無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

寒冷地の「大寒」でも、ハウス内で野菜と土を同時に育てる

2019-01-31 18:57:24 | 日々の自然菜園

自然菜園スクール2019 募集中~ 



【1・2月の講演・自然菜園セミナーのお知らせ】
3)2/6(水)長野(長野市)城山公民館『自然菜園入門講座』
4)2/14(木)長野(千曲市)戸倉創造館『無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!自給稲作入門講座』
3)2/10(日)東京 新春・無農薬・自然菜園セミナー 第1回「コンパニオンプランツの混植で、少量多品目の無農薬家庭菜園の始め方」


本日、のち

自然菜園スクールの募集もはじまり、明日で2月だ。早いものです。

個人的には、自然菜園見学コースが一押しです。

私自身、自分の田畑を行いながら多くの師匠の田畑を見学させていただきながら、師匠と自分の間にあるものが一番の道しるべになった。
師匠がいるといないでは雲泥の差だと思う。

今でも師匠たちマスタークラスの方々の田畑や現場に行くことで、インスパイアされ、新たな自然菜園がどんどん生まれたり、微妙だったものが、確信に変わったりしている。

自分が進化すればするほどに、師匠のすごさもわかるんで、
師匠たちも日々進化しているので、師匠の田畑は目が離せないのも本当のところ。
見学会は、是非とも足を運ぶ価値があると思います。




真っ白な雪に覆われた大地は、一見すると冬眠しているかに見えるが、

ハウスの中は、日中晴れていると、最高気温35℃にも達する。
そこで、晴れている日は、2~4時間ほどドアをあけ、25℃以上にならないように、管理しています。








トンネルの中では、不織布に覆われた下に、タマネギとアブラナ科の野菜たち、そして12月蒔きのホウレンソウが徐々に大きくなってきている。

このトンネルは、春夏野菜の温床、冷床跡で、実は野菜だけを育てているのではなく、プランターの土と育苗土を育てています。

つまり、タマネギたちが根を張ることで、ミミズが集まり、根から有機酸が出され、未熟有機物はますます分解が進み、
ネギの根に寄生する菌たちが、天然の抗生物質を出すことで、土の病気も抑えられる。というわけです。




2年前温床の跡地が、去年の冷床で、現在玉ねぎたちがびっしり植わっています。

タマネギたちの根が育苗土の最終育成を助けてくれています。

春先には、タマネギたちは、畑に植えられたり、食べられたりし、残った土は掘り起こされ、育苗土になります。

掘った穴に今年の温床が踏み込まれ新たな「踏み込み温床」になります。

つまり、2年に一度育苗土が生まれ、温床が生まれます。


冬の間鍋で食べるネギも、そんなわけで、今年の育苗土作りに一役買っており、ガーデンバックの中で、ネギが育ちながら、育苗土も一緒にできつつあります。


他には、余った玉ねぎ苗もプランターで植えられ、水やりの代わりに雪がたっぷりかけてあります。


12月に久々に仕込んだ好気発酵ボカシ(材料:オカラと米ぬか)もほぼ完成で、現在ハウスの中で乾燥させて、長期保存できるようにしています。

新たに畑にする場所で、善玉菌を殖やしたいんで、今のうちにボカシを仕込んでおきました。


嫌気ボカシも温かいハウス内で熟成中です。

コンテナを使うことで、ネズミに食べられないようにしています。

といった感じで、外は3月末まで凍結していますが、ハウス内では一足早い春が来ているので、来年の育苗づくり、栽培準備が徐々に始まっています。

明日から2月。楽しみです~。


◆新春・無農薬・自然菜園セミナー 全2回
・2/10(日)9:00~12:00 「コンパニオンプランツの混植で、少量多品目の無農薬家庭菜園の始め方」
・3/2(土)13:30~16:30「都会でもできる!自然菜園プランターの始め方」
場所は同じ会場なので、またお会いできること楽しみです。

自然菜園スクール2019 募集中~ 



今年は、完全リニューアルで、
「これならできる!自然菜園入門講座2019」が2019年1~3月は、土づくりと菜園プランの講座を以下の通り予定しております。

1/9(水) -土づくり講座「失敗しやすい土づくり」「無農薬野菜が元気に自然に育つ土づくり」
2/ 6(水)-菜園プラン講座「連作障害の引き金プラン」「コンパニオンプランツで混植菜園プラン」
3/ 6(水)-土づくりできる菜園プラン「夏野菜で土づくり」「春・秋・越冬やさいで土づくり」


新年度は、4月よりコンパニオンプランツの混植野菜をテーマに、季節の野良仕事と一緒にご紹介していこうと思っております。

座学は、野菜の栽培の流れをイメージしやすくなるだけでなく、失敗した本当の原因や準備ができるようになります。
菜園が忙しくなる種まき植え付けのラッシュ4~5月、草刈りと収穫が忙しくなる6~8月、あっという間に過ぎる9~12月とならないように、
1~2月に備えておくことをお勧めします。

◆◇◆お知らせ◆◇◆
来月は、2019年1/9(水)です。第2水曜日になるのでご注意ください。


2019年土内容充実で、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


◆次回以降の予定
来月は、2019年1/9(水)です。第2水曜日になるのでご注意ください。
1/9(水) -土づくり講座「失敗しやすい土づくり」「無農薬野菜が元気に自然に育つ土づくり」
2/ 6(水)-菜園プラン講座「連作障害の引き金プラン」「コンパニオンプランツで混植菜園プラン」
3/ 6(水)-土づくりできる菜園プラン「夏野菜で土づくり」「春・秋・越冬やさいで土づくり」


お楽しみに~



新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。第一弾!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)
今までの自然菜園でわかりにくかった点を見事に解説!最新技術を加え、決定版になっております。


第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。

千曲市戸倉創造館で2018年3~2月に開校中~
『無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!自給稲作入門講座』

1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
どうすれば、悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、自分の田んぼで改善していけばいいのかを知り、
自分の生活や仕事のペースと稲のお世話のタイミングを合わせていく方法を見つけていきます。



場所:戸倉創造館2階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円、一括申し込み15,000円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)



現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。

※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。

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大寒で、ハウス内で野菜と土を同時に育てる

2019-01-31 18:25:35 | 日々の自然菜園

自然菜園スクール2019 募集中~ 



【1・2月の講演・自然菜園セミナーのお知らせ】
3)2/6(水)長野(長野市)城山公民館『自然菜園入門講座』
4)2/14(木)長野(千曲市)戸倉創造館『無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!自給稲作入門講座』
3)2/10(日)東京 新春・無農薬・自然菜園セミナー 第1回「コンパニオンプランツの混植で、少量多品目の無農薬家庭菜園の始め方」


本日、のち

自然菜園スクールの募集もはじまり、明日で2月だ。早いものです。

個人的には、自然菜園見学コースが一押しです。

私自身、自分の田畑を行いながら多くの師匠の田畑を見学させていただきながら、師匠と自分の間にあるものが一番の道しるべになった。
師匠がいるといないでは雲泥の差だと思う。

今でも師匠たちマスタークラスの方々の田畑や現場に行くことで、インスパイアされ、新たな自然菜園がどんどん生まれたり、微妙だったものが、確信に変わったりしている。

自分が進化すればするほどに、師匠のすごさもわかるんで、
師匠たちも日々進化しているので、師匠の田畑は目が離せないのも本当のところ。
見学会は、是非とも足を運ぶ価値があると思います。




真っ白な雪に覆われた大地は、一見すると冬眠しているかに見えるが、

ハウスの中は、日中晴れていると、最高気温35℃にも達する。
そこで、晴れている日は、2~4時間ほどドアをあけ、25℃以上にならないように、管理しています。








トンネルの中では、不織布に覆われた下に、タマネギとアブラナ科の野菜たち、そして12月蒔きのホウレンソウが徐々に大きくなってきている。

このトンネルは、春夏野菜の温床、冷床跡で、実は野菜だけを育てているのではなく、プランターの土と育苗土を育てています。

つまり、タマネギたちが根を張ることで、ミミズが集まり、根から有機酸が出され、未熟有機物はますます分解が進み、
ネギの根に寄生する菌たちが、天然の抗生物質を出すことで、土の病気も抑えられる。というわけです。




