ヴァレルンガの後継モデルとして1967年に発売された
デ・トマソ・マングスタ。
フォード製V8エンジンをミッドに搭載する2シーターのスーパーカーです。
同じくフォード製エンジンを搭載するACコブラに対抗して
マングスタ(イタリア語でマングース)と名付けられたそうです。
デザインは当時カロッツェリア・ギアのチーフデザイナーの
ジウジアーロが手掛けたモノで、左右にガルウィング状に開く
リアフー . . . 本文を読む
今はなきローバー・ブランドに、かつて114っていうクルマがありました。
114はローバーの100シリーズに1.4リットルのエンジンを積んだクルマです。
元々1980年にブリティッシュ・レイランド傘下のオースチンから
メトロの名で販売されたモデルで、
後にモーリス、MG、ローバーからも販売されました。
その後、ローバーグループに改称されたコトにより、1990年のモデルチェンジ以降、
ローバー . . . 本文を読む
カウンタックがスーパーカーの雄なら、
ミウラはスーパーカーの華と言える美しさ。
スーパーカーと呼ばれるクルマは数あれど、
ミウラより美しいモノはそうはないのでは。
ミッドシップ2シーターのボディにV12エンジンを横置きしたミウラ。
1966年から1973年まで750台が生産されたそうです。
流麗なスタイルはベルトーネのチーフディレクターに
就任したばかりのマルチェロ・ガンディーニの . . . 本文を読む
フィアットの傘下となっていた
アウトビアンキから発売されたA112。
当時のアウトビアンキ・ブランドは、
フィアットの新技術などをいち早く導入し、
市場の反応を見るパイロットモデルとしての位置づけであり、
A112もジアコーサ式のFFシステムを
量販モデルのフィアット127に先立って導入し1969年に発売されました。
その後、フィアットのレース部門を担っていた
アバルトがチューニングを施し . . . 本文を読む
スーパーカーの異端児ランチア・ストラトスです。
(読むときはランチャって言いますが)
ラリーで勝つために生み出されたストラトスは、
見た目のカッコ良さや豪快なスペック優先の
スーパーカーの中では異質な存在です。
もちろん、
ガンディーニがチーフを務めた黄金期のベルトーネデザインを纏い
ディーノ246GTから移植したフェラーリ製V6エンジンをミッドシップに搭載と、
他のスーパーカーと比べても遜 . . . 本文を読む
カウンタック、308GT4、エスプリと
直線基調のカクカクしたクルマが続きましたが、
丸いクルマが嫌いなワケではありません。
丸いクルマと言えばやはり、
ドイツの国民車フォルクスワーゲン・ビートルでしょう。
まだ記憶もない幼少期、
ビートルを見掛けるたびに指差していたそうです。
クルマの見分けがつかなかった頃から、
ビートルの特徴的な丸いフォルムは別格だったのでしょうね。
物ゴコロがついてか . . . 本文を読む
ジウジアーロがデザインしたロータス・エスプリ(初代)です。
子供の頃、007の映画に登場したエスプリ。
公開当時はスーパーカーブームの真っ只中で、
潜水艇になるエスプリが話題になりました。
これは見なくては、と思ったのですが、映画のタイトルを忘れてしまい、
テレビで007の映画が放送されるたびに見て、がっかり、の繰り返し。
ようやく見れたのが高校のころ、当時急速に増えたレンタルビデオ。
『0 . . . 本文を読む
スーパーカーと言うには地味な存在の308GT4。
1973年のパリサロンでディーノ246GTBの後継として発表された
ディーノブランドのスポーツカー。
2+2の4シーターで3L、V6エンジンをミッドに搭載し、
フェラーリでは初めてベルトーネのデザインを採用。
その後1976年からフェラーリ308GT4となり、
1980年に後継のモンディアルへとバトンタッチ。
総生産台数は2826台(イタリア . . . 本文を読む
子供の頃、一世を風靡した「スーパーカー・ブーム」
その中でも一際輝いていたのが
ランボルギーニ・カウンタックでした。
新幹線よりも速い最高速度300キロ!
ライトを付けると飛び出すリトラクタブル・ヘッドライト
カウンタックの代名詞とも言うべき、上に開くガルウイングドア
子供ゴコロをくすぐる魅力満載のまさにキング・オブ・スーパーカー。
特にオーバーフェンダーやリアのどデカいウィングで武装した
L . . . 本文を読む