寒くなってきました。
温度に敏感で寒がりなネコは、この時期、さっそく蒲団にいれてくれと来ます。
寒くなったので、羽毛掛け蒲団にし、厚手の毛布に変え、蒲団を敷き終えて、さあ寝るか!と蒲団に入ると、
待ってましたとばかり「ニャー!入れてくれ!」ときます。早寝の私の所に最初に来ます。
女王様のご機嫌を損ねぬように、お気に入りの右膝を立て、左膝を曲げて、ネコ様の寝床(いや御寝所か)をつくってやります。
中に入って、御寝所を点検した後、よし!とばかりごろんとなって、私の左太ももの裏側に寄りかかり、
しばらく毛づくろいをし、それが終わった後、「コテン!」という感じで寝てしまいます。
美女を膝枕に・・なんて言ったらうらやましがられるかもしれませんが、相手は”ひげづらの美女”なんですよ。
でも、私の蒲団に入ってくれただけでもうれしいのです。
立て膝がしびれてきても、足をブルブル震わせてがんばります。(馬鹿みたいですが)
かわいい女王様のために、ひげ面の美女のために・・・
でも、疲れ切って、私も寝入り、立て膝が倒れると、女王様は慌てて出て行くのです。
そのあとは、かみさんの所に・・・毎日のようにこのパターンが繰り返されます。
今夜はぐっすり寝たいので、来ないで欲しいなんて思うときありますが、来なければ来ないで、なんとなく寂しくなるのです。
ネコは不思議な魅力がありますね。もうネコの奴隷になっているのかもしれません。