無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

ネギの植え替え&秋ジャガの植え付け

2022-08-25 02:45:23 | 日々の自然菜園

★オンライン自然菜園セミナー

8/27(土)13:30~自然菜園根本講座(ハクサイ)

同日   18:00~自然菜園Q&Aセミナー(ミニ講座「連作できる野菜」つき)

 

久々の自然菜園ブログ。最近では、自然菜園スクール開催がオンライン対応の関係で、長野校のパスワードつき「受講生限定解説ブログ」や安曇野校の「アーカイブ配信」などで、有料のブログ&無料簡易版を書くことが多く、超農繁期に加えて、連日の雨予報で、雨の合間に行うことが多く、純粋に無料のブログを書くのはかなり懐かしい。今朝は、2時ちょっと前に起きることが出来ので、久々の近況ご報告。

自然菜園スクール「自然稲作コース」の田んぼも出穂8/1から20日が過ぎ、ようやくカメムシ対策で刈れなかった畦草を一気に刈ることが出来ました。

畦にいる生態系バランスを崩すと、カメムシが田んぼに入り、お米に穴を開けていわゆる等級を下げる斑点米が増える。

無農薬でも斑点米は減らすことは簡単。

ただ今年難点なのは、今週末の自然菜園スクールオンライン見学会の直前での草刈りになってしまったので、あちこち草が伸び放題で、草刈りラッシュになってしまったことかなー。

今年は雨がほとんどなかった大干ばつを経て、一転今は毎日雨予報。我が家の田畑は元田んぼで、粘土が強いので、雨が降ると種まきがしばらくできないなど雨とのタイミング次第のことが多い。

そして、今年は32℃以上の日が連日つづき、35℃を超える日もあったが、急に涼しくなって今週から30℃越えがない。

そこで、雨が降る前に、ネギの植え替え&秋ジャガ植えを行いました。

ネギ&ジャガ交互連作畝

ジャガイモは、少量多品目の家庭菜園、自給菜園の鬼門な(連作障害を誘発しやすい)ので、ネギと交互に植えて一か所に連作して固定することを発見し、ここ15年実践。

根深ネギ

葉ネギ「九条ネギ」

まずは、春に植えたネギを収穫。(ジャガイモはすでに収穫済み)

10m位でこの量の根深ネギの収穫。年に2度植え替えることで、柔らかく、太く、美味しくなってくれます。

春ジャガと交互に植えた九条ネギも2~3本植えが、20本位に分けつして、結構な量に。

このままだと細くなってしまうので、3~4本で植え替えして、太く白く仕上げる予定。

耕して、収穫し忘れたジャガイモを回収して、溝を切り、今回大雨に備えて植え溝のみパーライト(真珠岩)、全面にクン炭を補いました。

元田んぼの重粘土。多少の雨は1日に水たまりはなくなりましたが、近年の大雨、長雨、ゲリラ豪雨に備えてもう一つ水はけを良くする工夫。

水はけが悪いとネギは根腐れして、病気などで溶けてしまいます。

1本1本丁寧に、同級生植えを行いました。

根深ネギは、親指よりも太いものばかり、今年のお鍋が楽しみです。

九条ネギも土寄せして、白いところを冬に楽しみます。

覆土&鎮圧して、

去年の稲わらをワラマルチして、ネギが起き上ってきたら、秋の土寄せ開始です。

30℃以下になったといえど、まだまだジャガイモには暑すぎるので、ネギと交互に深く植えて

覆土して

暑さ&雨対策で、麦わら束を置いてマルチしました。

10年前、元田んぼから転換仕立て頃は、雨が降れば水たまりが10日以上水が引けず、そしてジャガイモ、ネギ、ニンジンは根腐れして消えるなど元田んぼならではの、水はけの悪さが目立つ土地でしたが、今では、10年間ネギ&ジャガを交互連作繰り返すことで、土はどんどん水はけ水持ちもよく、ネギも太く、ジャガイモも綺麗で美味しく育つ大地に変わりました。

