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シャムネコ大好きの「わがはいはネコである記」

猫股、化け猫

2017年10月20日 | 日記

歌川国芳画(wikipediaより) ネコ踊りをするネコと、老女に化けた化け猫

 

踊るネコの動画(ユーチューブより) https://www.youtube.com/watch?v=vR_iLCH8MI8

 

ネコは、中世のヨーロッパで、魔女の使いとして迫害されました。

じつは日本でも中世に、ネコは歳を取ると猫股(ねこまた)になって人を襲うという話が信じられ、

ネコでも、年老いた黄色かクロの雄ネコが猫股になると災いをもたらすと信じられていました。

猫股の尾が裂けて二股に分かれるというのは江戸時代に付け加えられた伝説です。

猫股は、その後化け猫伝説になり、多くの化け猫の怪談話が生まれました。

化け猫は、その前の兆候として、踊るネコ、しゃべるネコ、歌うネコになるそうです。

そういえばこの前見たテレビに、ネットからの映像ですが、踊るネコ、しゃべるネコ、歌うネコなどが出てきました。

やはり、こんな「芸をする」ネコは現代でも不思議ですし、なにか不気味にも感じる人もいるでしょうね。

昔の人は、こんなことをするネコを見て、なにか人間に近い生き物に思い、人に化けるのではないかと思ったのでしょうね。

いまでは、テレビで見て、お腹を抱えて笑ってしまいますが。

先日見たテレビでは、5m以上もある深い穴にネコが落ちているので、助けてやろうとはしごで人が入ってゆくと、

なんとそのネコは、壁を巧くけって、らせん形に廻って、そこから上がって行き、穴から飛び出してしまいました。

見ていて、「ひえ〜!」と叫んでしまいましたね。

ねこの超能力的な行動を見ると猫股伝説、化け猫伝説がうまれたのも、ありかなと思ってしまいます。