硝子戸の外へ。

優しい世界になるようにと、のんびり書き綴っています。

俺たちのフィールド。

2022-12-04 20:18:19 | 日記
ワールドカップサッカーが始まり、日本は難しいとされていた1次予選を突破した。

ワールドカップが開催されるたびに告白しているが、僕はにわかファンである。
それなのに、今だ「試合を見ると、負けてしまうかもしれない」と、言う観念に囚われていて、結果をニュースで観る事にしているのであるが、やはりニュースではゴールへつながる数秒前からしか放送してもらえないから物足りなさを感じる。

しかし、ドイツとスペインを負かして決勝トーナメントへ進んだのだから、実力は本物である。それだけでも感動的なのであるが、それ以上に、今朝、サンデーLIVE!!を観ていてグッと込み上げてくるものがあった。

それは、三苫さんと田中さんは同じ地区で少年サッカーをしていた事、森安監督は「ドーハの悲劇」を経験された選手であった事、森安ジャパンの選手の多くは海外でプレーしている事を改めて知って、その瞬間に、遠い昔の記憶がよみがえり、「これは、まさに、俺フィーじゃあないかぁ。」と、心が震えた。

サッカー漫画はたくさんあるけれど、僕が唯一ハマったのが「俺たちのフィールド」
もちろん、そこからサッカーに興味を持つようになったのであるが、あの物語のような事が実際に起こってしまったのだから、心が震えないわけがない。(この感覚がマイノリティなのだなと、つくづく思う)

そして、もう、新しい時代へ移行しているんだなと感慨深く思った。

また、少し話は逸れてしまうが、アイドルグループ日向坂46の影山優佳さんが、正確な解説をしている事にも驚き、この事象はルネサンスといえるのではないかと思った。

もし、この事象がルネサンスだと認識されるならば、現代のおじいさんやおばあさんたちは、彼らの活躍を静かに温かく見守り、オジサン・オバサンたちは、新しい世代の人たちに、精度の高いパスを如何にして出すかを考えなければならない時にきているはないかと思った。

いや、そんな事より、「俺フィー」をブックオフに売らなければよかったなと、今になって後悔している。