
1955年に公開されたヒッチコック監督の
映画『泥棒成金』(パラマウント映画)を見ました。
ジョン・ロビーはかつて『猫(The cat)』と呼ばれた
名高い宝石泥棒でした。

泥棒稼業を引退し、
リヴィエラで悠々自適の暮らしをおくっていましたが、
『猫』の手口そっくりの宝石泥棒が現れたコトにより、
警察や昔の仲間から疑われるように。
ジョンは身の潔白を晴らすため、偽モノを捕えるコトに。
『猫』の狙いそうなスティーブンス親子をマークし、
潜入するジョン。
アメリカから来た石油で財を成したスティーブンス婦人
その娘がフランセス(グレース・ケリー)です。

映画の内容よりもグレース・ケリーの美しさと









南仏リヴィエラの綺麗な街並みが素晴らしかったです。






ホテルの部屋から見える花火のシーン


グレース・ケリーはこのあと、翌1956年にモナコ公国の大公に
見初められ、結婚。モナコ公妃となられました。
(ちなみに大公とは公国の君主、つまり一番偉い方です)
グレース・ケリーがケーリー・グラントを乗せて
海岸線を猛スピードでドライブするシーンがあるんですが、


1982年に実際にこの付近で事故を起こされ他界されていますので
複雑な心境で見てました。
この映画の舞台である南仏リヴィエラ。
リゾート地として有名ですが、ニース、カンヌ、コート・ダジュールなど
関係性がよくわからなかったので調べてみました。
リヴィエラはイタリア語で海岸の意味で
フランスのトゥーロン付近から、イタリアのラ・スペーツィア付近までの
地中海沿岸地方の名称になっています。

フランス側はコート・ダジュール、イタリア側はリグーリア海岸と呼ばれています。
ニース、アンティーブ、カンヌ、モナコなどの都市はフランス側にあり、
この映画はカンヌ、モナコで撮影されたそうです。
恒例のヒッチコックの出演はバスの乗客でした。

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