竹とんぼ

家族のエールに励まされて投句や句会での結果に一喜一憂
自得の100句が生涯目標です

鶴の毛は鳴るか鳴らぬか青あらし 楸邨

2017-07-20 | 楸邨鑑賞
の毛は鳴るか鳴らぬか青あらし



季語:青嵐ー夏  出典:まぼろしの鹿  年代:昭和41年(1966年:61才位)
鶴の毛だから、
胸のあたりの白いやわらかな微毛であろう。
万目青あらしの中、
純白なその毛はそよぎながら鳴っているのか、
鳴っていないのか。(森澄雄)

流伴鑑賞
楸邨の系列の俳人は数多くいる
この鶴の句は見たままをそのまま詠んでいるのだが
胸毛がそよぐのではなく
鳴るか鳴らぬかの感傷は独特だ
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