スペインでは、ジェノサイドなど人権侵害については同国の裁判所は普遍的管轄権を持つとの原則がある。それに基づいて、スペインの親チベット人権団体が中国はチベットでジェノサイドを引き起こしたとして、江沢民氏ら5人を刑事告発した。8年間にわたる捜査を受けて、裁判所は19日、5人に尋問のため出頭を求めるだけの十分な証拠があると判断し、逮捕状を出した。
裁判所が逮捕状を出したことで、5人がスペインや同国と犯罪人引き渡し条約を締結している国を訪れた場合、逮捕される恐れがある。法律専門家らは、逮捕状が執行される可能性は極めて小さいとしながらも、訴訟はチベットの人権問題に世間の関心を向けさせる象徴的な意味合いがあると話す。
逮捕状が出されたのは、江沢民氏のほか、李鵬元首相、喬石元全国人民代表大会常務委員長ら。
チベットの大虐殺容疑で江沢民氏らに逮捕状=スペイン裁判所(ウォール・ストリート・ジャーナル日本版) - goo ニュース
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