10年前のままだったら、今年の異常気象に耐えられなかったことでしょう

今後、劇的な天候や災害など危惧され、農作物が作りにくい時代にもっとなるかもしれません。

そうなる前に、タネを守り育て、土を守り育て、同時に生かされる心身に感謝しながら野良仕事を重ねていくだけです。

まだまだ気を抜けませんが、もう冬はそこまで来ているので、雨の合間にできることをして、今週末の見学会の準備も進めたいです。

 

↓【オススメ】実際に、長野校の10年以上自然菜園を行ってきた田畑をオンラインで見学できます。

※現在定員いっぱいのためオンライン受講のみ受付中

【限定】持続可能な菜園を学ぼう!8/28(日)『自然菜園オンライン見学会』

1回で自家採種を学べる見学会になっております。

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【無料】一般簡易版自然菜園スクール『自然育苗タネ採りコース』8/21 (日)後期①

2022-08-22 18:43:30 | 自然菜園スクール

★オンライン自然菜園セミナー

8/27(土)13:30~自然菜園根本講座(ハクサイ)

同日   18:00~自然菜園Q&Aセミナー(ミニ講座「連作できる野菜」つき)

 

昨日は、自然菜園スクール『自然育苗タネ採りコース』8/21 (日)後期①

8月21日(日) 講義:自家採種(ステップ1:固定種とF1の違い)と育苗土づくり
実習:アブラナ科とスイカ、キュウリの自家採種、ハクサイとタマネギの育苗(1)

でした。実習の後半は、突如予報になかったゲリラ豪雨のため、育苗ハウスに避難しての続行になりました。

このブログは、受講生限定ブログの簡易無料版なので、受講生限定の動画&解説コンテンツはございません。

後期は、自家採種と育苗応用4回
⑤苗作りの応用
⑥育苗土づくり
⑦自家採種の基本
⑧自家採種の実践

で、前半zoomによるライブオンライン講座、後半は実習(オンライン受講の方はアーカイブ動画)になります。

座学では、自家採種の最初のステップ(体験しながら学ぶ)です。
前期の育苗の基本を学び、秋の育苗は応用を学んでいきます。
 
後半の実習は、採種圃場のミニ見学会を行いました。
実際に自家採種している畑を視察してから、自家採種&育苗の応用を行いました。
 
ナスの自家採種では、
20数本あるナスの中から、病弱で採種しない母本(株)の支柱にピンクの毛糸で印をつけていきます。
通常少量(数本)の家庭菜園の場合、病気もなく優秀な母本にのみ印をつけますが、
この採種圃場では、つる新種苗さんなどに種子生産、出荷しているので、採種母本数が多くほとんどの優良株ですが、一部劣等の母本(株)のみ採種の対象外になるため印を逆につけております。
 
真黒茄子の採種果(採種する野菜の果実)には、赤い毛糸で、印をつけて開花から65日間樹につけて採種果を太らせタネを充実を図ります。
 
 
 
 
茂倉(もぐら)キュウリ
 
キュウリの採種果は、開花から40日。黄色く完熟してはじめてタネが結実します。
 
こちらは、出羽小ナスの採種果。
 
横浜改良4寸ニンジンの自家採種 次回、実際に、採種を行います。
 
ズッキーニ「ブラックビューティー」の自家採種。
 
エダマメ、ニンジンの母本圃場。
 
スイカの自家採種 
 
 
参加者で採種を手伝ってもらいました。美味しかったです。
 

実習2 キュウリのタネ採り
 

ネギのタネ採り
 

実習4 カブのタネ採り
 

実習5 育苗土のブレンド
※途中ゲリラ豪雨があったため、中断し育苗ハウスに移動しました。
 
育苗土の水分調整
 
実習6 育苗ポット・セルトレイの土詰め
実習7 ハクサイ・長ネギの播種
 
前期の復習をしながら、自家採種の基本から実践応用まで座学と実習で学びます。
次回は、
9月18日(日)

