初めて海外登山をした時の記事です。サイゴンを出発する時は、正直不安だった。無事に帰れるだろうか、単独行で大丈夫だろうかと。
トレッキングコースの多くは、シャモニーの谷をはさんで、モンブラン山群の反対側にあります。モンブラン山群の独特の山容で知られる針峰群と氷河が手に取るように見える場所にあります。
その中で今日目指すのは「ブレヴァン」。
シャモニーの標高は1035m。ここからロープウェーに乗り、プランプラ(標高1999m)で途中下車します。そのままロープウェ-を乗り継いでブレヴァンに行くこともできます。目的地ブレヴァンの標高は2525m。
シャモニーのロープウェー乗り場からモンブラン山群。朝日が昇ってきているところ
朝7時前。朝日を浴びて輝くモンブラン。モンブランはフランス側のシャモニーから見るとこのように丸みを帯びたドーム型。 しかし、イタリア側から見ると鋭く尖った険しい形らしい。
モンブランの左に見えるシャモニ-針峰群。頂上近くは朝日に輝いている。
モンブランから流れ出る「ボソン氷河」
麓のシャモニーの街とボソン氷河
左はモンブラン、その右に見えるのはエギ-ユ・デュ・グーテ
プランプラでロープウェ-を降りトレッキング
プランプラはパラグライダーの基地にもなっている。
これから飛び立つところ
プランプラを過ぎてしばらく登っていくと分岐点。左に行くと冬はスキーコースにもなっているなだらかなコース。右に行くとブレヴァンの北側を巻くコースで、「トゥ-ル・ドゥ・モンブラン」のコースにもなってる険しいルート。
トゥ-ル・ドゥ・モンブランは、ヨーロッパアルプスの最高峰モンブラン(4810m)の周り約170kmをぐるりと回るヨーロッパ随一のトレッキングコースである。フランスのシャモニーを起点にイタリア、スイス、再びフランスと3カ国にまたがるコース。
この先が分岐点
右に見えるのはブレヴァンに登るロープウェ-
プランプラからブレヴァンまでは1時間半のトレッキング。
プランプラのロープウェ-乗り場
高山植物がきれい。でも残念ながら名前がわからない。
険しい山道
プランプラのロープウェ-乗り場を下に眺めながら登っていく。
モンブランを背に登って行くハイカーたち。
標高2000mから2500mに登るルート
高山植物と、背景はモンブラン
ブレヴァン頂上の近く。モンブラン山群と麓のシャモニーの街が一望できる。
分岐点にはケルンが積んである。
山頂直下には雪渓が残っている。
雪渓
険しい岩場
鉄の梯子がある急な登り。足がすくむ。
頂上が近い
頂上近くの最後の分岐
頂上直下の雪渓
ブレヴァン頂上から。こちらはモンブラン山群とは反対側
シャモニーに降りてきました。帰りはロープウェ-
ホテルの部屋