やはりバッテリーの問題でなく、電気系統の問題だった。
設計ミスや配線ミスを事故原因とする専門家も多いが、それが証明された。
(抜粋)
運輸安全委員会は20日、電気配線の設計の一部に不備が見つかったことを明らかにした。
同委は発煙トラブルとは直接関係がないとみているが、設計経緯などを調べる。
同委によると、同機はトラブルで高松空港に緊急着陸した後、スイッチがオフだったのに主翼両端などにあるライトが点灯していたことが確認された。原因を調べたところ、設計上、本来つながっているべきではないメーンバッテリーの主配線と、補助動力装置(APU)用バッテリーの配線がつながっていた。このため、スイッチが切れていたにもかかわらず、APUバッテリーの電力がライトに流れ込んでいた可能性があるという。