高倉健さんの遺作となった
2012年に公開された映画『あなたへ』(東宝)を見ました。
富山の刑務所で指導教官を務める倉島(高倉健)のもとに
亡くなった妻(田中裕子)から届いた絵手紙。
「故郷の海に散骨してほしい」という妻の願いをかなえるべく、
自分で内装を手掛けたミニバンを駆り、
途中、飛騨高山、京都、大阪、竹田城、下関、門司など
妻との思い出の地を巡りながら、妻の故郷長崎・平戸へと向かいます。
途中で出会った人たちとの交流を通して妻への思いが深まって・・・。
いい映画でした。
しかし健さん、最後まで渋くてカッコいいです。
このときすでに80歳超!
年齢的には完全におじいちゃんなんですけどね。
この作品、BSで観てDVD買ってしまいました。
ラストのシーンで、
なぜ余貴美子の消息不明の夫が
佐藤浩一だとわかったのかが
少し不思議でした。
>ラストのシーンで、なぜ余貴美子の消息不明の夫が佐藤浩一だとわかったのかが少し不思議でした。
もし船が出なかったらこの方に頼めばって住所を渡されたときの佐藤浩市さんの事情がありそうな態度と、余貴美子さんにその住所を見せたときの思いつめたような表情、そして海で行方不明になった夫の話を聞いてピンときたんでしょうね。
ちょっと賭けみたいなトコもあったかもしれませんが。