生育の早い一年草と一緒に種まきすると、一年草の株元で守られて、生育が良くなりがちです。

通常の緑肥作物は、単一で播種し、鋤き込んで緑の肥料(緑肥)として使われるのですが、
野菜との混植もお奨めです。


カボチャと緑肥作物エンバクの組み合わせもお奨めです。

この組み合わせは、3~4月に先にエンバクをカボチャがツルを伸ばす場所、つまりカボチャが育つまで空いているスペースにタネを蒔いておきます。

5月にカボチャを植え、ツルが伸び出す前に、写真のように刈ってカボチャの草マルチとして敷きワラしてあげます。

ワラが手に入りにくい家庭菜園でもワラが自給でき、しかも、カボチャはコンパクトに生育するようになるので、重宝します。






キュウリも同様にエンバクなどと育てると乾燥から根を守ってくれ、初期生育が良くなります。


注意点として刈り遅れないことです。

緑肥作物は草よりも強い場合があるので、播けば必ず良くなるものではなく、利用の仕方次第ともいえます。


ヘアリーベッチ

ヘアリーベッチは、強力なアレロパシーという他感物質を出し、ツルでの見込み草を抑え込む緑肥作物です。

暖地では暑さで花が咲くと同時に枯れてしまうので、除草効果が期待されますが、、、


シロクローバーは

野菜との混植がとても難しい。もっといえば寒冷地では絶対にむやみに畑に播いてはいけない強力すぎる緑肥作物です。

寒冷地では、ヘアリーバッチは、タネを残し雑草化し、手に負えなくなるので、むやみに蒔かないことをお奨めします。

シロクローバーは、公園の芝生にも使われる多年草の植物なので、
野菜の多くは一年草なので、シロクローバーがはびこってしまうと、野菜の根が張れなくなってしまったりして生育を抑えられます。

私は、菜園にはシロクローバーを蒔かずに、田んぼの急な畦などにばらまきしたりして利用します。
シロクローバーがはびこると、畦草をあまり刈らずに済むからです。

緑肥作物は、両刃の剣ともいえます。
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自給自足ライフスクール10月

2015-10-19 22:59:43 | 自然菜園スクール
本日、


今日は、Azumino自給農スクールの臨時稲刈りを精鋭5名で、最晩生のハッピーヒルを除き無事終了できました。

今年は9月の長雨と10月の稲刈り中に雨が降り、予定を押しての稲刈りでしたが、秋晴れの中気持ちよく稲刈りができました。


今年度からプレオープンした衣食住の持続可能な暮らしをテーマに開催中の「自給自足ライフスクール」も早10回以上開催し、残すは11月12月2回となりました。

季節の畑の観察、野良仕事の様子です。




現在実験中の無農薬タマネギ苗たちです。

タマネギは、苗がすべてといっていいほど苗が新鮮で適切な太さの健脚苗が大切です。
無農薬で、そのような育ちがよく、鮮度が良い苗はまず手に入りません。

といっても、自分で育てようものなら、結構難しく、立派な苗になってくれないものです。

まだまだ公表できる段階ではなりませんが、このような実験を繰り返し、現在の自然菜園があり、これからの自然に野菜を育てる道になると思っておりますので、
過程を観ていただくことも大切かと思っております。




