ブログにアップして買った気になる。

ブログタイトルとは内容がかなり違ってきましたが、ほしいモノ、好きなモノなど綴っていきたいと思います。

プジョー 306 1993年

2016年05月24日 | クルマ

1993年に発売されたプジョーの306。

70年代のゴルフの大ヒット以降現在まで、
古今東西数多くのハッチバックが登場しましたが、
ことスタイリッシュなデザインにおいて、
プジョー306に勝るクルマは思い当たりません!

これぞプジョーといった端正でキリリとした吊り目のフロントマスク。


前後のタイヤ部分が張り出し、
中央部分が緩いカーブを描く引き締まったサイドビュー。


これ以上はやり様がないと思える完璧な角度の
リアピラーとグラマラスなヒップライン。


ピニンファリーナと共同で行ったと言われるデザインは、
まったく古さを感じさせません。


デザインだけでなく、適度なサイズも素晴らしく、
全長3,995 全幅1,690 全高1,380mmのサイズは、
現在のBセグメントよりも小さく、
もちろん日本の小型車枠にもすっぽりとはまるサイズです。

中でも1995年に追加された最もベーシックな「スタイル」は
3ドアの5MTで189万円からというお値打ち価格で登場しました。
翌年には5ドアにもスタイルが設定されました。


当時のこのクラスの輸入車で200万円を切るのは珍しく、
それに加えて、3ドア、5ドアそれぞれで5MTと4ATが選べるというのが、
他にはない魅力でした。
(オートマ車の需要が急拡大した90年代、スポーツグレードにしか
 マニュアルの設定がないクルマばかりでした。)

1997年にマイナーチェンジを施し、フロントフェイスが変更されました。

(前期型の方が男前だと思います!)

306はハッチバック以外にも
プジョー406を小型化したようなセダン


個性的なリアコンビライトを持つステーションワゴン


そしてピニンファリーナがデザイン、生産まで行ったカブリオレがあります。

(このカブリオレと406クーペはピニンファリーナの面目躍如って感じですね。)

このあと、プジョーは吊り目を強調し、
丸味を帯びたデザインに変わっていきます。
その頃からピニンファリーナの関与がなくなり、現在に至ります。

買うのなら5ドアの前期型のマニュアル。
いつか乗りたいとずっと思ってるんですが、
気がつけば売りモノをとんと見掛けなくなってしまいました。



<追記>
書き忘れていたのですが、
大好きな306にひとつだけ気に入らないところがあります。
それはシートです。
フランス車なんでシートの座り心地には文句はありませんが、
シートの柄がどうにも気に入らないんですよ。

90年代に流行った柄モノのシートで








当時から、なんでこんなデザインにするのか疑問でした。
今ではもう見当たりませんし、やっぱり受け入れられなかったんでしょうね。

その点、カブリオレは本革シートを採用してるんで

なんの問題もございません。


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