
本日
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昨日から旧暦の「啓蟄(けいちつ)」巣籠もりの虫戸を開くである。
つまり、眠っていた虫たちが、春雷によって目覚め動き始める季節です。
いよいよ、寒い安曇野でも虫たちが温かい日中のみ動き始めています。
まだ、春雨多く、べちょべちょなので、種まきにはなりませんが、
ぼちぼちハウス内で育苗する季節がやってきました。
今日は、先日のイベント「東京で種をまく」の際に行った、
種の蒔き方を紹介します。
種には、いくつかの蒔き方があります。
①すじまき…15cm位でしょうか、狭い幅に種が2~3cmくらいの間隔で蒔く。
密植して蒔いた方が、育ちの良いもの、ニンジン・葉ものなどにお薦め。
②点まき…お椀の大きさくらいの範囲に、5~10粒の種を、点々と蒔く。
ダイコンやハクサイ、豆類など大きく育つので、一定の距離(株間)をとって
蒔くやり方。
③ばらまき…畝(うね)野菜のためのベット前面に、種を2~3cm間隔で、
蒔くもの。すじまきを広範囲に広げたもの。
レタス・キャベツなど苗を育てるときにばらまきをし、
大きくなってきたら、移植するのに適する。
頻繁に畑に通える人は、ちょっと多めに蒔くと、
生長過程で間引く、小さな葉もの野菜はカイワレやベビーリーフとしてどんどん
食べることができます。ですから、①③がお奨めです。
一週間に一度通える人は、②の点まきがお薦め。
10日に一度通えるかという方は、
④「捨てづくり」をお薦めします。
はじめから、種を蒔いて、間引かずにそのままでも育ち、
通った日に、野菜たちが込み合っていたら、
収穫し、株間を広げてあげる。手間いらずな蒔き方です。
野菜によっても蒔き方は違いますが。
一すじに、一粒ずつ3~5cm間隔に蒔いていく方法です。
今回二十日大根は、3cmずつに蒔きました。
小松菜・ニンジン・ゴボウでしたらも同様に蒔けます。
ちょっと大きく育つ、大根・ターサイ・カブなどでしたら
5cmくらいです。
栽培に慣れてきたら、自分に合った蒔き方を見つけてみましょう。

昨日から旧暦の「啓蟄(けいちつ)」巣籠もりの虫戸を開くである。
つまり、眠っていた虫たちが、春雷によって目覚め動き始める季節です。
いよいよ、寒い安曇野でも虫たちが温かい日中のみ動き始めています。
まだ、春雨多く、べちょべちょなので、種まきにはなりませんが、
ぼちぼちハウス内で育苗する季節がやってきました。
今日は、先日のイベント「東京で種をまく」の際に行った、
種の蒔き方を紹介します。
種には、いくつかの蒔き方があります。
①すじまき…15cm位でしょうか、狭い幅に種が2~3cmくらいの間隔で蒔く。
密植して蒔いた方が、育ちの良いもの、ニンジン・葉ものなどにお薦め。
②点まき…お椀の大きさくらいの範囲に、5~10粒の種を、点々と蒔く。
ダイコンやハクサイ、豆類など大きく育つので、一定の距離(株間)をとって
蒔くやり方。
③ばらまき…畝(うね)野菜のためのベット前面に、種を2~3cm間隔で、
蒔くもの。すじまきを広範囲に広げたもの。
レタス・キャベツなど苗を育てるときにばらまきをし、
大きくなってきたら、移植するのに適する。
頻繁に畑に通える人は、ちょっと多めに蒔くと、
生長過程で間引く、小さな葉もの野菜はカイワレやベビーリーフとしてどんどん
食べることができます。ですから、①③がお奨めです。
一週間に一度通える人は、②の点まきがお薦め。
10日に一度通えるかという方は、
④「捨てづくり」をお薦めします。
はじめから、種を蒔いて、間引かずにそのままでも育ち、
通った日に、野菜たちが込み合っていたら、
収穫し、株間を広げてあげる。手間いらずな蒔き方です。
野菜によっても蒔き方は違いますが。
一すじに、一粒ずつ3~5cm間隔に蒔いていく方法です。
今回二十日大根は、3cmずつに蒔きました。
小松菜・ニンジン・ゴボウでしたらも同様に蒔けます。
ちょっと大きく育つ、大根・ターサイ・カブなどでしたら
5cmくらいです。
栽培に慣れてきたら、自分に合った蒔き方を見つけてみましょう。

その対策も教えて下さい。草生栽培・クローバー・カラスノエンドウ・無肥料・無除草・不耕起です。
移行3年目で、本来の地力が見え始めてきます。ただ、地域風土や土質、今までの慣行農業の仕方、これからどうしたいのかによって、もう少し詳細が見えてきます。もしよかったら、以下の質問にお答えください。
1)土質は、軽い(火山灰土)・重い(粘土)・普通(関東ローム層)?
