★オンライン自然菜園セミナー
8/27(土)13:30~自然菜園根本講座(ハクサイ)
同日 18:00~自然菜園Q&Aセミナー(ミニ講座「連作できる野菜」つき)
久々の自然菜園ブログ。最近では、自然菜園スクール開催がオンライン対応の関係で、長野校のパスワードつき「受講生限定解説ブログ」や安曇野校の「アーカイブ配信」などで、有料のブログ&無料簡易版を書くことが多く、超農繁期に加えて、連日の雨予報で、雨の合間に行うことが多く、純粋に無料のブログを書くのはかなり懐かしい。今朝は、2時ちょっと前に起きることが出来ので、久々の近況ご報告。
自然菜園スクール「自然稲作コース」の田んぼも出穂8/1から20日が過ぎ、ようやくカメムシ対策で刈れなかった畦草を一気に刈ることが出来ました。
畦にいる生態系バランスを崩すと、カメムシが田んぼに入り、お米に穴を開けていわゆる等級を下げる斑点米が増える。
無農薬でも斑点米は減らすことは簡単。
ただ今年難点なのは、今週末の自然菜園スクールオンライン見学会の直前での草刈りになってしまったので、あちこち草が伸び放題で、草刈りラッシュになってしまったことかなー。
今年は雨がほとんどなかった大干ばつを経て、一転今は毎日雨予報。我が家の田畑は元田んぼで、粘土が強いので、雨が降ると種まきがしばらくできないなど雨とのタイミング次第のことが多い。
そして、今年は32℃以上の日が連日つづき、35℃を超える日もあったが、急に涼しくなって今週から30℃越えがない。
そこで、雨が降る前に、ネギの植え替え&秋ジャガ植えを行いました。
ネギ&ジャガ交互連作畝
ジャガイモは、少量多品目の家庭菜園、自給菜園の鬼門な(連作障害を誘発しやすい)ので、ネギと交互に植えて一か所に連作して固定することを発見し、ここ15年実践。
根深ネギ
葉ネギ「九条ネギ」
まずは、春に植えたネギを収穫。(ジャガイモはすでに収穫済み)
10m位でこの量の根深ネギの収穫。年に2度植え替えることで、柔らかく、太く、美味しくなってくれます。
春ジャガと交互に植えた九条ネギも2~3本植えが、20本位に分けつして、結構な量に。
このままだと細くなってしまうので、3~4本で植え替えして、太く白く仕上げる予定。
耕して、収穫し忘れたジャガイモを回収して、溝を切り、今回大雨に備えて植え溝のみパーライト(真珠岩)、全面にクン炭を補いました。
元田んぼの重粘土。多少の雨は1日に水たまりはなくなりましたが、近年の大雨、長雨、ゲリラ豪雨に備えてもう一つ水はけを良くする工夫。
水はけが悪いとネギは根腐れして、病気などで溶けてしまいます。
1本1本丁寧に、同級生植えを行いました。
根深ネギは、親指よりも太いものばかり、今年のお鍋が楽しみです。
九条ネギも土寄せして、白いところを冬に楽しみます。
覆土&鎮圧して、
去年の稲わらをワラマルチして、ネギが起き上ってきたら、秋の土寄せ開始です。
30℃以下になったといえど、まだまだジャガイモには暑すぎるので、ネギと交互に深く植えて
覆土して
暑さ&雨対策で、麦わら束を置いてマルチしました。
10年前、元田んぼから転換仕立て頃は、雨が降れば水たまりが10日以上水が引けず、そしてジャガイモ、ネギ、ニンジンは根腐れして消えるなど元田んぼならではの、水はけの悪さが目立つ土地でしたが、今では、10年間ネギ&ジャガを交互連作繰り返すことで、土はどんどん水はけ水持ちもよく、ネギも太く、ジャガイモも綺麗で美味しく育つ大地に変わりました。
10年前のままだったら、今年の異常気象に耐えられなかったことでしょう。
今後、劇的な天候や災害など危惧され、農作物が作りにくい時代にもっとなるかもしれません。
そうなる前に、タネを守り育て、土を守り育て、同時に生かされる心身に感謝しながら野良仕事を重ねていくだけです。
まだまだ気を抜けませんが、もう冬はそこまで来ているので、雨の合間にできることをして、今週末の見学会の準備も進めたいです。
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