2022年10月、JR東日本パスの旅。前回の記事。
静岡を後に、東日本エリアへ向かう前に、アップしていなかった、前日夕方の富士山。
前日は午後でも富士山がとてもよく見え、翌日も朝はよく見えた(この記事に少し写真)が、後に若干雲がかかっていた。
夕日に染まる富士山
JR清水駅自由通路から撮影。甲府から来る時は、一面の雲の中にそびえていたが、夕方には晴れてきた。
これは、自由通路東側(海側・みなと口=裏口側)、北方向の眺め。
広角。白飛びしてしまったが、中央奥が富士山
みなと口のロータリーの向こうには、公園のような広い土地がある。
2008年に、ロータリー付近(地上)から富士山方向を撮影した写真。
2008年11月撮影
白い大きな輪のモニュメントが存在感を放っていた。富士山の障害物と言ってはなんだけど。
2007年1月に設置された「空のむこう」で、ステンレス製の直径12メートル(13メートルとの情報も)。地際を軸に、手動で回転できるらしい。
ちなみに、ロータリーの中に立つ、風力発電風車みたいなのもモニュメント「この空のもとで」。
その輪が、今はなくなってしまい(2021年末撤去)、モニュメントが立って、芝生や外周に少々木があった、公園の北側半分ほどが、更地になってしまっている。
さらに、ここは当初は「清水駅東口広場」だったのが、2021年10月26日からは「清水駅東口公園」に改称されていた。
2004年から「清水区市街地の賑わい創出に向けた各種イベント会場としてご利用いただ」いていた場所が、小さくなってただの公園になったということか?
ネットで見て、多少知ってはいた。ここに病院が建つ。
静岡鉄道・桜橋駅が最寄り(入江小学校とは反対側)の、独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO=ジェイコー)桜ヶ丘病院。尾身茂氏が前・理事長を務め、「秋田病院」が能代市に病院がある。
2017年には、当時の尾身理事長が記者会見し、病院を静岡市役所清水庁舎(清水区役所)の場所へ移転することが「正式決定」したと発表。その時点では、清水庁舎が、駅東口へ移転する計画だったらしい。
その後、庁舎移転計画がなくなって、病院が駅東口移転に変わったようだ(静岡市と土地交換)。
【7日補足・市役所と無関係の組織との間での土地交換といえば、秋田市役所とNHK秋田放送局でも行われていた。NHK跡が市役所新庁舎(旧庁舎隣接地)となり、秋田駅東口の空いていた市有地がNHK新局舎となり、別段問題なく済んでいる。】
しかし、東口は津波浸水想定区域に入っているため反対の声が出て、さらに入札不調で着工が遅れもしたようだが、2022年12月22日に着工したとのこと。2024年12月に「JCHO 清水さくら病院(仮称)」として完成予定。
地上7階建てとのこと。できたら駅から富士山は見えるだろうか。
これも前日撮影。夕暮れの興津駅ホーム
東海道新幹線【7日訂正】東海道本線で東へ進む。次の記事は駅弁。
【2023年9月16日追記】次回、清水を訪問する時のための備忘録。
ソテツ(やサボテン)が植えられた庭の左奥に、海と富士山が配置された絵画を見たことはあった。あまり考えられない組み合わせなので創作かと思っていたが、実在する場所であることを知った。1892年に日本を旅したイギリスの画家・アルフレッド・パーソンズの水彩画「富士山」。
場所は清水区の龍華寺(りゅうげじ)。絵と同一アングルではない感じだが、今も富士山が見え、広い庭園があってソテツ(樹齢1100年で日本最古・日本最大規模。国天然記念物)とサボテンも現存するとのこと。
日本平のふもとに位置し、市街地から市立病院行きなどのバスが多く出ていて、アクセスも悪くない。清水にこんな見どころもあったとは。次回ぜひ。
静岡を後に、東日本エリアへ向かう前に、アップしていなかった、前日夕方の富士山。
前日は午後でも富士山がとてもよく見え、翌日も朝はよく見えた(この記事に少し写真)が、後に若干雲がかかっていた。
夕日に染まる富士山