講義:自家採種(ステップ2:品種を守る)
実習:トマト、ピーマン、ニンジンの自家採種、タマネギの育苗(2)

 

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※現在定員いっぱいのためオンライン受講のみ受付中

【限定】持続可能な菜園を学ぼう!8/28(日)『自然菜園オンライン見学会』

1回で自家採種を学べる見学会になっております。

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【無料】一般簡易版 自然菜園スクール【安曇野校】8/20(土)自然菜園マスターコース

2022-08-21 09:15:58 | 自然菜園スクール

★オンライン自然菜園セミナー

8/27(土)13:30~自然菜園根本講座(ハクサイ)

同日   18:00~自然菜園Q&Aセミナー(ミニ講座「連作できる野菜」つき) 

 

昨日は、自然菜園スクール【安曇野校】自然菜園マスターコースでした。

8月20日(土)M 午前:自然菜園講座⑥(夏野菜の回復方法、秋野菜の植え付け)
秋野菜の播種、ハクサイ・キャベツの定植、夏野菜の収穫、
ネギの植替え、ダイコン、秋野菜の種まき
午後:蕎麦の土寄せ
※菜園ランチあり

8月のマスターコースには珍しく暑くない、小雨が涼しい初秋の安曇野で、無事開催できました。

このブログは、受講生限定ブログの簡易無料版なので、動画コンテンツはございません。

受講生は、ビデオ撮影しているの、オンライン受講生は、今回アーカイブ動画13本で学ぶことが出来ます。

現地受講生は、30日間アーカイブ動画もあるので、復習用にも、急な欠席にも重宝しております。

 

今月は、秋野菜の種まきがはじまりました。無農薬栽培に合った品種の特徴、選び方、蒔き方をまず学びます。

無農薬で育てやすい品種の選び方、定植する前の仕込み方、応用、秋ジャガの催芽処理などマスターコースならではの学びがあります。

ネギの植え替え、秋ジャガの植え方のコツ

夏野菜のお世話、収穫、回復法、そして秋野菜の定植の仕方、小雨の中合羽を着ながら学び合いました。

★本日の菜園ランチBOX

べジビビンバlaunchBOX (スープつき)最高でした!!

ランチ後、本科生(菜園付き受講生)の個人区画のご指導なども無事終えることができました。

 

次回からはベーシックコースと合同開催です。

9月3日(土)共通 午前:自然菜園講座⑦(夏野菜の自家採種)
秋野菜の種まき、サツマイモ収穫、ニンニク、イチゴ植え付け
午後:雑穀刈り取り
※菜園ランチあり

↓【オススメ】実際に、長野校の10年以上自然菜園を行ってきた田畑をオンラインで見学できます。

【1日限定】持続可能な菜園を学ぼう!8/28(日)『自然菜園オンライン見学会』

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究極の水やり「畝間潅水」(うねまかんすい)

2022-08-16 16:28:51 | 日々の自然菜園

【1日限定】持続可能な菜園を学ぼう!8/28(日)『自然菜園オンライン見学会』

★オンライン自然菜園セミナー

8/27(土)13:30~自然菜園根本講座(ハクサイ)

同日   18:00~自然菜園Q&Aセミナー(ミニ講座「連作できる野菜」つき)  

 

台風で被害に合った地域とは裏腹に、我が家の自然菜園では、ほとんど雨がなく、30℃越えの大干ばつで、出穂&大豆の開花を迎えました。

お米もお米も花が咲き、これから実を太らせる時に、高温障害&干ばつ被害はWパンチでキビシイ状況です。

里芋も水分不足で葉の色が悪く厳しそうです。

ジョウロでの水やりではさすがに限界があります。

そこで、明日からの雨の予報を待たずに、3日前から究極の水やり「畝間潅水」を開始しました。

「畝間潅水」とは、畝間(通路)からたっぷりの水を浸みこませ、地中深くまで水を浸みこませる方法です。

幸い元田んぼなので、水は引き込みやすいものの

草もあまり生えない位暑く、乾燥が続いた大地は、水がなかなか浸みこまず、畑全体の畝間(通路)に水がいきわたるのに1日ではだめで、3日間かかります。

暑い日中「畝間潅水」すると、水が煮え暑くなり、根が腐りやすくなるので、夜間のみの入水が基本ですが、ここ2日間曇りの日が続き、たまにパラパラ雨が(周囲ではけっこう降っているようですが、この地域では1㎜も観測できないにわか雨です)降っているので、2日間プラス夜3日間水をかけ入れました。