2)現在一番生えている自然草は?ハコベ?スギナ?カラスのエンドウ?
3)どのような草生栽培?草生の幅?畝間は?
4)今一番栽培しやすい野菜は?一番栽培しにくい野菜は?その理由は?
5)今後どのような目的で、栽培したいですか?商売?自給?自家採種は?
自然農法と言っても、千差万別いろいろありますし、目的によって、対策・栽培法も変わってきます。もし差し支えなければコメント欄にお答えくださいね。
1)軽い、地面より30cm下で赤土で硬い。
クロタラリア、セスバニア、ヤブツルアズキなどの仕入先?
2)自然草はハコベ?、スズメのエンドウ、なずな、ギシギシなどですが、蒔いた種々のクローバーが一番多いい。
3)クローバー(株)との共生ですが、マメ科以外では根元に草のマルチ、背の低いイネ科?も共生させたいのでカタカナの種の仕入れ先? 畝間は畔道?で鍬の幅20cm、畝と畝の間130cm。
4)のらぼうが良くできました。
銀手亡などマメ科が全滅でした。高温障害?
5)自給ですが、売れそうな商品も作りたい。
土地にあった種も育てたい。
一番大切な酸素、オゾン層、雨、冷却を供給しながらの農業を目指しています・・・
再びコメントありがとうございます。
もしかして、元田んぼですか?
ただ、前回のコメントと矛盾することなど多く、たとえば無肥料なのに、牛糞堆肥に化学肥料使用。
つまり、完全な自然農法ではなく、慣行栽培に自然農法を取り入れ始めた感じだと思いました。
それと、草の状況から、まだまだ土壌構造が薄く、これからの農場とお察しします。
緑肥の入手先は、いろいろありますが、雪印種苗さんなどのお取り扱いのある農協、種苗店で手に入ります。
もしくはネット販売では、農業屋.comさんでも売っています。http://www.nogyoya.com/html/products/list.php?category_id=613
豆科には、乾燥にむく品種と、湿地にむくものなどいろいろあります。
土地に合った野菜や、緑肥の探し方は、
簡単です。
気になる野菜などを3品種ほど、比較しながら栽培してみてうまく育ったものが、適地適作です。
化学肥料と異なり、有機肥料や緑肥は、
地力として発揮するには時間がかかります。
3年間は、地力をつける意味でも、
有機肥料や緑肥を積極的に使い、
4年目からは、有機肥料などの使用は減らし、
3年間様子を見て、土地に合った野菜などを
丁寧に育ててみてください。
答えは一つではないので、
野菜や草の気持ちになって、
土と共に育ててみてください。
そうです、元田んぼです。山間地です。
貸していた田んぼの農法が、牛糞堆肥、化学肥料、農薬と推測しています。
私は無肥料で、2年目になります。
有機肥料などは使用していません。
不耕起、無除草です。
やはり有機肥料や緑肥を使うのが良いのでしょうか?
