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シャムネコ大好きの「わがはいはネコである記」

ネコとマウス

2015年10月02日 | 日記
ネコはネズミが好きです。これは愛しているとかではなくて、食料としての好物です。
ネコは食肉目の動物ですからほんらいは、ネズミなどの生き物を捕らえて食べていたわけです。

でも今のネコは、ネズミなんて!ふん!という感じですね。
昭和の時代の昔のネコはたくましかったです。よくネズミを捕って食べていました。
それがお仕事でしたからね。中世ヨーロッパで、ペストが大流行したのも、ネコを魔女の使いという迷信のため殺しすぎ、
そのため、ネズミが増えすぎて、ネズミがペスト菌を媒介したからです。

エジプトでネコが最初に家畜化されましたけど、これも、穀物をねらうネズミを退治してもらうためだったのですね。

船乗りは、ネコ好きが多いといいますけど、昔、船にはネズミ退治のために、よくネコを乗せたのです。
長い航海で、貯蔵食物が食い荒らされたら、生死に関わりますからね。そのため、船乗りはネコを大事にし、ネコはその期待に十分に応え、
仲良しになったのです。

むかし、昭和の時代ですが、うちのネコもネズミをよく取ってきました。私の枕元にプレゼントで置いてゆくのです。
ネコのサンタクロースです。朝起きて「ギャッー!」とよく言わされました。クリスマスじゃないんだからねと言っても聞きません。
年に何回もクリスマスプレゼントをもらい、叫ばされました。

当時は、ネコ飯といって、ご飯の残りにかつぶしをかけ、みそ汁をぶっかけて終わり、でしたから、タンパク質がたりなかったのでしょうね。
セミなどもよく取って食べていました。半自給自足の生活をしてたんです。

現代のネコはネズミは捕りません。ハムスターやなんかが、そばにいても、まるで飼い主と一緒になってじ~っとみてます。
観察しているといってもいいくらいですね。べつにそんなの食べなくても、栄養たっぷりのネコ缶やら、カリポリやらがありますので、関心がなくなっています。
というよりは、ネコは狩りを母親から教えてもらいますが、代々ネコ缶なので、学習する機会が全くないわけです。
ですから、本能的には狩りをしたくても、どうしていいか分からないわけです。

そして、現代のネコは、パソコンの「マウス」を捕まえるのが上手になりました。