サトイモの根元付近にも水が浸み込み、一安心。

今年は忙しくて土寄せが仕切れなかったダイズ畑の畝間にも水が無事いきわたりました。

キュウリ畝も深層深くからの水やりによって、キュウリの成長点に元気が戻ってきました。

3日目の早朝5:30に、予報では晴れて最高気温33℃だったので、水を止めて今日は、水を深く浸みこませ、根にたっぷり酸素を届けます。

通路(畝間)に緑肥mixともみ殻を敷き詰めて、調整してきたので、水を止めて3時間ちょいの9:00前には、通路の水たまりが消えつつあります。

乾きすぎた年度の強い元田んぼでは、急な長雨に入ると乾燥に耐えた根が、逆に酸欠で根腐れしやすいので注意がいります。

また、小雨程度では、水が浸みこまず、足りません。

そんなとき、雨が降る予報の数日前から、「畝間潅水」することで、根腐れすることなく野菜に水やりができ、

水が深く浸み込みやすい畑になっているので、雨が降っても、降らなくても野菜は元気になります。

畝間潅水の後の雨は最高なので、明日は久々の1日雨予報なので、期待してます。

今月末の8/28(日)『自然菜園オンライン見学会』

午前:自然菜園講座③「持続できる菜園とは?自家採種のコツ」
午後:真夏の自然菜園見学会
(菜園:夏野菜の収穫、秋野菜種まき 田:稲の出穂&畦草管理、果樹:草管理など)

は、現地受講(現在定員いっぱいキャンセル待ち)もあるので、その効果のほどを見てもらおうと思います。

現在は、オンライン参加はまだ受け付けております。自然菜園スクール唯一のライブ中継で、講義&見学とQ&A会の1日コースです。

自家採種の基本から、持続可能な農園のヒミツを見学しに来てくださいね。

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【無料】一般簡易版 8/13(土)自然菜園スクール「自然稲作コース」★高温障害と病気対策

2022-08-13 21:38:15 | オンライン自然菜園セミナー

オンライン自然菜園セミナー

8/27(土)13:30~自然菜園根本講座(ハクサイ)

同日   18:00~自然菜園Q&Aセミナー(ミニ講座「連作できる野菜」つき)  

8/28(日)自然菜園オンライン見学会 

 

昨日は、自然菜園スクール「自然稲作コース」★高温障害と病気対策でした。

このブログは、受講生限定ブログの簡易無料版なので、動画コンテンツや解説はございません。

7月と8月は、実習なしの講義と質疑を充実させて各テーマを深掘りします。

今年全国的に多発したイモチ病についてや稲の高温障害、低温障害について学びました。

後半は、スクールの田んぼを見学しました。


不耕起の田んぼの見学

 
ホームセンターで売っている調整できる水口で、入る水量を微調整して、水温調整します。
 
 
地温気温計をつかっての水温調整法
 
スクール田んぼでは、出穂後11日目です。
 
もう一枚の田んぼに移動

獣害対策やいもち病対策を行った田んぼを見学しました。

 
イモチ病(葉イモチ)
 
石灰苦土散布後
 
地温気温計と水深計の併用により、複数人でも水管理しやすくなります。
 
 
 

次回は、いよいよ稲刈り、天日干しで120点の美味しいお米を目指します。

9月23日(金・祝) 講義:稲作講座⑦(稲刈りと天日干しで食味アップ)
実習:稲刈り、はざがけ(天日干し)

 

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