真黒早生ナスの採種果です。

つまり、タネ採り用に赤い印をつけて、樹に70日以上完熟になるようにつけておいたものをみんなで収穫しました。


その後ハウスなど温暖な場所で、さらに10日ほど追熟させてから自家採種行います。


10日前に収穫したローサビアンカという洋ナスをみんなで実際に自家採種してみました。

衣食住の基本は「食」です。食の基本はタネです。タネが育ち、口にも入り、土にも戻り、毎年繰り返し食べ物のいのちをつないでいきます。




ダイズの原種のノマメです。

ツルがあったころの野生のダイズの姿は、品種改良前のダイズの姿があり、現在のダイズの自然の在り方や育て方のヒントをたくさん教えてくれます。


土蔵の改装です。

さすがに、プロにお願いするところは、お願いして、


崩れた壁土をワラを加えて練り直し、






弱くなったところを新たに練った土で、補強しながら改修していきます。




「住」もできることはみんなでやると楽しくできます。


おやつのココナッツミルクお汁粉です。

自家製のあんこと黒米のお餅がココナッツミルクとタピオカと出会いました。


母屋の改装で壊した壁土、通常は廃棄処分対象ですが、
今回は、練り直し、日干しレンガにして、愛農かまどを作ってみました。


裏は、木酢液が回収できる煙突です。


みんなで育てた新米、


自家製味噌のお味噌汁を炊き上げ


カマドのオーブンで厚揚げを焼いてみました。

火を入れてから1時間かかりました。
お味噌汁を作って、温め、ている間にご飯は30分。その間にできた炭もたしながら厚揚げをふっくら焼きました。

火の管理に忙しい1時間でしたが、ガスやレンジでは得難い有意義な調理時間でした。

自分たちで、作ったカマドで育てたお米を炊いて食べる。
ただそれだけで、ほっこり幸せになれる。

文字通り同じ釜の飯を食べあった仲間で、野良仕事に改修作業で汗流し、美味しいはずがないのですが、予想以上に美味しくて美味しくて幸せな2日間でした。





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連作2年目のサツマイモの収穫セーフ

2015-10-15 06:37:06 | 日々の自然菜園
本日、
本日最低気温長野市5℃、安曇野市3℃。
きっと安曇野では初霜が観測されたのでは?
いよいよ完全に夏野菜が終わり、冬がやってくるお知らせです。


虫の知らせか、昨日は夏野菜の総収穫をしたので結果からみれば間一髪でした。

霜に当たった夏野菜は、食味が落ち、保存性に欠けるので、霜に当たる前に収穫保存が大切だからです。

「名残り」の収穫もこれが最後だと思うと、夏の終わりを感じ、秋を越して長い冬を連想させて気持ちが少しさみしくなりますが、
それ以上に来年の夏野菜の抱負も感じられ、来年で自然菜園に移行して3年目の姿が楽しみにもなってきております。





先週風邪をひきながら、無理して仕事(取材、菜園教室)に飛び回っていたので、風邪をこじらせてしまっており、一昨日は寝込んでいた状態でしたが、
昨日どうしてもサツマイモだけは掘ってしまいたく、咳がまだましな温かい日中のみサツマイモの収穫の野良仕事を行いました。

というのは、サツマイモは掘るタイミングがとても大切で、初霜前までに、3日間は晴天が続き、温かい昼間に収穫する必要があるからです。
特に長野のような寒冷地では、できるだけ長期間生育をさせ収量を確保する必要性もあるので、すべてが重なる日は昨日しかなかったわけです。


サツマイモ植えした場所、つまりサツマイモのツルの株元をツルをはがしてから見つけ、
株元を少し残して、のこぎり鎌でツルを刈り取ります。


芋を傷つけないように手で、古代遺跡を発掘するように掘っていきます。


株元から離さず、芋を掘り上げることができました。


芋を掘り上げると、そこには枯れ草しかなく、芋が転がっています。

つまり、ツルが完全に草を抑えてしまっていたので、草が生えていない状況だったということです。
これくらいツルが旺盛に張っていれば、草刈りも楽ですし、何より収穫が期待できます。



パープルスイートロード


ニンジン芋


黄金千貫

といったカラフルな芋が収穫できました。
収量は、連作2年目なのでもう少し落ちるかと思っていましたが、去年よりも型が少し小さい位で、実の締まり、実の揃いがいい感じで、今後の連作が楽しみです。

というのも、サツマイモは4~5年以上連作すると、肌も綺麗で、美味しく育つようになるので、毎年同じ畝で育て、育てながらサツマイモ専用の畝に育てていく楽しみがあるからです。

それには、前後作、ネズミ対策もしっかり研究しながらです。
今年行った実験は見事に成功したようですから、来年も継続して実施してみて、はっきりしたことがわかったら、雑誌などで発表したいと思っております。




収穫した食べない方いツルの部分は、30㎝位に切ってサツマイモ畝に戻します。

午前1時間、裏面を午後2時間ほど収穫したばかりのサツマイモも同時に畝肩で、天日干しにします。


サツマイモのツルの先端(生長点近く)のやわらかい茎を収穫します。




葉っぱを落とし、茎のみにして、あとで湯がいて、キンピラやオイスターソース炒めが美味しいんです。


繰り返すようですが、寒冷地の場合すぐに霜が来て枯死してしまうので、サツマイモの残渣をマルチした後に、少々の米ぬかともみ殻をかけて、その上からあっさりワラをかけておくと、
多少の霜が降りても急に枯れずに、ゆっくり自然に土に還っていきます。

