今回から<北アルプス合宿>の巻です。
大学に入って、わずか3か月間のトレーニングを経て、日本の屋根と呼ばれる北アルプスに挑みました。
高校の時は帰宅部でしたので、大学へ入ったら何か高校ではできなかったことをしたいなと漠然と思っていました。<登山>とはっきり決めていたわけではありません。
そして、入学後、大学のメインストリートには、サークル入部を勧誘する幟旗が立ち並んでいました。その中で選んだのがWV部でした。
7月の夏合宿前に、登山に順応する体を鍛えるために、
〇 九重へ新人歓迎登山
〇 佐賀県の名峰「天山」へ歩荷トレーニング
〇 大学の校舎でサークルのメンバーを背負って歩荷
〇 有明海へ10キロのランニング
など・・高校時代では考えられないトレーニングを積んできました。
そして、北アルプスへ出発です。
メンバーは、4年のFさん、3年のリーダーМさん、1年のKさんと私の4人です。
2週間の合宿で必要な食料、ガソリン、テント、個人装備などを加えると、約40キロの荷物になります。
40キロ・・今じゃ考えられない。
荷物に加えて、登山靴は片方で2キロぐらい・・もう呆然とするしかない。
当時の計画書がないので、おおよその行程を思い出しながら書いてみると
〇 長崎本線(佐賀ー鳥栖)
〇 鹿児島本線(鳥栖ー門司港)
〇 山陽本線(門司港ー神戸)
〇 東海道本線(神戸ー米原)
〇 北陸本線(米原ー金沢)
〇 金沢から富山までは不明
富山駅から富山地方鉄道に乗り換えて、電鉄富山ー有峰口下車
有峰口からバスで折立着
大学1年の北アルプス合宿は、登山口「折立」から始まり始まり~~~
次回は、折立から太郎平小屋ー薬師岳ー黒部川源流の薬師沢を経て槍ヶ岳