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『帰ってきたウルトラマン』 円谷プロダクション・TBS

2016年05月27日 | 特撮ヒーロー

昭和43年(1968年)に『ウルトラセブン』の放映が終了し、
空想特撮シリーズは終わりを告げましたが、
その後の再放送の視聴率が高かったコトや、
関連商品が好調だったコトに後押しされ、
昭和46年(1971年)に3年ぶりに「とどろく叫びを耳にして♪
ウルトラマンが帰ってきました。




『帰ってきたウルトラマン』からは、
ボクもようやくリアルタイムで毎週見るコトが出来ました。
当時はただ純粋にウルトラマンと怪獣の戦いを楽しんでいたのですが、
今になって思い返すと色んな意味で興味深い作品だと思います。

当初の設定では、ゾフィーによって命を救われたウルトラマンが、
再び地球を訪れたモノだったそうですが、
商品化展開を考えて初代とは別人のウルトラマンという設定になったそうです。

初代のデザインをベースに、模様に縁取りを付け、
タートルネックが丸首にハーフパンツがショートパンツになり、
より服を着てるような印象が強まりました。


個人的には初代のウルトラマンがバージョンアップを施し
(仮面ライダーの新1号みたいに)、
地球に舞い戻って来たという方がしっくりきますが
、のちのウルトラ兄弟揃い踏みのときに初代がいないっていうのは
なんとも寂しいですし、別人にしたのは正解だと思います。

帰ってきたウルトラマンは初代ウルトラマンと区別するために、
新マンと言われていましたが、
(ちなみにボクは子供のころ、「帰ってきた」と呼んでいました)
いつの間にか、ジャックという名前で呼ばれるようになっていました。
これは1984年の映画
『ウルトラマンZOFFY ウルトラの戦士VS大怪獣軍団』公開時に、
円谷プロによって公式に名付けられたモノだそうです。


『帰ってきたウルトラマン』でもうひとつの大きな出来事は、
それまでの『ウルトラマン』と『ウルトラセブン』の
それぞれの作品世界を同一世界に結びつけたコトです。

『帰ってきたウルトラマン』で一番盛り上がったのは、
第18話の『ウルトラセブン参上!』
でしょう。


必殺のスペシウム光線をも吸収してしまう宇宙怪獣ベムスターに破れた新マン。


宇宙に逃げ帰ったところ、太陽に近づき過ぎたのを警告する声が。
「セブン、セブン、セブン、セブン・・・♪」のテーマ曲と共に
現われたウルトラセブン。

あのシーンは『帰ってきたウルトラマン』、
いやウルトラシリーズ中きっての名シーンだと思います。

それまで単独の作品世界を保っていた
『ウルトラマン』と『ウルトラセブン』が初めて融合した瞬間です。

これにより、のちに頻繁に登場するコトになる
ウルトラ兄弟という設定が出来上がりました。

このときウルトラセブンから授かった万能武器ウルトラブレスレッドが、
このあとの新マンのメインの武器になります。


ベムスターと並んで忘れてはならない強敵が、
ナックル星人とブラックキングです。


このときも初代マンとウルトラセブンが救援に駆けつけました。




その他の怪獣で思い出深いのは第1話で登場したタッコングに


ツインテール


シーゴラスとシーモンスの夫婦怪獣など


新マンに変身するのは、カーレーサーを目指す青年、郷 秀樹。

(なんともアイドルチックな名前に負けず劣らず、
ウルトラシリーズきっての二枚目です。)

郷 秀樹はMAT(マット/モンスター・アタック・チームの略)の一員です。


MATと言えばマットアロー1号、2号

(右上が1号、左下が2号です)

特にマットアロー2号の造形は今見てもカッコいい!


マットビハイクルはマツダのコスモスポーツをベースにしていました。


怪獣に苦戦する印象が強い新マン、
どことなく女性っぽい印象があり、当時はあんまり好みではありませんでした。


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (マサヤン)
2017-09-28 21:45:24
こんばんは。

デアゴから出ましたね。
というか、会社帰りに本屋に寄った弟からついさっき聞いた情報なのですが、
『週刊コスモスポーツを作る』が創刊されました。
されてましたかも。
そそられる。
GTRとか2000GT創刊の時は何も感じませんでしたが、
マットビハイクルは特別ですね。
もし、週刊ポインターを作るとかだったら即買いかも。
返信する
Unknown (utare)
2017-09-29 18:44:56
マサヤンさん

コスモスポーツとはなかなかいいトコついてきますね。

試しに計算してみたんですが、
完成までに100号で、
創刊号が490円 2号以降が1,790円(共に税込)
1,790円×99回+490円で、
総額177,700円も掛かるんですね。

ただ考えようによっては、
17万もする高価なモノでも
1,790円を月に2回なら
なんとかなりそうな気もしますが。
返信する
Unknown (マサヤン)
2017-10-01 00:58:14
こんばんは。

>総額177,700円も掛かるんですね。

組み立てサービスを利用すれば23福沢だそうです。
しかも完成品が届くのは第100号が発行される2019年9月。
キリンさんになっちゃいますね。
そそられますが、ぐっとこらえる事にします。
返信する
Unknown (utare)
2017-10-02 19:31:19
マサヤンさん

>組み立てサービスを利用すれば23福沢だそうです。
>しかも完成品が届くのは第100号が発行される2019年9月。

自分で組み立てるのが面白いんでしょうけど、
17万も出して失敗したら目も当てなれないでしょうし、
組み立てサービスの需要もあるんでしょうね。

23万出して2年待ち。ボクには理解できませんね。
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Unknown (マサヤン)
2017-10-03 01:05:07
こんばんは。

まさに大人の道楽ですね。

GTRのCM見たとき、完成品を上から押さえてリヤサスの動きを見せるシーンがありました。
するとタイヤがトーイン(前すぼみ)トーアウト(前広がり)を繰り返すありさま。
リアルかも知れませんがショボい感じでした。
その点、コスモのリアはドデオンアクスルでしたね。
押さえてもキャンバー変化、トー変化しないはず。
しかし、私はドデオンアクスルが嫌いです。
せっかくユニバーサルジョイントを使っているのに、
左右独立独立懸架のなってないのはもったいない。
独立じゃなければリジッドサスと同じですから。
返信する
Unknown (utare)
2017-10-03 19:30:58
マサヤンさん

>GTRのCM見たとき、完成品を上から押さえてリヤサスの動きを見せるシーンがありました。
>するとタイヤがトーイン(前すぼみ)トーアウト(前広がり)を繰り返すありさま。
>リアルかも知れませんがショボい感じでした。

サスペンションもちゃんと機能するんですね。
さすがに177,700円もするだけのコトはありますね。
返信する

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