ベトナム生活も7年目に入りました。2013年4月に移住した当初は、V大学で半年勤め、次はH大学で4年勤め、その後、一昨年から今の会社に入社して2年目になります。
今、今後の現地での生活や仕事をどうしようかと模索中です。このまま今の会社で働き続けるのもいいし、あるいは他の会社を探すのもいいし。
今のところまだ、他の会社のあてはないのですが、ここで培った人脈を生かして、60歳を目前にして新たな「就活」もいいかなと思っています。
こういうときに頼りになるのが「日頃の繋がり」です。
現地で生活する上で「困ったときに繋がりがあるかどうか」はとても重要です。
それは一朝一夕ではできません。日頃からの関係性があるかどうかによります。
そんな折、元同僚のベトナム人の先生から、「私が、今勤めている会社を見学しませんか。日本人の先生がいないので、学生はネイティブの先生を望んでいます」との連絡がありました。先日、その会社を見学することにしました。
安倍総理も国会で、「働き方改革」を提唱していることだし、今後の生き方の参考になるかなと思って見学しました。
その理由は
1)60歳を目前にして、何もがむしゃらに働く必要はない。
2)でも、社会とつながっていたい
3)この年になっても「他人から必要とされていることは幸せなこと」という思い。
先週の土曜日に見学した会社です。
この会社で通訳をしているTさん(28歳)。
Tさんは大阪に2年間留学して帰国し、現在はこの会社で通訳をしています。会社が休みの土日は、日本人観光客のツアーガイドをしています。
現地では、ツアーガイドは高根の花です。一番人気言語は英語、次は日本語です。
Tさんによると、日本語のツアーガイドは、1日に100ドルの報酬があるそうです。100ドルというと平均的なベトナム人月収(400万ドン)の半額です。これはすごいことです。
現地では、英語又は日本語ができるかどうかは、生活に密接する大変重要なスキルです。
学生達
学校の寮のベランダ
いや~楽しかった。
将来、この会社で働くかどうかはまだ決めていません。でも、選択肢の一つになりそうです。
今勤めている会社がいやになったらやめればいいだけのこと。何も背水の陣を張ることもないわけです。