竹とんぼ

家族のエールに励まされて投句や句会での結果に一喜一憂
自得の100句が生涯目標です

記大空に長き能登ありお花畑 青畝

2017-07-24 | 青畝鑑賞
大空に長き能登ありお花畑





季語:お花畑ー夏  出典:国原  年代:昭和10年(1935年:36才位)

高山に登るとよくこういう光景がながめられる。
大空に長く半島が延びているのだ。
この句の場合はお花畑からの展望である。
(「近代俳句大鑑」)

流伴鑑賞
お花畑にいる作者
能登半島にいて作者は空から
鳥瞰のような錯覚を楽しんでいる

阿波野青畝(あわの せいほ、1899年(明治32年)2月10日 - 1992年(平成4年)12月22日)は奈良県出身の俳人。本名は敏雄。旧姓・橋本。原田浜人、高浜虚子に師事。昭和初期に山口誓子、高野素十、水原秋桜子ととも「ホトトギスの四S」と称された。「かつらぎ」主宰。
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