『恐怖のメロディ』(71)(1979.8.5.TBS深夜映画)
カリフォルニアの海辺の町でラジオDJをしているデイブ(クリント・イーストウッド)は、行きつけのバーで、エロール・ガーナーの名曲「ミスティ」を毎晩リクエストしてくるエベリン(ジェシカ・ウォルター)と出会う。デイブは出来心からエベリンと一夜を共にするが、その日からエベリンはデイブにつきまとうようになる…。
イーストウッドの監督デビュー作の心理スリラー。原題は「Play Misty for Me=ミスティをかけて」。当時はストーカーという言葉は一般的ではなかったが、今となっては先見の明ありという感じがする。
「ミスティ」とともに、ロバータ・フラックの「愛は面影の中に=The First Time Ever I Saw Your Face」が効果的に使われた。
当時、モテない高校生だった自分は「ジェシカ・ウォルターがすさまじかった。モテる男もなかなかつらいね」とメモに記している。
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