よむよま

よむ・よまない、それから。

「スペシャリスト」第3話burst

2016-01-31 18:48:57 | 見る
ドラマ「スペシャリスト」第3話は、爆弾事件だというので、
おお、「burst」だ、つよぽんまた爆弾のテープをぐるぐるはずすの?なんて思ったけど、
そんな冗談を言うヒマはない展開だった。

爆弾と一緒に閉じ込められたのは、相棒の我妻マリア(夏菜)
二つのケースのうち、正解を選べば助かるという仕掛け。
その画像が宅間(つよぽん)たちのところに送られてきているのはなぜなのか?
事故とされている我妻の父の死は、実は同じ罠によるのか?

犯人はすぐ判明する、場所の特定もできた、しかし、
二転三転する真相、我妻の父が関わっていた仕事は?
公安、スパイ、テロ組織・・・
ここでも行き着くところは「我々の存在」という言葉。
闇が深まってて、引っ張られますね。

宅間のつよぽんが新しい境地よね。
特殊能力に現実味はないんだけど、
飄々とした感じと子どもっぽさが浮いてしまわずに、魅力になってるから。
「わかるんですよ、10年と10ヶ月(増えたからね)入ってたから」
という決めぜりふも、おかしくもあり、
彼は犯罪者に寄り添いすぎるという危惧をチラチラもさせる。

今回のは「女か虎か?」という本が象徴的に使われてた。
ミステリーというか、リドル・ストーリーというんですかね、その有名な古典ですね。
二つの扉、一つには美女、一つには飢えた虎がいる。
男は正解を選べるのか?
というときに、彼を愛する王女が片方をこっそり指さした。
王女は男を助けるために正解を示したのか?
それとも自分以外の女と一緒にさせないために虎の扉を?

結末はわからないのです。
男が扉を開けようとするところでお話は終わってるの。
コメント
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