尖閣ビデオ流出事件、思わぬ展開になった。
神戸海上保安部所属の43歳の保安官が、自分がネットに投稿したと名乗り出た。
しかし、この保安官が神戸の漫画喫茶でユーチューブに投稿したことは事実のようだが、肝心の、どのパソコンを使い、どこから、どのようにビデオを入手したのか、またsengoku38というハンドルネームを何故使ったのかが不明である。
さらに使われたというUSBもまだ見つかっていない。
つまり、彼はいわゆる走りで、共犯者(主犯者、先導者)がいるのではないかと疑われる。
それを解くカギは、彼は衝突事件のあった日の前後に沖縄で中国語の研修をしていたということだ。
尖閣映像流出 石垣「何が正しいのか」 各地の海保、重苦しく(産経新聞) - goo ニュース
(追記)
事実関係が明らかになったので追記する。
・「うらなみ」の船内の共通パソコンから業務用USBを使って映像を入手し、海保の自分用のパソコンに映像を移し変えた。
・更に私用USBを使い海保の自分用のパソコンから映像を自宅のパソコンに移した。
・業務用USBを使ったのは、うらなみの共用パソコンに私用USBを挿入すると異常を感知するため、いったん公用USBに移したとみられる。
・船内の共通パソコンは航海中はネットワークに接続されていないが、停留中は接続されている。
・実は海上保安大学のパソコンの共有ファイルにこの映像はあり、船内の共通パソコン(アクセス権あり)からアクセスできたという訳だ。では誰が海上保安大学のパソコンの共有ファイルにこの映像を乗せたかのだろうか。ここで沖縄での中国語研修とつながってくる。沖縄で研修を実施した講師が絡んでいる可能性が出てきた。その時に話をしたのではないか。海上保安大学のパソコンの共有ファイルに映像を載せる話を。
(追記)
更に事実関係が明らかになったので追記する
・うらなみの別の同僚が海上保安大学のパソコンの共有ファイルにアクセスし映像をダウンロードしたことが判明。
・なお海上保安大学のパソコンの共有ファイルにアクセスした者は多かったが、ダウンロードは1回だけだったとのこと。