JR清水駅自由通路から撮影。甲府から来る時は、一面の雲の中にそびえていたが、夕方には晴れてきた。
これは、自由通路東側(海側・みなと口=裏口側)、北方向の眺め。
広角。白飛びしてしまったが、中央奥が富士山
みなと口のロータリーの向こうには、公園のような広い土地がある。
2008年に、ロータリー付近(地上)から富士山方向を撮影した写真。
2008年11月撮影
白い大きな輪のモニュメントが存在感を放っていた。富士山の障害物と言ってはなんだけど。
2007年1月に設置された「空のむこう」で、ステンレス製の直径12メートル(13メートルとの情報も)。地際を軸に、手動で回転できるらしい。
ちなみに、ロータリーの中に立つ、風力発電風車みたいなのもモニュメント「この空のもとで」。
その輪が、今はなくなってしまい(2021年末撤去)、モニュメントが立って、芝生や外周に少々木があった、公園の北側半分ほどが、更地になってしまっている。
さらに、ここは当初は「清水駅東口広場」だったのが、2021年10月26日からは「清水駅東口公園」に改称されていた。
2004年から「清水区市街地の賑わい創出に向けた各種イベント会場としてご利用いただ」いていた場所が、小さくなってただの公園になったということか?
ネットで見て、多少知ってはいた。ここに病院が建つ。
静岡鉄道・桜橋駅が最寄り(入江小学校とは反対側)の、独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO=ジェイコー)桜ヶ丘病院。尾身茂氏が前・理事長を務め、「秋田病院」が能代市に病院がある。
2017年には、当時の尾身理事長が記者会見し、病院を静岡市役所清水庁舎(清水区役所)の場所へ移転することが「正式決定」したと発表。その時点では、清水庁舎が、駅東口へ移転する計画だったらしい。
その後、庁舎移転計画がなくなって、病院が駅東口移転に変わったようだ(静岡市と土地交換)。
【7日補足・市役所と無関係の組織との間での土地交換といえば、秋田市役所とNHK秋田放送局でも行われていた。NHK跡が市役所新庁舎(旧庁舎隣接地)となり、秋田駅東口の空いていた市有地がNHK新局舎となり、別段問題なく済んでいる。】
しかし、東口は津波浸水想定区域に入っているため反対の声が出て、さらに入札不調で着工が遅れもしたようだが、2022年12月22日に着工したとのこと。2024年12月に「JCHO 清水さくら病院(仮称)」として完成予定。
地上7階建てとのこと。できたら駅から富士山は見えるだろうか。
これも前日撮影。夕暮れの興津駅ホーム
【2023年9月16日追記】次回、清水を訪問する時のための備忘録。
ソテツ(やサボテン)が植えられた庭の左奥に、海と富士山が配置された絵画を見たことはあった。あまり考えられない組み合わせなので創作かと思っていたが、実在する場所であることを知った。1892年に日本を旅したイギリスの画家・アルフレッド・パーソンズの水彩画「富士山」。
場所は清水区の龍華寺(りゅうげじ)。絵と同一アングルではない感じだが、今も富士山が見え、広い庭園があってソテツ(樹齢1100年で日本最古・日本最大規模。国天然記念物)とサボテンも現存するとのこと。
日本平のふもとに位置し、市街地から市立病院行きなどのバスが多く出ていて、アクセスも悪くない。清水にこんな見どころもあったとは。次回ぜひ。
昔、静岡駅ホームからも富士山が見えましたが、駅前にホテルができてから全く見えなくなりました。(駅ビル屋上からは見ることができます。)
静岡人は、あちこちで富士山を見ることができるためか、富士山が見えなくなることに存外無頓着で、文句を言う人もいないのかもしれません。
たしかに地元の人なら、見えて当然です。旅行客としては、駅に降り立ったところで見えたら、その街の第一印象としてインパクトがあるものです。
清水駅は設計としては、どこにでもある橋上駅舎ですが、富士山が見える(しかも街なかの大きな)駅としては数少ない駅ですから、少々惜しいです。
ほかには、東静岡駅で新幹線とともに見えるのが特徴的な眺めだと思います。