蝉鳴くや我が家も石になるやうに
季語:蝉ー夏 出典:七番日記 年代:文化10年(1813年:50才位)
蝉の激しく鳴きたてる声を聞いていると、
自分の住む家そのものが黙し凝結して
石になってしまうような感覚に襲われる、の意。
流伴鑑賞
上記の句意に明らかだが
一茶のこの時の年齢は50才の老境である
蝉の声には抗えない強さがある
諸行無常、我家が石になるとは
一茶はすでに悟りきっていたのではなかろうか
ものの哀れを超えている
季語:蝉ー夏 出典:七番日記 年代:文化10年(1813年:50才位)
蝉の激しく鳴きたてる声を聞いていると、
自分の住む家そのものが黙し凝結して
石になってしまうような感覚に襲われる、の意。
流伴鑑賞
上記の句意に明らかだが
一茶のこの時の年齢は50才の老境である
蝉の声には抗えない強さがある
諸行無常、我家が石になるとは
一茶はすでに悟りきっていたのではなかろうか
ものの哀れを超えている