今日は再診の日だった。先週6日の診察の際、「来週、13日に来てください。調子が良くなっていたらギプスを外して、「簡易なギプス」に取り換えましょう」と言われた。
その後、少しずつ痛みが治ってきたので、今日はギプスが外れると期待していた。
病院に着いて受付を済ませ待っていると、いつもと様子が違う。いつもは、まず、医師の診察を受けてから、医師の指示で看護師が処置するんだけど、今日は診察もなくて「Tさん」と呼ばれて処置室に入った。
運悪く日本語通訳が不在で、看護師がギプスを指さして「Cut」と言った。なるほど、ギプスを外してくれるんだと思った。でも、事前に医師の診断を受けなくて本当にいいんだろうかと心配になった。
2人の看護師が、丸い刃の付いた電気ドリルでギプスの切断にかかった。ギプスの両側を切断して外すという処置だが、ギプスはかなり堅固で少し時間がかかった。
堅い部分を電気ドリルでカットし、後は医療ハサミで切除するまでになった。
あとちょっと、というその時、看護師の一人が医療ハサミで力任せに切除したので、骨折した箇所に圧力がかかって激痛がはしった。
遅ればせながら、その後医師の診断を受けると、「今日切断したギプスを使って、再度固定しましょう」となった。また振り出しに戻った。
この病院には、日本語通訳が1人いるんだけど、他の日本人患者への対応もあるので、こうした事態が発生せざるをえない。
海外で事故に遭うと、言葉の問題で大変だ~。
来週、一時帰国するがギプスのまま。
当初、医師からは「完治1か月」との診断だったが、もう少しで1か月が経過。医師に聞くと「後、1か月ぐらいかかるでしょう」。全治2か月になってしまった。
焦らずに治していくしかない。