あまり厚く草やワラをかけ過ぎると、ネズミの越冬場所になってしまうのであくまで、サツマイモのツル主体で、そこにちょっと補って、土の生き物たちが快適に過ごせるように工夫する程度補うのがコツです。


3時間天日で干して、15時にはコンテナに収容します。
10mのサツマイモ専用畝で、25㎏のサツマイモが収穫できました。ありがたいことです。

あとは今日明日、日中のみ天日干ししてから、1カ月ほど保存してから調理・加工して来年いっぱい愉しむことができます。
美味しいサツマイモは、蒸しただけで和菓子のような存在で、生活に甘味を提供してくれます。

昨日収穫しておいて本当に良かったなーと思う朝でした。
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緑肥作物の活用法(1)その目的とは?その一例 土の団粒化促進について

2015-10-14 06:17:46 | 自然菜園の技術 応用
本日、の予報。


何の写真かわかりますか?
緑肥作物のいろいろな種です。

田んぼを畑に転換する緑肥作物のご質問が続きましたので、それはそれでとてもよい質問ばかりでした。
詳しくは、ソバ&タカキビ(雑穀)の収穫のコメント欄をご覧ください。

緑肥作物について一度基本から応用までの一例をシリーズでご紹介していこうと思いました。

緑肥作物の活用法(1)その目的とは?その一例 土の団粒化促進について
緑肥作物の活用法(2)混植での利用方法、その注意点とは?
緑肥作物の活用法(3)田んぼの転換用の緑肥作物の活用の狙いとは?
緑肥作物の活用法(4)蛇足


緑肥作物は、堆肥や肥料、大型機械でもなせないことができる畑のテコ入れの最終奥義のようなものですから、
その性質を知って、地域風土に適ったタイミングと量を適期に播種し、その後どのように土に還すかなど心得ている方だととても短期間に劇的に土を改良することができます。

しかし、ただ播いたら良い結果が得られるものではなく、結果が雲泥の差になったり、
効果が表れないばかりか、逆に作物が育たなくなる場合もあるので、両刃の剣のようなものだと思っております。



まずは、一般的に緑肥作物といったら、昔は雪印種苗さんなど牛などの放牧で活用してきた牧草を畑に生やし鋤き込むことで、
畑で緑の肥料(堆肥)を作れるので、緑肥と呼ばれ、北海道など広大な自然の中で、土を改良するのに適したやり方でした。

緑肥作物の種播き、大地で養い、光合成して生産量が一番高く、有機物が栄養価が一番高い、花咲く前に、大地に鋤き込むことで、大量の有機物が大地に還元されていきます。

つまり、有機物が増加し、土壌中の微生物がよく繁殖し、結果土の構造がよくなり、水はけや保水力も高まる。さらに土壌中の微生物間のバランスがとれ、病害虫の多発を防ぐことが知られております。

ここまでの効果は、十分に発酵した完熟堆肥の投入でも同じような効果が期待できるのですが、


緑肥作物を施設(ハウス)などで使うと、野菜土壌の塩類濃度を低下させることができ、
各種センチュウ抑制効果をもたらし、連作障害の回避などにも役立ち、

ヒマワリなどは景観植物になるだけでなく、蜜源にもなり、生態系の多様化をもたらすことは、緑肥作物ならではの堆肥以上の効果が得られるようになり、

その結果、各機能を特化した目的別の品種がどんどん開発され、現在では、タキイ種苗さんやカネコ種苗さんなど多くの種苗会社から多種多様な緑肥作物が販売されております。

そのため、各種センチュウによって、ヒマワリ、マリーゴールド、野生エンバク、ライムギなどを選び、より効果的な品種を選び適期に育て、鋤き込むことが奨励されています。
そうすることで、連作障害を和らげ、バランスを失った大地が緑肥作物により改善される特効薬として活用されております。

つまり、無理に連作したり、大量生産大量消費に合わせた作付に対応して、抜本的に改良する方法として緑肥作物の導入・推奨が現状だと思います。



拙著にも「ライムギは王者」と書いたように、背丈2mを超えるライムギの効果は、すごいものです。


一株掘り起こしてみるとごっそり土に根を張っており、


土を外してみると、長い根が地中深くまで伸びており、
途中で切れておりましたが、文献によると1~2mも伸びるそうです。

そのため、誤解も与えました。「ライムギを播けば、土がよくなる」と

ライムギが見事に育った場合は、写真のように根がびっしりと深く広く張りめぐり、土は根によって耕され土は団粒化し、水はけも水持ちも良い豊かな畑だといえます。
また、できたワラや根の有機物が土に還れば、大量の有機物ですから生き物の隠れ家、エサになり、腐植も多くなり、一層団粒化を促進させ、土を豊かにしてくれるでしょう。

