打倒!破廉恥学園

旋風寺武流PLが意味もなくただ、だらだらと掻き散らかすブログです。

消せない違和感

2011-02-20 20:52:52 | Weblog
今年の大河ドラマでいつも感じていた違和感。その理由がなんとなくわかってきました。それは非常識だからです。

いえ、時代劇の非常識じゃないのです。現代に生きる私たちにとって、このドラマは非常識なのです。

私たち日本人は、なんだかんだで時代劇には馴染みがあります。十代の女子高生だって水戸黄門の名前くらいは知っています。

今回の大河ドラマは、主人公の江姫がいたる所で活躍をします。それはもう様々な場所で。

家康といっしょに伊賀越えをして、捕らえられて明智光秀と対話する。まあ、時代劇のセオリーと考えても非常識ですよね。

それはいいのです。歴史の点と点を結ぶ線の上で何が起ころうとも、それはなかったと証明できるものはないのですから。

ただ、9歳児がそれをやるか、という疑問があるのです。本能寺の変の時点で江姫は9歳。9歳の少女の振る舞いにしては、あまりにも(現代の私たちにとって)非常識なのです。

もし江姫が15歳とか、ある程度自分の考えを持っている年齢なら、私もこれほど違和感は覚えなかったと思うのですよ。

江姫が何をしても「9歳の子がこんなことできるのか?」という疑問が先に出る。それが違和感の理由なんだと思います。