2年前温床の跡地が、去年の冷床で、現在玉ねぎたちがびっしり植わっています。

タマネギたちの根が育苗土の最終育成を助けてくれています。

春先には、タマネギたちは、畑に植えられたり、食べられたりし、残った土は掘り起こされ、育苗土になります。

掘った穴に今年の温床が踏み込まれ新たな「踏み込み温床」になります。

つまり、2年に一度育苗土が生まれ、温床が生まれます。


冬の間鍋で食べるネギも、そんなわけで、今年の育苗土作りに一役買っており、ガーデンバックの中で、ネギが育ちながら、育苗土も一緒にできつつあります。


他には、余った玉ねぎ苗もプランターで植えられ、水やりの代わりに雪がたっぷりかけてあります。


12月に久々に仕込んだ好気発酵ボカシ(材料:オカラと米ぬか)もほぼ完成で、現在ハウスの中で乾燥させて、長期保存できるようにしています。

新たに畑にする場所で、善玉菌を殖やしたいんで、今のうちにボカシを仕込んでおきました。


嫌気ボカシも温かいハウス内で熟成中です。

コンテナを使うことで、ネズミに食べられないようにしています。

といった感じで、外は3月末まで凍結していますが、ハウス内では一足早い春が来ているので、来年の育苗づくり、栽培準備が徐々に始まっています。

明日から2月。楽しみです~。


◆新春・無農薬・自然菜園セミナー 全2回
・2/10(日)9:00~12:00 「コンパニオンプランツの混植で、少量多品目の無農薬家庭菜園の始め方」
・3/2(土)13:30~16:30「都会でもできる!自然菜園プランターの始め方」
場所は同じ会場なので、またお会いできること楽しみです。

自然菜園スクール2019 募集中~ 



今年は、完全リニューアルで、
「これならできる!自然菜園入門講座2019」が2019年1~3月は、土づくりと菜園プランの講座を以下の通り予定しております。

1/9(水) -土づくり講座「失敗しやすい土づくり」「無農薬野菜が元気に自然に育つ土づくり」
2/ 6(水)-菜園プラン講座「連作障害の引き金プラン」「コンパニオンプランツで混植菜園プラン」
3/ 6(水)-土づくりできる菜園プラン「夏野菜で土づくり」「春・秋・越冬やさいで土づくり」


新年度は、4月よりコンパニオンプランツの混植野菜をテーマに、季節の野良仕事と一緒にご紹介していこうと思っております。

座学は、野菜の栽培の流れをイメージしやすくなるだけでなく、失敗した本当の原因や準備ができるようになります。
菜園が忙しくなる種まき植え付けのラッシュ4~5月、草刈りと収穫が忙しくなる6~8月、あっという間に過ぎる9~12月とならないように、
1~2月に備えておくことをお勧めします。

◆◇◆お知らせ◆◇◆
来月は、2019年1/9(水)です。第2水曜日になるのでご注意ください。


2019年土内容充実で、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


◆次回以降の予定
来月は、2019年1/9(水)です。第2水曜日になるのでご注意ください。
1/9(水) -土づくり講座「失敗しやすい土づくり」「無農薬野菜が元気に自然に育つ土づくり」
2/ 6(水)-菜園プラン講座「連作障害の引き金プラン」「コンパニオンプランツで混植菜園プラン」
3/ 6(水)-土づくりできる菜園プラン「夏野菜で土づくり」「春・秋・越冬やさいで土づくり」


お楽しみに~



新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。第一弾!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)
今までの自然菜園でわかりにくかった点を見事に解説!最新技術を加え、決定版になっております。


第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。

千曲市戸倉創造館で2018年3~2月に開校中~
『無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!自給稲作入門講座』

1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
どうすれば、悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、自分の田んぼで改善していけばいいのかを知り、
自分の生活や仕事のペースと稲のお世話のタイミングを合わせていく方法を見つけていきます。



場所:戸倉創造館2階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円、一括申し込み15,000円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)



現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。

※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。

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1/26 自然菜園スクール東京・大月校開校記念講演会『無農薬自然菜園で、安心・安全な野菜を育ててみよう!』

2019-01-29 10:45:57 | 出張菜園教室

自然菜園スクール2019 募集中~ 



【1・2月の講演・自然菜園セミナーのお知らせ】
3)2/6(水)長野(長野市)城山公民館『自然菜園入門講座』
4)2/14(木)長野(千曲市)戸倉創造館『無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!自給稲作入門講座』
3)2/10(日)東京新春・無農薬・自然菜園セミナー 第1回「コンパニオンプランツの混植で、少量多品目の無農薬家庭菜園の始め方」

本日、






先日、東京で、自然菜園スクール東京・大月校開校記念講演会『無農薬自然菜園で、安心・安全な野菜を育ててみよう!』をさせていただきました。

内容は、
1)自己紹介
  自然菜園の誕生
  自然菜園の3つの柱
2)安心安全な野菜とは?
  無農薬野菜と減農薬野菜の違い
  固定種とF1(交配種)、遺伝子組み換え(GM)の違い
  固定種野菜の育て方
3)自分で安心安全な野菜を育てよう!
  究極の野菜とは?
  3つの旬を食べつくせ
  野菜を育てながら地球緑化


自己紹介の後、人と自然が調和しながら、野菜が自然に育つ「野菜の里山」=「自然菜園」の3つの柱をと
『自然菜園ハンドブック』を観ながら解説させていただきました。


『自然菜園ハンドブック』は参加者全員に、プレゼントさせていただきました。
『自然菜園ハンドブック』には、すべての想いがこもっているからです。

自然農法を志し、自然農、有機農業、無肥料栽培、自然農法などを教わりながら、実践していく中で、農法を超えて、伝えたいことがあったからです。

また、自然菜園も自然に野菜が育つ園、自然な家庭菜園、自然な自給菜園の略称なので、
特別な方法ではなく、誰でも気軽に始められるように自然農、有機農業、無肥料栽培、自然農法のエッセンスをまとめたものにすぎません。

各地の地域風土と野菜、そして暮らしが一つになったとき、その人らしい自然菜園(自然農法)が完成すると思いますので、そのお手伝いができれば幸いです。


家庭菜園で大活躍のコンパニオンプランツ(共栄植物)に関しても簡単に事例ご紹介で、
◆新春・無農薬・自然菜園セミナー 全2回
・2/10(日)9:00~12:00 「コンパニオンプランツの混植で、少量多品目の無農薬家庭菜園の始め方」
・3/2(土)13:30~16:30「都会でもできる!自然菜園プランターの始め方」


それと

自家採種「バターナッツ」「マッツワイルドチェリー」「のらぼう菜」
プレゼントさせていただきました。

自家採種も、種を一時的に預かる身なので、より多くの方に蒔いていただきたく、時世に合わせて、混ざりにくく、自家採種しやすく、こぼれタネからでも自生しやすいトップ3が品種を選んだ根拠で、

参加していただいた方々の交流の一環として、一人1品種で、3で割れる数入っているので、会場で、種苗交換会で参加者同士が交流するきっかけになれば、全種類集めながら、自己紹介できる狙いもありました。






固定種と交配種(F1)も賛否両論があり、実際わかりにくいので、わかりやすく、種袋から選ぶ方法や、どう違うのか簡単にご紹介させていただきました。


また



遺伝子組み換えやゲノム編集、雄性不稔種子に関しても整理してみました。

国政、種苗店、農家、飲食店、流通の立場に加えて、家庭菜園(自給菜園)の見地が加われば幸いです。





スマホ普及のように、IT化が進む中、私は、未だにガラケーなので、よくわかりませんが、
今回のボランティアスタッフであり、進行役の務台祐太郎さんにより、東京・大月校では、試験的に動画配信による家庭菜園教室補完サービスもご説明していただきました。

簡単に言えば、東京・大月校の生徒さんは、年間受講で、動画(教材)サービスがあるので、
自宅でも復習できるので、もし途中参加でも、もし欠席したり、もう一度見たくても見れるようになるので、時間や場所の制約が自由になるので、より気軽に家庭菜園教室を受講できるようになっております。