このまま無肥料、草生栽培、不耕起を
続けた方が良いのでしょうか?
化学肥料から、有機肥料に変えた場合は、3年目が最低(半収位)で徐々に回復、7年後に完成?
自然栽培では3年目から徐々に地力と書いていますので、何年後に収穫がどれくらい減って、
何年後に収穫が8割?になって完成するのでしょうか?
化石燃料を使わないで、無肥料、不耕起を続けたいので、宜しくお願い致します。
最終的に、小さなパーマーカルチャーが目標です。
いつもいい質問ありがとうございます。
「パーマカルチャー」、日本語にすると農的暮らしの持続的可能なデザイン。
多様性・調和・持続性をテーマに、「問題は解決である」とビル・モリソンさんたちがオーストラリア中心にはじめた、農的生活術。
すてきな目標ですね。
では、パーマカルチャー的に考えていきましょう。
1)田んぼを畑にするには、田んぼの状況に対応することがとても大切です。
2)耕すと、全面均一化します。
一方、耕さないと不均一になります。
わかりやすく言うと、生える草が場所によって異なります。
つまり、うまく育つ野菜が場所によって異なります。
1)2)から、田んぼだった特性と、不耕起にしたことで、場所によって、栽培法によって育つ野菜と育たない野菜ができることです。
つまり、水を好む野菜
水が好きな順で言うと、レンコン・里芋・陸稲・キュウリ・ナス・枝豆・大豆・水菜などアブラナ科(のらぼう菜)、短系大根などは、水はけを良くしてあげること(高畝・草生)で、育ちやすく。
逆に、トマト・菜豆(銀手亡など)・落花生・スイカ・メロンなどは、よほど工夫しないと育たないでしょう。
つまり、水はけや通気性をよくするために、株間を広げたり、高畝にしたり、麦を間作したりする必要があります。
土の園芸書にも書かれていないことですが、
一番大切なのは、風土を大切にすること。
つまり、今の田畑に合った農法にし、野菜が健全に育つために、してはいけないことをしないことです。
つまり、まず農法に合わせるのではなく、
風土環境に合った農法をその場で工夫することです。
予想ですが、
1年目は、さほど草は伸びなかったと思います。2年目は、白クローバーに覆われて、野良仕事がしずらかったところもあるのではないでしょうか?そして、年々増える自然草をどのように対処しようかかんがえていませんか?
草が伸びることは、地力がついてきた証拠です。野菜も元は草です。草を完全無除草するよりも、のこぎり鎌などで、根を残して刈って野菜の根元に敷くとか、水の多いところで、里芋を育てるとか、畔など乾燥気味のところで、株間を開けてトマトに挑戦してみるとか、いろいろやってみてください。
つまり、一枚の畑でもゾーニングをし、適地適作を心掛けてください。
慣行栽培より収量が、減る野菜もあるしょう。場所によっては、増えるものもあるでしょう。
減った分だけ美味しい野菜を育ててください。
慣行農法の7割から8割しか、自然は与えてくれませんが、その分、120%も美味しい野菜が育ちます。
いろいろなものが育ち(多様性・調和)、持続できる暮らし、それがパーマカルチャーです。
「パーマカルチャーしよう!自然食通信社」の本を、再度読みかえします。
本の出版、待っています。早く読みたい。
昔、槍穂の従走路から梓川が懐かしい。
九州から非常に遠い~ 再度行きたい。
大変有難うございました。
農業は、自然との会話。人との交流に醍醐味があると思います。
『パーマカルチャーしよう!』自然食通信社
http://www.amarans.net/newbooks/4-916110-38-2.html
は、いろいろな人が出ていて、
自分に合った農的暮らしをし始める人には、
ぴったりのガイド本です。
自然農の項目に、私のレポートもございます。
拙い初期のレポートですが、
日本のパーマカルチャーに、
自然農はぴったりです。
ご覧ください。
これからもよろしくお願いいたします。