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シャムネコ大好きの「わがはいはネコである記」

ネズミのプレゼント

2016年05月18日 | 日記

ネコ科動物は群れを作るライオン以外は、子育ては母親の役目です。

赤子のときから、母子で暮らし、こどもを一人前の狩人に育て上げてから

自分の縄張りから追い出し、子別れします。

ネコもこの習性が残っています。

メスネコは、不妊手術されても飼い主を仔猫と思って、エサを運んでくることがあります。

自由に家から外へ出られるネコは、スズメ、ヤモリ、トカゲ、ネズミ、コオロギなどを

捕まえて、半殺しのまま、運び込みます。ときにはゴキブリも(ぎゃ~)・・・

不器用で、将来不安な仔猫とみなす飼い主に狩りの仕方を教えるための行動です。

半殺しのままというのは、仔猫(飼い主)に獲物の実物をみせ、逃げるのを追って

捕まえさせ、自分で食べるまでを経験させようとしているのです。

私が小学生の頃、外へ自由に出歩いていた飼っていたネコが、おおきなネズミ(ドブネズミ)を

寝ている枕元に半殺しで置き、ニャーニャー鳴きました。

なんだろうと起きて、まくらもとのスタンドを付けようと手を伸ばしたところ、

ネズミを触ってしまい、真夜中、ギャーと叫んだことがありました。

まったく!と怒ったのですが、ネコはなぜ怒るのか分からず、戸惑っていました。

こんな経験は一生忘れられませんが、ネコは真剣にネズミを私に生きたまま与えて

狩りの訓練をさせようと思っていたようです。

当時はびっくり仰天で、家でも大騒ぎになりましたが・・・

今もネズミ(ハムスターでも)を見ると、あのときのことを思い出しゾクゾクします。