いずれは、全国で動画などで家庭菜園スクールもできるようになったらいいなーと思っております。




講演会の後半は、質疑応答の時間でした。

固定種にかかわるご質問や、自家採種について、トウモロコシとエダマメを成功させたいなど
多義にわたっての質疑応答の時間でした。

会場を埋めた熱心な参加者さん全員で考えたいテーマだらけだったので、こちらも超絶(舌)長い解説?(笑)でお応えさせていただきました。

自然菜園スクールでも、どのコースにご参加いただいても、ご質問にはできるだけお応えしたいと思っております。








休憩中や終わった後も、お持ちした拙著の販売や、サイン会など多くの方と、短時間ではありましたが、交流させていただきました。

あと2回
◆新春・無農薬・自然菜園セミナー 全2回
・2/10(日)9:00~12:00 「コンパニオンプランツの混植で、少量多品目の無農薬家庭菜園の始め方」
・3/2(土)13:30~16:30「都会でもできる!自然菜園プランターの始め方」
場所は同じ会場なので、またお会いできること楽しみです。

自然菜園スクール2019 募集中~ 



今年は、完全リニューアルで、
「これならできる!自然菜園入門講座2019」が2019年1~3月は、土づくりと菜園プランの講座を以下の通り予定しております。

1/9(水) -土づくり講座「失敗しやすい土づくり」「無農薬野菜が元気に自然に育つ土づくり」
2/ 6(水)-菜園プラン講座「連作障害の引き金プラン」「コンパニオンプランツで混植菜園プラン」
3/ 6(水)-土づくりできる菜園プラン「夏野菜で土づくり」「春・秋・越冬やさいで土づくり」


新年度は、4月よりコンパニオンプランツの混植野菜をテーマに、季節の野良仕事と一緒にご紹介していこうと思っております。

座学は、野菜の栽培の流れをイメージしやすくなるだけでなく、失敗した本当の原因や準備ができるようになります。
菜園が忙しくなる種まき植え付けのラッシュ4~5月、草刈りと収穫が忙しくなる6~8月、あっという間に過ぎる9~12月とならないように、
1~2月に備えておくことをお勧めします。

◆◇◆お知らせ◆◇◆
来月は、2019年1/9(水)です。第2水曜日になるのでご注意ください。


2019年土内容充実で、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


◆次回以降の予定
来月は、2019年1/9(水)です。第2水曜日になるのでご注意ください。
1/9(水) -土づくり講座「失敗しやすい土づくり」「無農薬野菜が元気に自然に育つ土づくり」
2/ 6(水)-菜園プラン講座「連作障害の引き金プラン」「コンパニオンプランツで混植菜園プラン」
3/ 6(水)-土づくりできる菜園プラン「夏野菜で土づくり」「春・秋・越冬やさいで土づくり」


お楽しみに~



新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。第一弾!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)
今までの自然菜園でわかりにくかった点を見事に解説!最新技術を加え、決定版になっております。


第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。

千曲市戸倉創造館で2018年3~2月に開校中~
『無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!自給稲作入門講座』

1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
どうすれば、悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、自分の田んぼで改善していけばいいのかを知り、
自分の生活や仕事のペースと稲のお世話のタイミングを合わせていく方法を見つけていきます。



場所:戸倉創造館2階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円、一括申し込み15,000円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)



現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。

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講演「トマトの自家採種」種苗交換会

2019-01-28 14:42:26 | 出張菜園教室

自然菜園スクール2019 募集中~ 



【1・2月の講演・自然菜園セミナーのお知らせ】
1)1/26 (土) 東京「東京・大月校開校記念」講演会 『無農薬自然菜園で、安心・安全な野菜を育ててみよう!』終了
2)1/27(日)長野(佐久市)長野県有機農業研究会、山梨種苗ネットワーク合同の第26回種苗交換会 講演「トマトの自家採種を続けて」終了
3)2/6(水)長野(長野市)城山公民館『自然菜園入門講座』
4)2/14(木)長野(千曲市)戸倉創造館『無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!自給稲作入門講座』
3)2/10(日)東京新春・無農薬・自然菜園セミナー 第1回「コンパニオンプランツの混植で、少量多品目の無農薬家庭菜園の始め方」


本日、

昨日は、長野県有機農業研究会、山梨種苗ネットワーク合同の第26回種苗交換会、一昨日は、東京で、2日間連続講演会をさせていただき、今朝は起きられず、、、久々に昼過ぎまで爆睡でした。






長野県有機農業研究会、山梨種苗ネットワーク合同の第26回種苗交換会では、

自家採種をし続けてきたことをトマトに特化して発表してほしいとのことでしたので、

自然農法を志し22年間を振り返しながら、自然農の川口由一さんに教わったタネ採りや、本格的に育種、自家採種を教えていただいた(公財)自然農法国際研究開発センターの恩師の一人中川原敏雄さんについて、トマトの自家採種をまとめてお話させていただきました。

なんだかんだで60種類のトマトの自家採種し続けている私ですが、トマトをよくわかるようになったのも、恩師たちや先輩方の助言のもと、
多様な個性的なトマトたちとの自家採種の結果でした。

そして、採種農家研修(研究)を受け、現在採種農家でもあるので、その知見が役に立てばと想い講演させていただきました。


現在の日本のトマトは、そんなに個性がありませんが、外国のものや原種トマト、昔の固定種たちは、とても個性的です。
個人的には、トマトは徘徊半つる食虫植物だと思っております(笑)が、トマトの食用の歴史はたった200年足らずにもかかわらず、この200年で最も人に愛されて、進化変化してきた植物(野菜)だと思います。

事例発表  浜田潤子さん「あるもので何とか育苗」
~自家採種したクッキングトマト・ナツノコマの抱っこ芽出し、育苗からピューレの販売まで ~











標高1000mをものともしないアイディア栽培と、センスの良い加工品と愛犬とにじみ出る人柄、浜田さんの発表もチャーミングかつ、センスの光る素晴らしいもので、多くの経験からの学びに富んでおりました。


一品持ち寄りの自家採種野菜たちの料理も生産者ならではの工夫と個性が光り、お腹いっぱい食べすぎました(笑)


講演と一品持ち寄り、持ち帰ったタネの栽培結果発表などの後、

昨今の種子法廃案、種苗法の改正、種子の世界支配の真っただ中、
90種類もの自家採種種子(芋)が整然と机に並び、各々持参の封筒などに種を持ち帰る姿は、
農民としての自家採種の権利を分かち合う場として、実にほっとするものがありました。

いささか2日間の講演で、ハイテンションだったので、種苗交換会で話過ぎた嫌いはありましたが、
タネ好きの私には、たまらない豊かな時間でした。

食べ物を種から育てること、種を維持することは、当たり前のことですが、なかなか当世では稀有なことになっております。

タネは、生きているので、ただ持っていても死んでしまいます。種を育て、種採りをしまた蒔く、そんな営みが今後も見直され、人が集い、種が集う場が各地でできたらいいなーと思いまいした。


今年は、完全リニューアルで、
「これならできる!自然菜園入門講座2019」が2019年1~3月は、土づくりと菜園プランの講座を以下の通り予定しております。

1/9(水) -土づくり講座「失敗しやすい土づくり」「無農薬野菜が元気に自然に育つ土づくり」
2/ 6(水)-菜園プラン講座「連作障害の引き金プラン」「コンパニオンプランツで混植菜園プラン」
3/ 6(水)-土づくりできる菜園プラン「夏野菜で土づくり」「春・秋・越冬やさいで土づくり」


新年度は、4月よりコンパニオンプランツの混植野菜をテーマに、季節の野良仕事と一緒にご紹介していこうと思っております。

座学は、野菜の栽培の流れをイメージしやすくなるだけでなく、失敗した本当の原因や準備ができるようになります。
菜園が忙しくなる種まき植え付けのラッシュ4~5月、草刈りと収穫が忙しくなる6~8月、あっという間に過ぎる9~12月とならないように、
1~2月に備えておくことをお勧めします。

