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シャムネコ大好きの「わがはいはネコである記」

チーターの謎?!(2)

2017年10月28日 | 日記

  多摩動物園の雄のチーター ティアーズマークと呼ばれる、涙が流れているような模様が特徴です。 

 

チーターは大形ネコ科動物の強力な武器を二つも失ったため、弱くなってしまいました。

ライオンだけでなく、ハイエナにもエサを横取りされます。

ですから、チーターは獲物を狩る時には、ます高いところに上り、周囲を見渡します。

それは、獲物を位置を探るためでなく、近くに、ライオンやハイエナがひそんでいないか確認するためなのです。

放浪ライオンの雄は、あのたてがみのため、獲物を狩るのが下手でいつもチーターやハイエナの獲物を横取りしています。

ハイエナも昼はチーターの後を追いかけて、獲物を横取りしようと虎視眈々とねらっています。

チーターは、ライオン、ハイエナの影を見つけると、とたんに獲物の狩りを止めてしまいます。

獲物を横取りされてしまうのがわかっているからです。

 

チーターは絶滅の危機に瀕しています。それはチーターの縄張が広いため、じゅうぶんな広さが保たれないと

血族結婚になってしまい、遺伝的に欠陥のある個体が増えてしまうためです。(実際凄く増えています)

アフリカの人口爆発はすごいもので、次第に野生動物の住み家が狭まり、

チーターにとって環境が悪い方向にどんどん進んでいるからです。

動物園での繁殖も難しく、近い将来チーターは絶滅してしまうのではないかと心配されています。

動物界の短距離走者のスーパースターは、将来、映像でしか見られなくなってしまうかもしれません。

悲しみに満ちたような顔は行く末を案じているように見えます。

まだ、チーターの子どもの話、親子の話など面白い話がたくさんありますが、この辺で・・・・