このタイトルは強烈ですね・・。「死ぬほど勉強していますか?」
昨日、関東の中小企業17社の経営者がH大学を訪問されました。今後、中小企業が生き残る道の一つに海外進出を図ることも視野に入れなければならないとの危機感です。現在、日本の多くの企業が中国や東南アジア等に進出していますが、中小企業においてはまだ海外に拠点を持っていないところがほとんどです。
このような状況の中、昨日来られた経営者はベトナムに関心を抱いておられます。まず、日本に一年間程インターンシップで働いてもらい、その働き具合、仕事に対する熱意などを勘案して、その後の採用の可否を検討しようというものです。
経営者の目的は具体的かつ真剣なものだったので、私達教師も緊張して傾聴していました。
中央の二人は日本人経営者
二人の経営者から「中小企業経営論」について特別講義がありました。
その後、8班に分かれて班別討議
3年生のグループ
私は中座して2年生の授業に。
中央の女性はH大学日本学部の卒業生。たまに私の授業の助手をしています。
授業が終わり再び会場へ
この方の話に感動した。凄い人がいるもんだ。
「オーストラリアに留学している日本人の中には、日本人だけで固まって日本語しか話さない人達がたくさんいます。これらの人達は外国に留学しても全く英語が話せません。私は、オーストラリアの日本人がいない所で、日本語を忘れるほど、死ぬほど英語を勉強しました。
だから今では通訳ができる英語力を持っています。
それはなぜだと思いますか?それは30歳までに自分の事業を興したいという明確な目標を持っていたからです」
学生が班別討論の結果を発表しています。