死票の話

今回の選挙で死票率が５６％だったそうです。

なんかネットでは意外と死票の意味がわかっていない人が多いみたいです。５６％の人しか投票しなかったくらいの感覚で思っている人もいました。

死票ってのはですね。たとえばAという候補とBという２人の候補がいるとするじゃないですか。そしてAが当選したとしましょう。その際、Bに投票された票は全て「死票」と扱われるわけです。つまり当選者以外の票は全て「死票」と扱われるわけです。

今回の選挙で死票が多いのは、それは政党がたくさん増えたからでしょう。どうしてもある程度は票はばらけますから。

民主主義ってのはそーゆーものですよ。平等のように見えるけど、裏を返せば少数意見の排除ですから。賛成と反対の比率が５１％と４９％だったとしたら、４９％の意見は通らないということになります。

まあ、選挙が終わってからウダウダ言うのは美しくないと思いますけどね。