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787事故、バッテリーは直前まで正常だった

2013年02月03日 11時49分17秒 | 787事故

以下は朝日新聞情報です。

787異常原因、バッテリー以外の可能性も 運輸安全委

ボーイング787型機のトラブルで、日本航空機と全日空機の炭化したバッテリーは、
トラブル直前まで正常に動作していたことが運輸安全委員会の調査で23日わかった。
全日空機では機内で異臭がしたのとほぼ同時に電圧が急落していた。運輸安全委は、
バッテリー以外に問題があった可能性もあるとみて充電器などの調査に乗り出す。

運輸安全委によると、787型機のバッテリーは八つのリチウムイオン電池を直列に
つないだ構造で、正常ならフル充電で32ボルトの電圧を示し、残量に応じて電圧が下がる。
高松空港に緊急着陸した全日空機のデジタル飛行データ記録装置(DFDR)を解析した
ところ、離陸後から電圧は約31ボルトで推移していた。工藤正博・首席航空事故調査官は
「バッテリー全体としては正常で、過充電を示す状況はなかった」と述べた。

だが、離陸の約15分後に操縦室内で異臭がし、バッテリー不具合の計器表示が出たのと
ほぼ同時に電圧が急激に落ち、さらに上下に変動した。この間、電圧は31ボルト以下
だったという。

787異常原因、バッテリー以外の可能性も 運輸安全委(朝日新聞) - goo ニュース

(補足)
B787の電池:「ジーエス・ユアサコーポレーション」(京都市)
電池を含めた電気系統:仏タレス
リチウムイオン電池向けの充電装置:英メギット傘下のセキュラプレーン・テクノロジーズ
補助動力装置(APU):米プラット・アンド・ホイットニー
など計8カ国の企業が生産に携わる。
コスト削減のため韓国などへ下請けに出している会社もある。