通信と放送の融合、竹中懇談会の迷走

竹中懇談会が話題になっている。
しかし通信と放送の融合なんて、所詮日本では無理な話。
あの音楽ネット配信ですら、日本で世界に先駆けて実現される、と言われていたが、日本がもたもたしている間に、アップルコンピュータがiPODを世の中に出してネット配信はアメリカが先進国となった。
日本で世界に先駆けて実現したのは着メロ、着ウタだという狭い範囲だ。

通信と放送の融合が難しい理由は簡単だ。放送会社は通信会社より規模が小さいことが最大の理由。１桁違う。地方の民放はさらに１桁小さい。
彼らは通信と放送の融合を行えば、通信会社に吸収されてしまうと思っている。また電通という巨大な広告宣伝費をかき集めてくれるビジネスモデルがある。
これを上まわるビジネスモデルが出来ない限り、通信と放送の融合は起こらない。

当面は政治力もある放送側主導で通信と放送の融合は進む。つまり、着メロ、着ウタのような限定的範囲での融合だ。

もし仮に通信と放送の融合が進むとしたら、やらせ常習犯の日テレが御取り潰しになり、新たな放送局が誕生すれば、可能性としてはある。
やらせの反省にたち、視聴者からの声を前面に出す放送スタイルが確立すれば、面白いかも知れない。

福井総裁の村上Ｆ運用益って

テレビや新聞では、村上ファンドが２倍以上になったと叫んでいる。
金利が１％に満たないなかで、濡れ手で粟と思っているだろう。

8,000円台だった平均株価が17,000円台まで上がったのだから、普通のファンドでも２倍以上は続出だ。つまり、村上ファンドは、特に運用実績が良かったわけではない。

実はある時期まで、村上ファンドの実績は他のファンドよりも悪かった。
福井総裁と同時期に同じ金額で買った人の実績がテレビで映し出されたが、そのことが明らかになった。
恐らく、村上ファンドは焦ったのだろう。ごく普通のファンドより実績が悪かったからだ。
そこで、ライブドアや阪神株で不正を働いた。それでやっと普通のファンド並になったというわけだ。


福井総裁の村上Ｆ運用益は１２３１万、元利で２・２倍 (読売新聞) - goo ニュース

世界同時株暴落！

ついに来た、株の世界的な大暴落だ。
悪循環が悪循環を呼んでいる。
良い材料は出尽くし、潜在的な不安（例えばドル暴落説）が台頭してきた。

昨年秋から上がりすぎた分だけ、下げていると言えばそれまでだが、皮肉なことに小泉内閣発足後の株価に戻りそうだ。

私も株、ファンドで１００万円以上の損を出した。もう２、３日早く処分していれば、５０万円位で損は済んだのに、悔やまれる。
沈む船から早く脱出したものが生き残るのも、問題だな。

きっと、誰か、また悪いことをやっているんだろうな。空売りとか。貸し株とか。

（追記）
９日午前１時現在、米国の株価が大暴落、連鎖は続く・・・・

これって、放送局に創価学会員が多いってこと？

何と何と、公明党が、異例の申し入れ。
四面楚歌の放送局が、公明党を動かしたってことかな。
放送局も言いたいことがあれば、放送で言えばいいのにな。


公明、ＮＨＫのＦＭ削減に反対…竹中総務相に申し入れ (読売新聞) - goo ニュース