よむよま

よむ・よまない、それから。

神去なあなあ日常

2014-07-08 19:28:30 | 読む
三浦しをん「神去なあなあ日常」徳間文庫

もっと早く読んでれば、映画も見に行ったのに!
おもしろかった!
ゲラゲラ笑って、泣いた。

高校を卒業した日、神去(かむさり)村に、一人で林業の研修に送り込まれた男子。
彼の悪戦苦闘の成長日誌。
へっぴり腰で覚えていく林業の作業のいろいろ、
ワイルドな先輩たちのいろいろ、
カッコいい親方、
意外にも村には美人が!

主人公の男子が書いてる構成だから、
彼がわからないことは私たちもわからない。
彼と一緒に不安になりながら、ひょえーっという展開に巻き込まれていく。

祭礼の伝承も含めて、
昔ながらの村のありようが生き生き描かれているが、
実際の山村はどうだろうと、つい考えてしまう面もある。
この村は林業がうまくまわっているという設定なので。

続編がすでにあるんだって。
買ってこよう。
コメント
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