◆◇◆お知らせ◆◇◆
来月は、2019年1/9(水)です。第2水曜日になるのでご注意ください。


2019年土内容充実で、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


◆次回以降の予定
来月は、2019年1/9(水)です。第2水曜日になるのでご注意ください。
1/9(水) -土づくり講座「失敗しやすい土づくり」「無農薬野菜が元気に自然に育つ土づくり」
2/ 6(水)-菜園プラン講座「連作障害の引き金プラン」「コンパニオンプランツで混植菜園プラン」
3/ 6(水)-土づくりできる菜園プラン「夏野菜で土づくり」「春・秋・越冬やさいで土づくり」


お楽しみに~



新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。第一弾!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)
今までの自然菜園でわかりにくかった点を見事に解説!最新技術を加え、決定版になっております。


第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。

千曲市戸倉創造館で2018年3~2月に開校中~
『無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!自給稲作入門講座』

1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
どうすれば、悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、自分の田んぼで改善していけばいいのかを知り、
自分の生活や仕事のペースと稲のお世話のタイミングを合わせていく方法を見つけていきます。



場所:戸倉創造館2階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円、一括申し込み15,000円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)



現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。

※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。

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「土は休ませ方がいい?休ませない方がよい?」ブログのご質問から

2019-01-21 08:28:31 | コメントの公開

【1・2月の講演・自然菜園セミナーのお知らせ】
1)1/26 (土) 東京「東京・大月校開校記念」講演会 『無農薬自然菜園で、安心・安全な野菜を育ててみよう!』
2)1/27(日)長野(佐久市)長野県有機農業研究会、山梨種苗ネットワーク合同の第26回種苗交換会 講演「トマトの自家採種を続けて」
3)2/6(水)長野(長野市)城山公民館『自然菜園入門講座』
4)2/14(木)長野(千曲市)戸倉創造館『無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!自給稲作入門講座』
3)2/10(日)東京新春・無農薬・自然菜園セミナー 第1回「コンパニオンプランツの混植で、少量多品目の無農薬家庭菜園の始め方」


本日、の予報。
このブログのコメント欄では、無料菜園ご質問boxとして活用していただいております。

先日、コメント欄から「畑の面積に対して土地がややあまり気味でして、来シーズンはいくつかの畝を休ませようかと考えています。
その場合何かしたほうがいいこと、たとえば特定の緑肥を植えるなど、何か手を加えたほうが土にいいことなどはあるのでしょうか?
それとも特に手を加えず、ただ放置しておけば土を休めたことになるのでしょうか?」
とご質問いただきました。


いいご質問だったので、今回のブログでは、よく土を休ませると農業では言われますが、
「土は休ませ方がいい?休ませない方がよい?」をテーマにちょっと自然菜園から考えてみたいと思いました。

結論から言うと「土は休ませない方がよい」と思っております。

というのは、本来土を休ませるというのは、農業で土が疲弊させる場合、回復させるために、大きく分けると2つの方法で、休ませます。

1)連作障害などを避けるために、ある一定期間作物を育てないこと。
ある特定の作物を連作すると、養分としても欠乏してきますし、病虫害も多くなったり、忌地化し、作物が育ちにくくなります。

河川流域で発展した、4大文明は、むやみな連作の結果、地力の衰退や塩類害など土が疲弊し、砂漠化して文明も崩壊してしまいました。

そこで、ヨーロッパでは、小麦ばかりを連作すると地力が低下して、連作障害が出やすくなるため
緑肥(牧草)⇒放牧(家畜)⇒小麦の三圃式農業という、数年でローテーションをさせて、緑肥(牧草)と放牧(家畜)期間に土を休ませ、
疲弊した土地を回復させて持続可能な農業の方法に切り替えました。


畑が肥沃でない場合、ただ休ませると、荒れた土地に生える草が生え、土は疲弊するので三圃式農業では、牧草(マメ科とイネ科)を育て、さらに、家畜が食べ糞をさせるなど回復できるように牧草(緑肥)と放牧を休ませる期間に投入して、地力の回復に当てました

そこで、「それとも特に手を加えず、ただ放置しておけば土を休めたことになるのでしょうか?」とお悩みの場合、
牛がいれば、永年草の牧草を蒔いて牛が食べつくしてくれるのでいいですが、
空けて置く期間、いつでも畑にできるように、野菜と相性がよい1年草の牧草で、
クリムソンクローバーとエン麦、元水田ならレンゲとエン麦といったように、マメ科を主体に、イネ科も混ぜて育てておくといいでしょう。

2)もう一つの休ませるというのは、
むやみな作付けで栽培が続くと、養分が偏り、病虫害が多くなるので、リセットするために、
必要な養分を供給できるように、不足したミネラルや養分を補うために、堆肥などを鋤き込み、耕しておく方法です。

この場合、休ませる=養生期間なので、投入した資材や堆肥などが土になじむ期間(半~1か月くらい)、時期と投入量などに合わせてしっかり有機物が完全に分解され、土になるまで養生させ、その後、作付け(栽培)開始となります。

むやみやたらと耕した状態で、空けて置くと、植物の根がない大地は、雨風で養分が流失してしまいがちなので、
長期間明ける場合は、その期間、エン麦などイネ科の作物や、例えばセンチュウ対策ならヒマワリ、マリーゴールドなど特定の緑肥作物を育て、栽培を開始する期間までにしっかり分解できるように、鋤き込んで分解させておく必要があります。

3)①

自然菜園では、基本土を休ませることはしません。

というのは、土を疲弊させるように酷使させずに、相性の良い野菜を混植し、生えてきた草を刈り敷き(草マルチし)、
夏畝と冬畝を交互育てることで、土が疲弊せずに、しかも土が鍛えられるように(草マルチが腐植化し、団粒構造が発達し、相性の良いローテーションで偏りがない)設計されるからです。

また、通常、野菜が終わると耕して、裸の土になると、土は風化し、春一番で表土は飛ばされて痩せていきますが、
写真のように、冬の間は、野菜の根は残してありますし、冬草が畝を覆い守ってくれているので土が回復できます。
野菜の作付けが少ない時期でも、冬は冬草、夏はイネ科の草とエダマメ(マメ科)が育っているので、土は守られます。

②「来シーズンはいくつかの畝を休ませようかと考えています。」とお考えの場合、
私なら、痩せて疲弊している場合なら、不足した養分・ミネラルを補ったうえで、エン麦とクリムソンクローバーを春に蒔いて秋まで育てたり、マリーゴールドやヒマワリを育てて置くなどすると景観もいいですし、各緑肥効果も期待できます。

人が元気なら米ぬかなどを撒いてから耕して、ネギなどを栽培しておく。全部エダマメにしておくなどもいいと思います。

人間は休みたいと思うので、や次作の作物が喜ぶようもので、無理なく(楽に)栽培できるものがお奨めです。

ただ耕して置いたりすると土は痩せ、荒れるので、次の野菜が喜ぶような緑肥作物やネギなどを育てておくことで、草マルチなどは腐植化され、土の団粒化は促進されよりよくなるからです。

自然菜園では、休ませるというより、緑肥作物やネギなどによって、土を肥沃にさせ、鍛えておくことがお奨めです。


ちなみに、去年手が回らなくて、草ぼうぼうにしてしまった場所は、昼間の温かい時間でもこの時期地面が凍っておりました。
ところが、去年野菜をしっかり育てていた場所は、朝夕は凍っていても昼間は融けており、土の微生物が元気で地温が高いようです。

参考にしてみてください。



2019年自然菜園スクール東京大月校(東京+大月)開校記念
2019年1/26(土)東京で自然菜園講演会、講座(2/10(日)「コンパニオンプランツ」、3/2(土)「自然菜園プランター」)決定!!



今年は、完全リニューアルで、
「これならできる!自然菜園入門講座2019」が2019年1~3月は、土づくりと菜園プランの講座を以下の通り予定しております。

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2/ 6(水)-菜園プラン講座「連作障害の引き金プラン」「コンパニオンプランツで混植菜園プラン」
3/ 6(水)-土づくりできる菜園プラン「夏野菜で土づくり」「春・秋・越冬やさいで土づくり」


新年度は、4月よりコンパニオンプランツの混植野菜をテーマに、季節の野良仕事と一緒にご紹介していこうと思っております。

座学は、野菜の栽培の流れをイメージしやすくなるだけでなく、失敗した本当の原因や準備ができるようになります。
菜園が忙しくなる種まき植え付けのラッシュ4~5月、草刈りと収穫が忙しくなる6~8月、あっという間に過ぎる9~12月とならないように、
1~2月に備えておくことをお勧めします。

◆◇◆お知らせ◆◇◆
来月は、2019年1/9(水)です。第2水曜日になるのでご注意ください。


2019年土内容充実で、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


◆次回以降の予定
来月は、2019年1/9(水)です。第2水曜日になるのでご注意ください。
1/9(水) -土づくり講座「失敗しやすい土づくり」「無農薬野菜が元気に自然に育つ土づくり」
2/ 6(水)-菜園プラン講座「連作障害の引き金プラン」「コンパニオンプランツで混植菜園プラン」
3/ 6(水)-土づくりできる菜園プラン「夏野菜で土づくり」「春・秋・越冬やさいで土づくり」


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第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。

千曲市戸倉創造館で2018年3~2月に開校中~
『無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!自給稲作入門講座』

1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
どうすれば、悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、自分の田んぼで改善していけばいいのかを知り、
自分の生活や仕事のペースと稲のお世話のタイミングを合わせていく方法を見つけていきます。



場所:戸倉創造館2階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円、一括申し込み15,000円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)



現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。

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自然菜園講座(座学)「自然菜園入門講座1月」長野市城山公民館講座

2019-01-16 11:39:00 | 日々の自然菜園


2019年自然菜園スクール東京大月校(東京+大月)開校記念
2019年1/26(土)東京で自然菜園講演会、講座(2/10(日)「コンパニオンプランツ」、3/2(土)「自然菜園プランター」)決定!!



本日、

昨晩からパラパラと雪が降っております。例年よりは少な目の雪ですが、昨日今日は冷えます。




ハウスの中では、温床跡地で、玉ねぎ(11月植え)ホウレンソウ(12月蒔き)を育てていることもあり、日中の最低気温-2~4℃最高気温3~5℃と寒暖の差が大きく、ハウス内はもっと温度差が激しくなってきたので、不織布やトンネルを使って、野菜を保湿保温しております。


先日、大量にもみ殻をいただきましたので、ミディアムクン炭を作りましたが、いい出来でしたが、翌日凍っていていまだにしまうことができずに、います。




冬の間は、外での菜園教室は行っておりませんが、座学はとくに力を入れています。

自然農法を学び始めた頃、師匠先輩方からいろいろ教わりましたが、農業の経験が全くなかったので、農業用語も栽培の基本もなかったので、チンフンカンプンでした。

また、農学部も出ていないので、専門書も読めず、とにかく、師匠たちの言葉の背景をつなげながら、自分の経験を増やしながら、本を読み漁っていくうちに師匠たちの言葉の行間が何となくですがつながっていきました。

農閑期の冬の間は、勉強するのに最適な時期で、春夏忙しい種まき定植ラッシュを迎える前に、来年1年間のイメージし、テーマを決め、準備しておくと、学びが深くなるように感じております。

先日も、長野市城山公民館講座「自然菜園入門講座1月」では、土づくりとは何か、自然菜園での土づくりをご紹介してきました。


ちなみに、一般的な土づくりは、化学肥料を使う場合と有機農業などでは、目的が違うことから、手段である土づくりも変わってきます。


自然菜園では、根に注目して、根が喜ぶ土づくりとはなにか、


基本的なことをご紹介し、




自然菜園では、どんなやり方で土づくりができる仕組みを働いているのか、どうすれば、病虫害が出にくく、狭い場所で、少量多品目でも連作障害出ない環境を草と野菜たちで作れるのか学んでもらいました。

講座の後には、Q&A講座(質疑応答)があり、講座の中の質問だけでなく、自分の畑でのご質問タイムになります。

外での菜園教室と異なり、お互いのイメージを交流させ、自然体で野菜と向き合えるようになるお手伝いや学びの場になればと思っております。

今年の春は、東京でも講演、講座が予定されているので、いつもと違う場所で新たな出会い、懐かしい出会い楽しみです。



今年は、完全リニューアルで、
「これならできる!自然菜園入門講座2019」が2019年1~3月は、土づくりと菜園プランの講座を以下の通り予定しております。

1/9(水) -土づくり講座「失敗しやすい土づくり」「無農薬野菜が元気に自然に育つ土づくり」
2/ 6(水)-菜園プラン講座「連作障害の引き金プラン」「コンパニオンプランツで混植菜園プラン」
3/ 6(水)-土づくりできる菜園プラン「夏野菜で土づくり」「春・秋・越冬やさいで土づくり」


新年度は、4月よりコンパニオンプランツの混植野菜をテーマに、季節の野良仕事と一緒にご紹介していこうと思っております。

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毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
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◆次回以降の予定
来月は、2019年1/9(水)です。第2水曜日になるのでご注意ください。
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2/ 6(水)-菜園プラン講座「連作障害の引き金プラン」「コンパニオンプランツで混植菜園プラン」
3/ 6(水)-土づくりできる菜園プラン「夏野菜で土づくり」「春・秋・越冬やさいで土づくり」


お楽しみに~



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田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
どうすれば、悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、自分の田んぼで改善していけばいいのかを知り、
自分の生活や仕事のペースと稲のお世話のタイミングを合わせていく方法を見つけていきます。



場所:戸倉創造館2階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円、一括申し込み15,000円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

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千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)



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お年玉企画『現代農業2019 2月』プレゼント

2019-01-14 10:26:15 | 日々の自然菜園


2019年自然菜園スクール東京大月校(東京+大月)開校記念
2019年1/26(土)東京で自然菜園講演会、講座(2/10(日)「コンパニオンプランツ」、3/2(土)「自然菜園プランター」)決定!!


本日、予報。
昨日は、東京出張に行ってきました。再来週1/26(土)東京で講演会(↑)にも関係のある打ち合わせで、久々に東京駅を降りて、丸の内ビルで打ち合わせしてきました。土日の東京丸の内は、サラリーマンはほとんどいなく、お買い物と観光で沢山の人がいました。私もお上りさんの一人でした。(笑)


先日、取材協力したので、「現代農業」さんから最新号を届けていただきました。

去年3月に、「主要農作物種子法」通称「種子法」の廃止を受けて、農民の権利である自家採種も危ういのでは?と各自で、民間シードバンク設立や種苗交換会に熱い想いが集っております。




農文協さんもその世論を受けての雑誌「現代農業」での誌上タネ交換会を開催するとのご連絡をいただき、ご協力させていただきました。


詳しくは、本誌に書いてありますが、私の心の師匠でもある藤井平司さんが育成した大玉トマト「かがやき2号」を提供させていただきました。

なんだかんだで、トマトが60品種、ナスが8品種、ピーマン類6品種と育てている野菜のほとんど自家採種していることと、
品種を通じて各野菜の特長を教えてもらっている関係で増えに増えているので、トマトは、4年サイクルで育てている品種もあるくらいです。(笑)

トマト本来の香りと食感を求めて、種の師匠中川原さんから譲ってもらった藤井平司さんが育成したトマト品種たちは、
どれも現在市場に出ているトマトと異なり、昔のトマトらしさを維持し、藤井平司さんの想いを感じるトマトたちです。

野菜たちは、品種の生みの親の想いと、自家採種し続けた育ての親の想いが同時に発現するので、とても面白いものです。

今年は、長野県有機農業研究会、山梨種苗ネットワーク合同の第26回種苗交換会1/27(日)で「トマトの自家採種を続けて」という講演会させていただく予定です。

この講演会のお知らせがネット上に載っていなかったので、コピペですが、以下の通りです。

 トマトのことを知りたい! 50種類もの固定種のトマトを試験栽培し、その中から家庭菜園に向いた美味しいものを選別、育成、自家採種されている竹内孝功さんを講師にお招きし、トマトを中心に採種・育種について教えていただきます。
 また、トマトの自家採種を長く続けていて、ピューレの販売も手掛けている浜田潤子さんにも写真を交えてお話を伺います。昼食時は、トマト料理やそれ以外の料理(なんでも結構ですよ!)を持ち寄って、ワイワイ楽しく試食・交流会。
 種苗交換は種が無くても参加可能です。はじめての方も気軽に参加してくださいね!!