しかし、ライムギがあまり育たなかった場合は、根は張れず、背の丈も低いライムギでは、土が劇的に変わることはなく、痩せていたり、水はけが良くない畑だという訴えでしかありません。


つまり、緑肥作物が良く育った結果、その活用により効果は相乗効果でとてもよくなりますが、
緑肥作物が良く育たない場合にはその効果は半減し、まずはその緑肥作物が適切だったのか、適切な時期に播種したのか、その緑肥作物が良く育つ条件づくりなど見直すことが大切です。



そういう意味でも、緑肥作物がその地域風土に合っているかどうかなどはなかなか難しいので、
私の場合、その地域風土に合っており、目的に適った数種類の緑肥作物の種を混ぜて、播くことで自然選択されたり、イネ科とマメ科の相乗効果により、適地適作でより一層簡単に緑肥作物を健全に育て、生育を充実させることでその緑肥効果を高めていく方法をとります。

もちろん、緑肥作物を使わないでも改善できるものであれば、使いませんし、
わざわざ農薬のついた種子消毒や外来種の緑肥作物を導入する気にもなれません。

しかし、長期的な目線で見た場合、草も生えず、作物も育たない場合、なかなか堆肥を入れただけでは抜本的に改善に向かわないときに限り、最後の手として緑肥作物を導入し、
3年で土着の草や自家採種した作物で自然に育つ畑になるように、テコ入れとして活用させていただいております。


ハコベが生えるようになると、野菜も草も自然に任せても大丈夫なり、ハコベの根によって土はより一層細かく耕され、保湿されていくようになるきっかけ作りの一歩が緑肥作物の導入です。




緑肥作物によって、農薬化学肥料などで疲弊した大地が息を吹き返し、自然な大地になると、180㎝の支柱もわけなく地面に深く刺さり、
ちょっと草マルチの下をほじくれば、草や作物の根もとでミミズなどによって見事に耕されております。

こうなったら、緑肥作物はもう卒業していただいて、作物と草だけで十分育つ畑になります。


バーベ―Qなどで、薪に火をつけるコツは、
最初なかなか火がつかないので、新聞紙や小枝、風をさえぎることが大切です。
その後は、風を適度に通して、どんどん太い薪に火を移していく、最後は炭になった薪を灰の中で見守って育ててあげる。

そんな風に、無農薬・無化学肥料の畑で、しけった薪(元田んぼ)、強風(除草剤、草もなく)、薪も十分にない(農薬化学肥料だった)場合、
緑肥作物は、新聞誌であり、小枝になりえると思えます。

緑肥作物をきっかけに、大地に息を吹き返し、どの勢いを借りて、その場にあるものだけで、十分に自然に育つ(燃える)ようにできたらいいなーと思って、緑肥作物の力を借りてきました。

作物が育つようになったら、作物自身と草の力で十分なはずです。無理にするとまたテコ入れが必要になります。

薪も炭になった方が、遠赤外線で中から火が通るように、自然の力は地上部よりも根を充実させ、持続可能な営みとつながります。
薪(有機物)を入れ続けると一見すると火力が強いので、表面的に地上部が成長しますが、焦げやすく(病虫害)注意が要ります。

自然に育てたい方には、緑肥作物は朗報です。緑肥作物(薪)にもいろいろありますから、燃えやすいもの、燃えにくい(が炭になりやすい)もの用途に応じて初期に活用していただければ良いかと思います。
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ソバ&タカキビ(雑穀)の収穫(Azumino自給農スクール)

2015-10-12 02:44:44 | 自然菜園スクール
本日、の予報。




昨日は雨でした。そのため2日間予定していた雑穀・稲刈りなどを途中で中止しました。

天気は「お天とさま次第」とはよく言ったもので、雨だと嘆く人もあれば、雨で喜ぶ大地と植物もいるわけです。
天気の見極めも大切ですが、それ以上に天気に適った野良仕事ができるかということの方が大切です。

