広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

猿田川の鳥

2010-12-01 22:47:19 | 動物・植物
今まで何度も紹介してきたが、秋田市内では、アオサギなどのサギの姿を見かけることは珍しくない。
猿田川という小さな川
猿田川は雄物川水系の河川。雄物川>旭川>太平川>猿田川という位置づけなのかな?
あまりきれいな川というイメージがなかったが、それほどでもなさそう。そして、白いサギが降りていた(写真左)。
ダイサギだと思われる(亜種チュウダイサギか?)
初夏に田んぼで見たのと同じ種だが、アオサギに比べて警戒心が強く、旭川には来ないし、田んぼでもすぐに飛んでいってしまう。

でも、この個体は、僕が立ち止まっても、カメラを構えても、やや気にしてはいたが逃げなかった。
これほど近くでダイサギを見たのは初めて。

初夏に見たのは、くちばしや脚が黒く、きれいな飾り羽があったが、それらは繁殖期の姿。
現在は、黄色いくちばしと脚で、飾り羽はないけれど、真っ白できれい。

目を凝らすと、川のあちこちにダイサギやアオサギがたたずんでいた。
左下にアオサギがいる
流れが穏やかで、人や車があまり通らない猿田川も、いい餌場なのかもしれない。

この近くの仁井田地区は、大根の産地。
この時期は、漬物用に収穫した大根を干す光景が見られるのだが、猿田川流域の農家のお宅でも、大根を干していた。


再び猿田川に目を向けると、何かが流れているように見えた。
白と黒
まるで白いビニール袋を黒っぽいヌートリアか何かの動物が押しながら泳いでいるように見えてびっくりしたが、

アヒルさんでした!
白い方は典型的なアヒルだが、もう1羽が珍しい。
ほぼ真っ黒
アヒルはマガモを家畜化したもの。アヒルは白いものだけでなく、品種によってはマガモに近い、茶色っぽい羽のアヒルもいるのは知っていた。
この黒い鳥も、白いアヒルと同じ大きさだし、仲良く泳いでいたので、アヒルの一品種だと思われる。
夫婦かな?
何という品種なんだろう? 初めて見た。

近くをつかず離れず、カルガモが1羽泳いでいた。カモさんたちって、種が違ってもわりと仲良く一緒にいるのが多い。
カルガモはアヒルより少し小さい

身近な小さな川にも、いろんな生き物がいるものだ。

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