日時: 2019年 1月27日(日)  
開場 9:30~
場所: 佐久市生涯学習センター (野沢会館)
2F 野沢会館ホール

   (佐久市取手町183 tel 0267-62-0665) 
駐車場: 建物正面、および裏側
内容:
10:00~11:00 
講演  竹内孝功 さん「トマトの自家採種を続けて」
11:00~11:30  質疑応答
11:30~11:40  休憩
11:40~12:20  
事例発表  浜田潤子さん「あるもので何とか育苗」
~自家採種したクッキングトマト・ナツノコマの抱っこ芽出し、育苗からピューレの販売まで ~
12:20~14:00  昼食+持ち寄り試食交流会
14:00~14:30  栽培結果報告
14:30~15:00  持ち寄り種の紹介
15:00~16:00  種苗交換 
毎年、100種類前後の種が集まります。交換用の種が無い方もご参加ください

持ち物: 交換用種苗(有る人)、 弁当、 飲み物、
種を持ち帰るための古封筒など
持ち寄り試食交流会の料理1品 (可能な方)
参加費: 会員600円、会員夫婦800円
       非会員800円、非会員の夫婦1200円
◎持ち寄る種のある方は、申し込み時にお知らせください。
◎事前に交換する種苗の資料を送ります。締切日を過ぎても参加申し込みは出来ますが、
資料の事前送付は出来ませんので、当日会場でお受け取り下さい。

参加申し込み  2019年 1月15日まで
申し込み先  *なるべくE-mailで申し込んで下さい
mail: yamanashiseednet@ybb.ne.jp(関)
FAX:  0265-73-1263 (夜8時まで 渡辺)
問合せ・当日連絡先 050-7124-4013 (渡辺)


今回、自家採種について以下の感想を書いてメールしてくださった方に、抽選で2名の方、『現代農業2019 2月』をプレゼントさせていただこうと思います。

アンケート
1)「主要農作物種子法廃止」についてどう思うか?
2)このブログで一番気に入った記事はなんですか?
3)自家採種についてどう思いますか?自家採種したことありますか?

以上3点をご明記の上、件名「現代農業2019年2月号プレゼント係」と明記の上、

1)氏名
2)雑誌送付先のご住所
3)電話番号
4)メールアドレス

をご明記の上、以下のアドレスの@を半角に直して送ってください。
※件名やアドレスが異なる場合、抽選に漏れる場合がございます。ご注意ください。

takecook3@gmail.com ※@を半角に直して送ってください。

当選者は、発送をもってお知らせいたします。
ご応募締め切りは、2019年1月22日(火)まで、発送はそれ以降になります。

お楽しみに~。

今年は、完全リニューアルで、
「これならできる!自然菜園入門講座2019」が2019年1~3月は、土づくりと菜園プランの講座を以下の通り予定しております。

1/9(水) -土づくり講座「失敗しやすい土づくり」「無農薬野菜が元気に自然に育つ土づくり」
2/ 6(水)-菜園プラン講座「連作障害の引き金プラン」「コンパニオンプランツで混植菜園プラン」
3/ 6(水)-土づくりできる菜園プラン「夏野菜で土づくり」「春・秋・越冬やさいで土づくり」


新年度は、4月よりコンパニオンプランツの混植野菜をテーマに、季節の野良仕事と一緒にご紹介していこうと思っております。

座学は、野菜の栽培の流れをイメージしやすくなるだけでなく、失敗した本当の原因や準備ができるようになります。
菜園が忙しくなる種まき植え付けのラッシュ4~5月、草刈りと収穫が忙しくなる6~8月、あっという間に過ぎる9~12月とならないように、
1~2月に備えておくことをお勧めします。

◆◇◆お知らせ◆◇◆
来月は、2019年1/9(水)です。第2水曜日になるのでご注意ください。


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城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


◆次回以降の予定
来月は、2019年1/9(水)です。第2水曜日になるのでご注意ください。
1/9(水) -土づくり講座「失敗しやすい土づくり」「無農薬野菜が元気に自然に育つ土づくり」
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今までの自然菜園でわかりにくかった点を見事に解説!最新技術を加え、決定版になっております。


第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。

千曲市戸倉創造館で2018年3~2月に開校中~
『無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!自給稲作入門講座』

1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
どうすれば、悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、自分の田んぼで改善していけばいいのかを知り、
自分の生活や仕事のペースと稲のお世話のタイミングを合わせていく方法を見つけていきます。



場所:戸倉創造館2階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円、一括申し込み15,000円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)



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野菜が自然に育つこと、補いとは?(土づくりとは?)「補い」で大切にしていること

2019-01-08 13:03:59 | 日々の自然菜園


2019年自然菜園スクール東京大月校(東京+大月)開校記念
2019年1/26(土)東京で自然菜園講演会、講座(2/10(日)「コンパニオンプランツ」、3/2(土)「自然菜園プランター」)決定!!



本日、
今日もPC時々薪仕事といった感じです。

ブログのコメント欄は、菜園の無料質問の場となっております、農閑期などは、長文になりがちです。(笑)


自然菜園スクール(安曇野校)11月①午前の部『冬の菜園のお世話』
今日のブログでは、以前ブログで紹介した米ぬかの補いに関して、よいご質問がありました。
ご質問の内容は是非読んでいただきたいのですが、

「補うか、補わないか」ではなく、何のために「補い」が必要で、
そこには結局、土を肥沃にするとはどういうことなのか、
土づくりとは?エダマメをなぜ、混植するのか考えてみたいと思います。

化学肥料は、元々持っている地力(体力)をベースに、栄養剤(点滴、滋養強壮剤)のように、栽培する養分を補給する目的で投与される。
地力(体力)があるうちは、とても効果的ではあるものの、腐植が消耗し、団粒構造が崩壊すると、その効果は低下するため、化学肥料栽培において、消耗した腐植を補い、団粒構造を維持するために堆肥の投与は欠かせないものになっている。

化学肥料栽培ではなく、有機農業(無農薬・無化学肥料栽培)において、土づくりには、大きく分けて3種類あるように思える。

1)マッチョ型(プロテイン+トレーニング)。
窒素肥料や腐植の材料である有機物、分解されたアミノ酸などを多投入して、どんどん野菜を繰り返し生産するタイプ。
特に、アブラナ科やヒユ科のキャベツ、コマツナやホウレンソウ、ヒガンバナかのネギのように、根から根酸を出して、自ら有機物を分解し吸収する能力が高い野菜に向いており、
養分などが土に、野菜に余らないように大量生産で、輪作体系を組み、作りまわす周年栽培に向いている。
病虫害を出さずに、育てるためには、熟練の技術が必要。


2)マラソン選手型(低投入+トレーニング)
一見痩せているように見えるマラソンランナーの体形は、肥満な筋肉や短距離走のような瞬発力ではなく、効率よい吸収力とエネルギー変換能力が高く、
炭水化物や水分を効率的に分解、消化して、エネルギーに変え持久力が強い。野菜で言えば、自然農法のような農法で、初期生育はとてもゆっくりに見えるが、強い根張りと根からの強い吸収力、光合成の同化能力により、団粒構造が発達しているので、根の発達がよく投与される養分以上に育つ。

この場合、土をむやみに肥やすと、(食べ過ぎると)、かえって効率はダウンしやすくなり病虫害が出やすい。
腹八分目なので、よく動け、しっかり寝ることができる。

というのは、むやみに肥やすと、根の発達が悪くなり(養分がないから発達するの逆)、未熟有機物から出るガス中毒で根が傷み、アンモニア態窒素中毒で、病虫害がでやすくなるなど負の効果の方が強調されてしまうから。

