1993年に発売されたシトロエンのエグザンティア。
エグザンティアはシトロエンのミドルサイズを担うクルマで
BXの後継車種となります。
シトロエンBX
ボディタイプはセダン
と言ってもリアウィンドウごと開くハッチバックタイプです。
95年に追加されたステーションワゴンのブレークの2タイプ。
デザインはBX、XM、ZXに続いて、ベルトーネが手掛けました。
シトロエンと言えば「我 . . . 本文を読む
スーパーカーブームの頃、
カウンタックと共に頂点に君臨していたのが
フェラーリBB512でした。
BBはベルリネッタ・ボクサーの略で、
ベルリネッタはクーペ、ボクサーは水平対向エンジンを表します。
(正確には水平対向ではなく180度の角度を持つV型エンジンだそうです)
BBというネーミングがとてもカッコよく、
スーパーカー少年たちの心を鷲掴みに。
BBという名称は、
のちにいろんな業界に波 . . . 本文を読む
1987年に登場した9代目のコロナ。
80年代後半、
バブル景気に浮かれている日本では、クルマがとにかくよく売れました。
それを牽引したのが、トヨタの白いセダンたち。
その頃のトヨタは、それまでのカクカクしたボディが丸みを帯びた時期で、
基幹車種のセダンは、下からカローラと姉妹車のスプリンター
1987年発売 6代目カローラ(E90型)
その上のミドルサイズはコロナとカリーナ
1987 . . . 本文を読む
スーパーカーブームの頃、
主役はいつもランボルギーニ、フェラーリのイタリア勢を初めとする
ヨーロッパ製のクルマたちでした。
そんな中、日本車で唯一スーパーカーと呼べる存在だったのが
トヨタ2000GTでした。
トヨタ2000GTは、ヤマハ発動機の技術供与により開発されたクルマで、
昭和42年(1967年)5月に238万円という高価格で発売されました。
(大卒の初任給が2万円台の時代なので . . . 本文を読む
世界の小型車のスタンダードとも言うべき存在の
フォルクスワーゲン・ゴルフ。
1974年にそれまでの主力だったビートルの後継車として、
ジウジアーロのモダンなデザインと
FFレイアウトの高効率パッケージを採用して誕生しました。
それから40年以上に渡り、
各世代のゴルフが
常にその時代のスタンダードの座を担ってきました。
そんなゴルフで一番好きなのが
1983年に登場した2世代目の通称ゴルフ . . . 本文を読む
1981年に発売されたマセラティ・ビトゥルボです。
(ビトゥルボとはドイツ語でツインターボの意。)
1976年にシトロエンの傘下だったマセラティをデ・トマソが買収し、
買いやすい価格帯のクルマを開発したのがビトゥルボです。
当時、クルマにあまり興味がなかったボクが、このクルマを知ったのは、
マンガ『GT roman』(西風 著)でした。
マークⅡのツインターボをぶっちぎるビトゥルボのカッ . . . 本文を読む
1985年の東京モーターショーに出品され、
その後1987年1月に1万台の限定モデルとして
発売された日産のパイクカー(とんがったクルマ)
第1弾のBe-1です。
初代マーチをベースにレトロモダンな丸いボディを纏った姿は、
一躍モーターショーの人気者となり、発売後2ヶ月で限定数を完売、
中古車価格が倍の値を付けるほどの爆発的な人気を博しました。
それまで四角いボディが全盛だったクルマ業界に . . . 本文を読む
1964年に356の後継として発売された
ポルシェのスポーツカー911です。
RR(リアエンジン・リアドライブ)レイアウト、
空冷(後に水冷化)水平対向エンジンなど
独自の世界観を持ちながら、50年以上経った現在に至るまで
世界のスポーツカーのお手本とも言うべき存在です。
世代ごとに少しずつ姿、メカニズムが変わってますが、
基本的なコンセプトやデザインは受け継がれており、
世界中に多 . . . 本文を読む
1993年に発売されたプジョーの306。
70年代のゴルフの大ヒット以降現在まで、
古今東西数多くのハッチバックが登場しましたが、
ことスタイリッシュなデザインにおいて、
プジョー306に勝るクルマは思い当たりません!
これぞプジョーといった端正でキリリとした吊り目のフロントマスク。
前後のタイヤ部分が張り出し、
中央部分が緩いカーブを描く引き締まったサイドビュー。
これ以上はやり様 . . . 本文を読む
ディーノ246GT。
フェラーリの市販車初のミッドシップエンジンであり、
初のV6エンジン搭載車。
フェラーリの名を持たないフェラーリ。
その理由は、12気筒のみがフェラーリで
6気筒のディーノにはフェラーリのエンブレムを与えなかったとか、
エンツォ・フェラーリの長男で
早くして急逝したアルフレード(愛称ディーノ)が関わった
65度V6エンジンを搭載しているから、などなど。
話題にコト . . . 本文を読む
1994年5月に発売されたトヨタの初代RAV4。
(正確にはRAV4LとRAV4J。販売店ごとに名称を変えていた時代ですね。)
乗用車をベースにした
クロスオーバーSUVと呼ばれるジャンルを確立したクルマです。
その後、ホンダのCR-Vやスバル・フォレスター、
日産エクストレイルなど競合車種が多く現われ、
その流れは輸入車にも波及し、
現在では高級車と呼ばれるモノまで数多くの
クロスオーバ . . . 本文を読む
1975年のジュネーブショーでデビューした
ランチア・ベータ モンテカルロです。
当初、フィアットX1/9の兄貴分として開発されたモデルでしたが、
フィアットの戦略によりグループの高級でスポーティなブランド、
ランチアから発売されるコトとなりました。
フィアットX1/9
当時、ランチア・ストラトスがラリーで大活躍しており、
特に名物ラリーとして名高いモンテカルロ・ラリーから名付けられました . . . 本文を読む
ジウジアーロの傑作小型車フィアット・パンダ。
スーパーカーから大衆車まで数多くのクルマをデザインした
ジョルジェット・ジウジアーロ。
アルファロメオのジュリアクーペや
ボンドカーのロータス・エスプリ、
フォルクスワーゲンの初代ゴルフに
無敵のラリーカー、ランチア・デルタ、
スーパーカーブームの隠れた人気者マセラティ・ボーラに
タイムマシーンにもなったデロリアンDMC-12など
. . . 本文を読む
スーパーカーブームに湧く1977年、
富士スピードウェイで開催された日本グランプリ。
JPSカラーに身を纏ったロータス78や
6輪タイヤが話題になったタイレル・フォードP34。
友だちの家でテレビ中継を見ていたのですが、
同じところをグルグル回るレース展開に飽きてしまい、
途中から違う遊びをしていたのを覚えています。
それ以来、レースにはあんまり興味を持たなくなりました。
それでも80 . . . 本文を読む
1981年に発売されたホンダのシティ。
「シティーは、ニュースにあふれてる。」の
キャッチコピー通りクルマ好きだけに留まらず、
大きな話題となりました。
当時、あんまりクルマに興味のなかったボクにも、
他のクルマとは違う魅力を感じました。
そんなシティですが、今回取り上げるのは、トールボーイでも
マッドネスの「ホンダ、ホンダ、ホンダ、ホンダ♪」でも
ブルドッグでも
ましてピニンファリー . . . 本文を読む