例えば、今回の蕎麦刈りであればむしろ多少雨が降った後は刈り取りしやすく、脱粒しずらいので多少の雨でも行いたい野良仕事です。
稲刈りも雨でもできますが、昔は蓑がさ着て、雨や雪の中でも稲刈りをやっていたそうです。

ところが、稲も蕎麦も雨の日は脱穀できません。湿気ってしまっていて脱粒が良くないからです。

といった感じで、小雨なら草が柔らかいので草刈りに適しているように、人間都合で判断するのではなく、作物や野良仕事によっては適している場合もあるので臨機応変で対応が求められます。





今回は、2日間早朝から蕎麦刈りを行いました。

蕎麦は育てやすい野性味を残した作物で、お米や麦が育たない高冷地などでも育つ貴重な穀類です。

ところが、粒がはじけこぼれやすい脱粒性の高い作物なので、全部が黒くなってから収穫すると、こぼしてしまった方が多いこともしばしばなので、昔ながらの手刈り、島立てで刈り取りを行いました。


なるべく粒が落ちないように丁寧に刈った蕎麦は、同じ太さに束ねられます。




その束を6束一つに束ねて縛ると「島立て」完成です。

こうすることによって、ゆっくり乾燥させることで、すべての実が黒く完熟し、こぼれ落ちる心配もなくなります。




ちょっとしたコツはありますが、昔から家族でやられているので難しいものではなく、
今回は3人一組になって、雨風でも倒れない「島立て」を学びました。


昔ながらの天日乾燥の仕方で、無駄がなく、かっこよく、はじめてみる方も懐かしい田園風景となりました。


アマランサスは雨で延期になりましたが、


タカキビは収穫できました。


「穂刈り」といって背が高いタカキビは、穂の先端を含む部分の刈り取りです。


刈った穂は束ねて




雨の当たらない風通しの良いところで、鳥よけに寒冷紗をかけてゆっくり乾燥させます。


タカキビを刈り取って残った残渣、ハサミや鎌で30㎝以内にし通路などに敷いてあげることで、来年も土が豊かに実りを約束してくれます。


去年話題になったエゴマは収穫のタイミングが大切です。

葉が黄色く枯れて、簡単に落ちそうなときに、


株元で刈って倒してあげることで、こぼれだ種を防ぎ、多くの実を得ることができます。

雑穀は得てして野性味があり草に近い存在なので、時期さえかなっていれば育てるのはとても簡単です。

ところが、タネがこぼれやすかったり、実が一斉に実らなかったりと野生ならではの不揃いが生じますので、収穫・脱穀など雑穀の特性をつかんで行うことがとても大切です。

自然に適う生き方は昔は当たり前でした。
ところが、自然を捻じ曲げて快適を求めた結果、自然を破壊し、人は弱くなり、伝統は失われてきました。

そのため、当たり前の持続可能な生活(生きる活動)が、困難になり、何をやっても破壊に結び付く様式になってきたように思います。

小さな菜園一つからでも、自然に生きるヒントは作物と共に収穫でき、温故知新で持続可能な営みを再構築できると思います。

小さな一歩ですが、大切な一歩だと今回の菜園ワークでも感じました。


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へちまを育てて、化粧水(へちま水)とタワシを作ってみました。

2015-10-09 20:50:32 | 日々の自然菜園
本日、


風邪から復活し、ブログアップしようと思っていた過日の記録を今アップいたします。

さかのぼること9月27日。

中秋の名月は9月27日で、満月は9月28日で、スーパームーンがあった日にヘチマ水を採取しました。

満月は水が地上部に挽きあがられるマックスなので、へちま水を採るには最適な日です。




地表から50㎝位の高さで枝を切り、消毒したペットボトルに差し込むと、一晩で800㏄位のへちま水が採取できます。


それを65℃の低温殺菌3分ほどしてから、


熱いうちに、2重にしたフィルターで濾して


殺菌した瓶などに詰めます。

その後、要冷蔵で光に当たらないように保存すれば、自家製無添加化粧水の完成です。

お風呂上がりなどにスプレーやコットンでこれからの乾燥肌に潤いを補います。


赤い毛糸で印をつけたのは、自家採種用のヘチマです。




それ以外は、固くなった実を15~30分ほど茹でると、皮が簡単にむけるので、良くもみ洗いしてから乾燥させます。

乾燥中にタネが簡単にこぼれ出てきます。


ヘチマタワシの完成です。

ヘチマのタワシは、身体から食器まで何でも洗える万能タワシです。

小さい頃は、水に浸して腐らせたものですが、ゆでるだけで簡単にできることを知ってからこの方法で作っています。
アクリルタワシ同様、お湯だけで油ものも良く落ちるし、使い終わったら、コンポスト(堆肥)になるので超エコです。