そのため、腐植や土の団粒構造が発達するまでは、野菜が中毒にならないように、有機物の低投入にし、トレーニングが必要。
野菜の根張りを強くする栽培方法に向いている。

3)仙人型(無投入)
いわゆる無肥料栽培。無肥料になることにより、投入による有害作用がなくなり、栄養がない方が働く窒素固定細菌、リン酸を吸収しやすくしてくれる菌根菌などが働くことにより、投入されていないのに、よく育つ現象がおきる。

ただし、野菜の栽培と自家採種がセットになり、その土で本領発揮されるまで、数年の選抜が必要な自家採種が必要。
地域風土がその野菜に合っていることも条件の一つなので、その畑で何でも育つわけではない。

また、水が切れると生育が一気に悪くなりがちで、草に負けやすいため、ビニールマルチ栽培が一般的。
腐植があるうちは、育ちやすいが、腐植の消耗型になりやすい。

あくまで、かなり大胆で大雑把な3つの区分なので、
自然菜園は、無農薬で、少量多品目で、育てたい野菜を育てる家庭菜園を基準としているので、2)と3)の間を狙っています。


例えば、エダマメは、マメ科なので根に、コブ状の塊「根粒菌」を持っています。

エダマメを育てると、肥えるという方もいますが、実はあまり肥えません。

というのは、エダマメは、根の「根粒菌」と「菌根菌」という菌たちによって、「根粒菌」は、空気中の窒素を固定してくれるので、あまり土の窒素を使わずに育ち、「菌根菌」は、リン酸の吸収を高めてくれるので、効率的に窒素やリン酸などを吸収できるんです。

つまり、エダマメは、特別に菌たちのお蔭で、ほかの野菜が育たないやせ地でも、効率的に窒素やリン酸などを吸収でき、タンパク質たっぷりの種子(大豆)を生産することができます。

つまり、自分の種子(大豆)を生産するために、使ってしまうので、土には残らず、特に土が肥えるというより、土の養分(地力)をあまり使わずに、育ったので、土の養分があまり減らなかったという方が合っています。



この特別な菌たちは、実は、やせ地で最も働く菌で、根に適度な水と空気がないと働きが悪くなるので、

エダマメは、土が痩せいるが、菌たちが働けるように土が団粒化していること

エダマメが花が咲いている頃に、たっぷり雨が降ること。この2つがエダマメが本気を出せるコツです。

土をただ肥やすと、菌たちの働きが鈍り、エダマメがつるボケ(樹ボケ)するので、枝ばかり繁茂して実がつかなくなることがあります。

また、マメ科のエダマメやエンドウなど豆を作るためにせっせと養分を運んでいるので、
生育が停滞したり、風通りが悪くなるとせっかくの養分が、エダマメにはカメムシ、エンドウにはアブラムシに吸われ、虫害が大発生しますので、

エダマメは、35~45㎝と品種によってしっかり株間を離すことも大切です。



エダマメ跡地は肥えませんが、エダマメと野菜を混植すると、(写真はニンジンとエダマメ)
混色された野菜の生育がよくなることが知られています。ネギはだめですが、、、。

いわゆるコンパニオンプランツ(共栄植物)としてのエダマメの混植です。

これは、ニンジンの隣で、エダマメが、窒素を固定しながら、リン酸を吸収しやすい菌のネットワークに、ニンジンの根も一枚かんでいるからだとされています。

つまり、ニンジンからすると、ニンジンだけで栽培するよりも、エダマメを隣に混植することで、
根粒菌や菌根菌の働く領域に根を張ることができ、単独で育てる場合よりも明らかに生育がよくなります。

エダマメも、横で、ニンジンが養分を吸うことで、やせ地になり、根粒菌や菌根菌の働きが活性化するからよりよく育ちます。

また、副産物としてエダマメに来るカメムシは、ニンジンの臭いが嫌いで、ニンジンに来るキアゲハはエダマメを避けるといわれています。
お互いの害虫と呼ばれる虫を避けているので、お得な関係です。


ただし、このニンジンとエダマメの関係を悪化させる要因が2つあります。

1つは、水不足
ニンジンも生育前半は水が欠かせない野菜です。雨が少ない年には、初期はニンジンに、中盤はエダマメに水やりが二人の関係をよくしてくれます。

2つ目は、距離が近いと両者がうまく育ちません。
ニンジンもエダマメも太陽が大好きなので、両者にしっかり太陽が当たるように、条間を40~50㎝位空けててあげるか、背丈の低いエダマメ(極早生)にし30㎝にするなど工夫が必要です。

友達とも同じように、お互い余裕がある場合はいいんですが、どちらか(もしくは両方)が環境悪化により余裕がなくなると喧嘩してしまいがちなので、
コンパニオンプランツ(共栄植物)といえど、お互いを立てる、お互いのためになるように、
タイミング×時間×距離が大切
です。

ちなみに、宣伝ですが、今度出る『野菜だより』3月号(学研プラス)の特集は、このコンパニオンプランツの関係を高める方法を監修させていただきました。

エダマメを混植することで、低投入や無肥料栽培でもニンジンが育ちやすくなります。

これは、土づくりによって肥やした結果というよりも、微生物や菌の働きを活性化させ、野菜自身の本気を引き出す栽培法といった方がいいかもしれません。


自然菜園では、キャベツやネギなどは元々、有機物を分解する能力が高く、やせ地では育ちにくい場合、草マルチの上から米ぬかを補います。
そうすることで、草マルチに米ぬかが補われることで、酵母やこうじ菌、乳酸菌が働き、有機物の分解が進み、キャベツやネギの本気が促されるので、補うわけです。

もちろん、草マルチや米ぬかが分解されて吸収されるタイミングに合わせて補うので、定植して活着してから、キャベツの状態を見て、本葉8~18枚くらいの間に米ぬかかボカシを適度に補うわけです。

定植する前に米ぬかを撒くと、米ぬか大好きなヨトウムシが多発したり、過剰に米ぬかを撒くと、モンシロチョウなどが多発したり、結球してから米ぬかを撒くと、軟腐病など玉が腐ってしまいます。

野菜の生長期(人間でいえば、15~18歳位の育ちざかり)に分解された養分が吸えるとどんどん生育を応援できます。
しかし、赤ちゃんの(定植初期)時期にはまだ過剰養分は生育を妨げ、思春期(10~12歳)にはニキビがでるように、食べ過ぎはよくないですし、老年期にはメタボになるように、いつでも過剰養分が欲しいわけではなありません。

野菜の場合、アブラムシ、ヨトウムシ、アオムシ、カメムシの虫害は、過剰窒素(アンモニア態窒素過剰)で起こりやすく、補いの目安になります。

あくまで補いは、野菜の生育をよくするためのものであり、野菜の本気を引き出すことに目的があります。

そこで、エダマメに米ぬかを補う方が多いのですが、もし補うのであれば、肥えていても菌根菌や根粒菌が働けるようにクン炭を畝立ての際に入れて置いたり、エダマメが花を咲く時期に「水を補う」に限ります。

「肥かけ」と「声かけ」は通じるところが多く、相手の顔をみて行うことです。
作物の状態、草の状態をみて、どうしたら、野菜が本気を出せるようになるのか、そのために補う必要があれば、タイミングや量、そして様子見が必要でしょう。

ただ米ぬかを補うのは、肥料をたっぷりあげれば育つ。と思っているのと同じです。

また、白菜を育てたいとします。
白菜に米ぬかを補うと、少なければ育たず、多ければ病虫害が出やすいデリケートな野菜です。

そんな場合、1年目にネギを育て、たっぷり目に補いネギをしっかり育てます
2年目に、ネギがよく育った場所では、ナスが、最初無肥料でよく育ち、実をつけ始めてからナスに草マルチしながらナスの顔色を見ながら米ぬか、水などを補います。
そうするとナスの跡地で、無肥料でも白菜はしっかり結球し大きな白菜が収穫できるようになりやすくなります。

