打倒!破廉恥学園

旋風寺武流PLが意味もなくただ、だらだらと掻き散らかすブログです。

「アウトレイジ」感想

2012-09-06 00:01:10 | Weblog
私はもともとヤクザ映画って好きじゃないんですよ。どうしてもヤクザ映画ってヤクザを美化している所があるじゃないですか。まあ、主人公もヤクザなことが多いから仕方がないんだけどさ。

でもさっき観た「アウトレイジ」は面白かったなあ。どうしてなんだろうと考えながら観ていたけど、途中で理由がわかりました。この映画のキャッチコピー「全員悪人」の通り、みんな登場人物が悪党なんですよ。

だから誰が誰に殺されても奇妙な爽快感が残っちゃうわけです。これが狙いだったら北野武はすごいね。エンターテイメントの作り方をよく知ってるよ。観た後に何も考えさせるものが残らないのもいい。まさに娯楽映画だ。

登場人物が軒並み死んでいきましたね。最後の方なんか発砲のオンパレードですよ。椎名桔平演じる水野の殺され方はえげつなかったですね。

個人的にすごいなと思ったのが、トイレで柄本明の息子を撃ったヒットマンですよ。最後の方でなんか白いジャージ着た若い衆と和気藹々でバーベキューとかしてるし。めちゃくちゃ面倒見いいじゃないですか。外面最悪で身内にすごく愛想のいい人っているなあ。