よむよま

よむ・よまない、それから。

「ちかえもん」

2016-01-29 22:24:22 | 見る
NHK時代劇「ちかえもん」第1話をやっと見た。
おもしろい、これ!

近松門左衛門が竹本義太夫と組んで、新しい人形浄瑠璃を生み出していく物語、
なのかな?
歌舞伎と人形浄瑠璃なんだけど、落語の話をネタとしている。
落語ネタが出てくるのは万吉という、調子のいいチャラッポコ男によって。
それが青木崇高。
遊郭で金が払えず居残りしてる男。
そのせいか、私はちょっと懐かしく感じた。
映画「幕末太陽伝」の雰囲気に似てる。
この映画の主役が落語の「居残り佐平次」だったので。

近松が松尾スズキで、座付き作者という役どころが当人と重なって、
いろいろ苦労があるのねえ、と思ったり。
なぜか近松に絡んでくる万吉が、名前が覚えられなくて「ちかえもん!」と呼ぶの。

竹本義太夫が北村有起哉、浄瑠璃を語るんだけど、本人?
てことはないよね、あまりにうまいんですが。

セリフは現代調でふざけてたりするのに、
セットや衣装が豪華、配役も贅沢。
映画みたい。
近松の母親が富司純子、
九平次という、何か企んでいる商人が山崎銀之丞(朝ドラで炭鉱の親方やってる人だ)
竹本座のパトロンが岸部一徳、
その息子・徳兵衛が小池徹平、
天満屋のお初が早見あかり(Aスタジオのアシスタントの子だ)
天満屋の遊女で優香ちゃんが出てます!深雪じゃなくて、お袖。

追記:竹本義太夫の北村有起哉さんがほんとに浄瑠璃を語ってるそうです。びっくり!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする