慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

『解離と芸術』『議論しない医学会』『世阿弥の言葉』

2024年08月30日 | 医療
🌸「死の医学」あとがき(最終回)

⛳「死の医学」が着いた場所
 ☆死の探求で、生かす力、細胞や個体の危機の際に発動する
 *「解離」にたどりついた
 ☆「解離は、芸術表現の源でもあった
 *アーティストに「鬼気迫る」ものを感じる人も多いと思う
 *表現者たちは、命を削って表現を生み出しているのでは
 ☆すぐれた芸術にはなんとなく死の匂いがする
 *少し不気味だが、同時に至福を感じ、人は芸術表現に力をもらう

誰かの芸術表現が他の誰かを生かすのは
 ☆脳が自分という個体を生かそうとする経路を刺激してくれるから
 ☆人の生死と向き合う臨床医として
 *魂や死についていつか考えがまとまればと思いつつ
 *これまでは考えることを先送りしてきた
 ☆オリヴァー・サックス先生
 *日常診療から考えてはとのアドバイスをいただいた
 *途方もなく高いハードルだ
 ☆オリヴァーの自伝より、彼が苦しみながら
 *神経疾患や脳の不思議に向き合った軌跡がたどれる

⛳医学界、上下なく自由に発言し議論するような開かれた空気はない
 ☆抑圧されているなどではなく、各層での職務に従順だからだろう
 *トップは自らの専門にこもり
 *ボトムの実働部隊は働き蜂として身の丈をわきまえて口をつぐむ
 ☆そんな中、相模原障害者施設殺傷事件やALS嘱託殺人事件など
 *脳神経内科診療で出会うような人々が犠牲となる事件が起きた
 *人を殺めた側の論理が報じられ
 *一部であっても支持を得ていく中にあって
 ☆生かす側、日本の30万人以上の医者の多くは沈黙した
 *殺めた側の主張は実臨床を反映しておらず
 *数十年遅れていると感じているにもかかわらず
 ☆事件があるたびに、患者さんやご家族方は社会の声を確認し
 *声の大きい側の論理に染まっていく世間に
 *他人事と思えぬ底知れぬ恐怖を感じている

我々実働部隊(医師)が息をひそめていては
 ☆どんな場所にも生かす側の論理は届かない
 *加害者は医療・介護従事の経験者たちだった
 *なにが正解か分からない世界で、彼らもまた苦しんだ形跡がある
 *彼らを罰するだけで類似事件を防げるとは思わない
 ☆今、生死とはなにか
 *欠点だらけの我ら人間に、生きる価値があるのか迷う者たちにも
 *医学がたどり着いた、死生学を伝えなければならない
 ☆演じるとはなにかの問いかけを20年ぶりに行ない
 *答えていただいた観世流能楽師・武田宗典氏に感謝する
 *世阿弥の言説、アンチエイジングに関わると考えている
 *世阿弥自身、あの乱世に80歳まで生きた
                        (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
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 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『死の医学』



『解離と芸術』『議論しない医学会』『世阿弥の言葉』
(『死の医学』ネットより画像引用)

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