山林部特集
尊厳護持(そんげんごじ) 伽藍中門再建への取り組み
平成二十七年の高野山開創千二百年記念大法会事業として中門の再建が進んでおります。
主要な用材の内約八割を金剛峯寺が大切に育ててきた三百年生の檜で賄えます。
文化財の再建において、自らで育んだ用材を使うことは、全国でも少ないモデルケースであり、高野山の尊厳さを護持してきた千徳の思いを体現する、山林と人との一千二百年に渡る文化の象徴です。現在、伐採、搬出、製材過程と進んでおり用材が整いつつあります。
高野山で育まれた「いのち」は、中門として形を変え、いかされる「いのち」となり高野山に在り続けます。
参与770001-4228(本多碩峯)border="0" />
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