というのは、ネギによって、有機物がどんどん分解され、腐植が増え、団粒構造が発達し、ナスの初期生育を促進する土づくりができ、ナスの生育と共に、草マルチと補いで、ナスの根は横に、さらに深く根を張り、土はどんどん耕され草マルチの下には、ミミズだけでなく、クモやテントウムシ、ヨトウムシなど食べるゴミムシが棲むようになります。その結果、土は団粒構造が発達し、天敵が棲むようになった結果、白菜が無肥料でもしっかり育る環境が調ったといえます。

この時の補いは、単に土を肥沃にし、肥やすためのものではなく、2~3年後を見据えて、野菜が育ちやすくなる環境を育てるための補いということになります。
「風が吹けば桶屋が儲かる」仕組みづくりのための栽培であり、補いになります。

野菜が自然に育つ環境を調えるために、補いたいもので、野菜が自然に育つように、菜園プランを立てたいものです。

今年は、完全リニューアルで、
「これならできる!自然菜園入門講座2019」が2019年1~3月は、土づくりと菜園プランの講座を以下の通り予定しております。

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1~2月に備えておくことをお勧めします。

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来月は、2019年1/9(水)です。第2水曜日になるのでご注意ください。


2019年土内容充実で、
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今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


◆次回以降の予定
来月は、2019年1/9(水)です。第2水曜日になるのでご注意ください。
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お楽しみに~



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『無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!自給稲作入門講座』

1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
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日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
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自然菜園入門講座2019(at城山公民館)のお知らせ

2019-01-07 11:10:03 | 出張菜園教室


2019年自然菜園スクール東京大月校(東京+大月)開校記念
2019年1/26(土)東京で自然菜園講演会、講座(2/10(日)「コンパニオンプランツ」、3/2(土)「自然菜園プランター」)決定!!


本日、


昨日はPC業務と年末年始の食べ過ぎでなまった身体に活を入れるべく、蒔き割りを行いました。
我家の暖房は、薪ストーブなので、3年後に使う薪を切って、割って、乾燥させる必要があります。
安曇野では、薪ストーブ需要が高すぎて、製材所の材木乾燥機(灯油)で薪を乾燥させているそうです
うちでは、倒木やリンゴの樹(病気や離農する方の)を主に声をかけていただいております。
ですので、いつでも薪を採りに行けるように、暇なときに準備しておきます。






忙しくてブログの更新できなかった去年の城山公民館の講座の写真です。

田畑を持っている方や昼間お仕事のある方はなかなか昼間の菜園教室、および休みの日に菜園教室に来れないことから、6年くらい前から公民館で夜間講座を開いております。

毎月基本、第1水曜日18:30~21:30、長野市城山公民館2階で行っております。




写真は現在連載の雑誌たちです。

毎年菜園教室は3~12月なので、1~2月は雑誌・書籍の執筆や菜園教室の募集サイト更新及び受付業務で、菜園での教室はお休み期間です。

しかし、この菜園がお休みの期間こそ、1年の計は元旦にありではありませんが、土づくりを学び、菜園プランを立てるのに最適な期間です。

実際に、3~4月温かくなると、思いつきで種苗を注文したり、とりあえずジャガイモを空いているところに植えることが、負の連鎖の始まりで、結局少量多品目の家庭菜園で、出してはいけない連作障害に結び付き、年々野菜が育てにくくなっていくのがよくある失敗例です。

そこで、冬の間に、菜園プランを見直し、土づくりと菜園プランが連動できるように準備しておくと、
菜園プランに適した種苗の注文ができ、野菜がのびのび育つ場所が用意されているので、野菜の生育がよく、収穫もよくなります。

また、前もってしっかり土づくりできるため、直前のむやみな土づくりや病虫害に悩まされることも減ります。

去年は、2つの似ている野菜を比較しながら、それぞれの出身地や来歴を学び、共通点と相違点を学びながら、野菜の栽培に役立つ個性や栽培方法を学ぶ講座を行いました。

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場所:戸倉創造館2階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
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自然菜園スクール2019(長野校・安曇野校)の募集はじまりました!!

2019-01-05 16:42:21 | 自然菜園スクール


2019年自然菜園スクール東京大月校開校記念
2019年1/26(土)東京で自然菜園講演会、講座(2/10(日)「コンパニオンプランツ」、3/2(土)「自然菜園プランター」)決定!!


本日、のちでした。

今日は、ホームページで、自然菜園スクール2019(長野校・安曇野校)の募集がはじまったことを2018年生や、Facebookなどでお知らせしたり、
早速申し込みのあった方へのメールのご返信など、PC業務の一日でした。

その際に、安曇野校のお知らせをFacebookのグループ「これならできる!自然菜園」でしてみました。その文章をこのブログでもご紹介します。


自然菜園スクール(安曇野校)の2つのコースの募集も始まりました!
自然菜園ベーシック(S)基本コースは、今年で、12年目の一番古いコースです。

すべてのコースはこのコースのどんなことを学びたいですかというアンケートから生まれました。

自然農法、自然農、無肥料栽培、有機農業を学び、その共通の入り口(無農薬家庭菜園の基本)を作りたくて、試行錯誤の12年。
1冊の本にまとまったのが『これならできる!自然菜園』(農文協)です。

その最も基本的なことを毎月1回受講して学べるのがこのコースです。
12年の家庭菜園教室の経験から、基本野菜約20種類を共有区で、手取り足取り栽培を通じて学べるコースに生まれ変わりました。

ミニトマト、中玉トマトで学ぶ、大玉トマトへの基本。
カボチャで学ぶ、キュウリ、ズッキーニ、スイカ、メロンへの基本。
シシトウから学ぶ、ピーマン、唐辛子、パプリカへの基本。
ナスから学ぶ、現在の栽培の体系と、食用ほうずき栽培への基本。

サニーレタスから学ぶ、玉レタス、半結球レタスへの基本。
カブとダイコンから学ぶ、すべての葉物野菜、根菜類の間引きに続く基本。
ニンジンから学ぶ、すべての種まきの基本であり秘訣。


基本野菜の栽培のマスターこそ、すべての応用野菜につながる基礎であり、自然に野菜を育つための大本になります。

現在はいろいろな本があり、私もずいぶん著作を持たせていただいております。
知識は大切ですが、それでも体験に勝るものはなく、知識が体験を通じて、知恵になり、その人ならではの道につながると思います。

私自身も20数年前は、野菜と草の違いも判らず、失敗し続けました。
初心に戻って、野菜が無農薬・無化学肥料で安心安全に、健康で素直に育つ、そして環境が豊かになる栽培方法をお伝えできればと思っております。


近日中に、準備でき次第大月校の募集も行って行こうと思います。

本年もよろしくお願いいたします。


2019年は、初日東京で講座とミニ講座を行い、2日目に山梨・大月で野菜栽培を実践で学ぶことができる新「東京・大月校」にグレードアップ予定です。

それに伴い、2019年講演会、講座を東京で行うことになりました。
2019年自然菜園スクール東京・大月校(東京+大月)開校記念
2019年1/26(土)東京で自然菜園講演会、講座(2/10(日)、3/2(土))決定!!

お会いできることを楽しみにしています。



新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。第一弾!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)
今までの自然菜園でわかりにくかった点を見事に解説!最新技術を加え、決定版になっております。


第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。

千曲市戸倉創造館で2018年3~2月に開校中~
『無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!自給稲作入門講座』

1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
どうすれば、悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、自分の田んぼで改善していけばいいのかを知り、
自分の生活や仕事のペースと稲のお世話のタイミングを合わせていく方法を見つけていきます。



場所:戸倉創造館2階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円、一括申し込み15,000円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)


◆◇◆お知らせ◆◇◆
来月は、2019年1/9(水)です。第2水曜日になるのでご注意ください。


2019年土内容充実で、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


◆次回以降の予定
来月は、2019年1/9(水)です。第2水曜日になるのでご注意ください。
1/9(水) -土づくり講座「失敗しやすい土づくり」「無農薬野菜が元気に自然に育つ土づくり」
2/ 6(水)-菜園プラン講座「連作障害の引き金プラン」「コンパニオンプランツで混植菜園プラン」
3/ 6(水)-土づくりできる菜園プラン「夏野菜で土づくり」「春・秋・越冬やさいで土づくり」


お楽しみに~




現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。

※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。

コメント (2)
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