広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

ナニワズ/令和高校舎

2020-03-15 00:12:16 | 秋田の季節・風景
秋田市の千秋公園の斜面に、
黄色い花の低木
5年前に初めて知ったのだけど、「ナニワズ」という植物。春真っ先に葉と花を付け、夏には葉を落としてしまう。
自然に任せたエリアだけに5年前に比べると、笹が茂った分、ナニワズは若干減ったような気もする(場所が微妙に違うか、時期的なものもあるかも)が、ひっそりと春を告げている。

時鐘
鐘撞き堂は、落葉している時期は、公園の外からもはっきりと目視できるのだった。県民会館が解体されて新しい建物がまだの今は、広小路からでも見えた。
昨年秋に鐘守さんが引退し、今春から自動鐘撞き機で対応とのことだが、現時点ではそれらしき装置は未設置(またはとてもコンパクトで分からないか)。
※3月11日の東日本大震災発生時の黙祷時は、今年は鳴らされなかったようだ。自動化後も、このような定例外は手動で対応するとのこと。


そして、
この建物は? ここはどこ?

千秋公園西側のふもとスレスレに建設中の、秋田令和高等学校の校舎。
いつの間にか、覆いや足場の多くが取れ、外観を現していた。

私立秋田和洋女子高等学校が、現校舎を県民会館跡地の新施設の駐車場として明け渡すことになったため、同校多目的グラウンドの場所に新校舎を建築し、2020年春に移転・共学化・改称するもの。※前回の記事
上の写真は南側(道路がカクカクした、和洋高体育館~ライオンズマンション側)から。右手前の柵で囲まれた箱は、東部ガスのもので以前からある。
学校のホームページには、校舎正面の完成予想図が出ているが、それは反対の北側になるようでまだ覆われていた。北側にしか玄関がないのであれば、秋田駅から来る生徒は遠くなる。

西の旭川・鷹の松方向から来る道路からの眺めは、
(再掲)建設前

千秋公園は本丸の木の頭が見えるだけになった
上の写真左手前は「矢留改良住宅」。県営住宅に準ずるものらしい。このエリアは県職員公舎だと思っていたら、この棟だけは違うようだ。初めて知った。

公園のふもとの遊歩道沿いには、まだ仮囲いが残っていたので行かず。
千秋公園二の丸から見ると、
まだ覆われている北面

公園事務所から校舎真横へ下りることになる階段
窓の大きさからして、こちら面も教室だろう。やっぱり通りづらくなるな…

本丸に上がる階段から
本丸よりも下に校舎屋上。周囲のマンション群と比べると、4階建ての校舎は低い。
また、思ったほど大きくもなく、きゅうくつさはさほど感じなかった。色合いや形状も奇抜でなくていいだろう。でも公園とくっついて学校があるというのは…

校舎屋上には、高い支柱が張り巡らされている。網を張って屋外運動場的に使うのかもしれない。北側には空調の室外機がたくさん並んでいて、冷房完備なのだろう。
東面も西面も、2階と3階の窓の上にグレーの帯が入っていてアクセントになっているのはいいけれど、その部分に1スパンにつき4つの円形の出っ張りがあるのが気になった。これもデザインなのか、換気か何かの装置なのか(とすれば4階にないのはおかしい)。

4月頭に新校舎が完全に完成は間に合わないかもしれない。それ以前に、新型コロナウイルスにより、学校が始まるのか。

旧校舎解体の様子

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