今度は新月に残りのヘチマをタワシと自家採種にしようと思います。

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稲刈り&愛農かまど作り

2015-10-07 04:46:23 | 自然菜園スクール
本日、の予報。

ここ数日間風邪をひいており、節々の痛み→発熱→悪寒→くしゃみ→咳→鼻水と毎日症状が変わり頭痛にも悩まされ、なかなか経過するのに時間がかかりました。
仕事などをしながらの経過だったので、取材してくれた方々、菜園教室の生徒さん、友人家族、このブログを観ていてくれる読者の方々に大変ご迷惑おかけしました。

お蔭さまで、完全とは言わないまでもかなり回復したので、溜まってしまった雑誌の連載やブログの更新、野良仕事を無理せず再開していきたいと思います。



今年は特に大変長雨と稲刈り前の大雨で、長野県だけでなく全国的に稲刈りが遅れているように思います。

通常の大型機械コンバインの収穫の場合、田んぼがぬかるんでいると稲刈りができないため、地域では今年は1カ月以上遅れての稲刈りのところが多々あります。

稲が台風などで倒れてしまったため、みんなで手刈りしたおかげで、稲は地域としてはいつも遅いのに早くに稲刈りが終わりました。

「はざがけ」と呼ばれる天日乾燥です。

通常はビニール資材で覆わないのですが、脱穀前の雨や朝夕の結露対策として、脱穀の直前にかけると脱穀の予定が狂わず重宝します。




10/3に「自給自足ライフスクール」に脱穀の予定を入れていたので、当日午前中のうちに、ビニールをはずし風通し良く天日で仕上げます。
ビニール内は、結構結露や蒸れている場合があるからです。




午後からいよいよみんなで脱穀です。

友人のハ―ベスターをお借りして、4人一組で協力し合いながら丁寧に脱穀していきます。

干している稲をはずす
ハ―ベスターに稲を送りいれる
ハ―ベスターを操作しながら、袋にお米を調整しながら入れて、袋を交換していく
脱穀されていないかどうかチェックしワラを調べる

など人手がいる場合は、3~4人位で行うと、一粒も無駄になりにくく丁寧に稲を脱穀できます。


長さ30mたらすの小さな自給用の田んぼ(4アール)=家族3~4人自給用。

今年は大豊作で、4人がかりでも午後丸々かかってしまいました。

収量は、モミ米で306㎏。10アール=1反に換算すると、モミ米13俵弱。玄米で10俵弱と取れ過ぎな位です。
あとは食味を調べ、風味が良ければ最高です。
食べるのが楽しみです。


食べるといえば、新米をカマドで炊いて食べようと現在、家の改装で出た壁土を再利用して作った愛農かまどが完成に近づきつつあります。

現在、仕上げ塗装まえですが、かなりかっこいいものになりました。

ここまでの経緯はブログでもご紹介してきましたが、抜けているこの少し目の状態は、




本来の愛農かまどは、専用の木枠があり、それを当てながら仕上げるのですが、当然日本に2つ位しかない貴重な木枠は我が家にはないので、
日干しレンガを重ね、外枠ができたので、カマドを位置を実際にカマドを当ててみて熱風が通り抜ける道をアルミのパイプを利用してみました。


だいたいこんな感じといった位置を産めるように、日干しレンガや粘土で埋めていきます。


最後に、実際にカマドやふたなどをはめてみたり、調整し、軽く穴の中を乾燥させます。
※現在、半乾きの穴の中を削りだして、熱が効率的に動くように加工しています。

摘んだ日干しレンガを濡れた雑巾で湿らせた後、ゆるく溶いた粘土で中塗りをします。

仕上げは、水に強い漆喰を塗る予定です。


現在は、ゆっくり乾燥させながら、穴の中を削りだしし、角を面取りしかけにくくし、使いやすく、熱効率が良く、かっこよくなるように毎日少しずつ漆喰を塗る前にやっておくことをコツコツしております。

今回は、自給自足ライフスクールでは、お米を育て食べることをテーマにしてきました。

さ来週にいよいよ新米を炊いてみる予定なので、うまく炊けるかドキドキです。
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