広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

つかの間の雪景色

2020-02-11 19:32:15 | 秋田の季節・風景
やっと冬らしくなった続き。
10日、11日はいくぶん寒さは緩んで、秋田市の昼間はプラス1度前後。積雪は20センチ前後と若干多めで、ごく普通の冬の一日。
イオン秋田中央店裏の旭川。奥左から太平川が合流し、右・秋田運河方向へ流れていく
今冬は、秋田市街地の川では、渡ってくる白鳥を見ることがほとんどなかった。
雪が積もって寒くなったここ数日は、旭川・太平川合流点(旭川寄りが浅くなっていて、例年ならよく下りている場所)に、やっと白鳥の群れの姿があった。太平川側上流寄りにも来ているようで、小さな群れがいくつもイオンの上空を行き交っていた。
彼らは寒さに応じて、南北を行ったり来たりしているということなんだろうか?


前回取り上げた、山王の裁判所仮庁舎の屋根のつらら。
月曜日は開庁していたので、どんな対応がされたかというと、
11日時点
屋根のつららは、なくなってはいないが、大きくはなっておらず、全体にやや減った感じ。月曜日に落として、その後またできたのか?
歩道と並行に1段高くなった「通路」の封鎖は、コーンが歩道寄りまで動かされ、全面封鎖状態。
向かって左のスロープは閉鎖

右の階段のみ使用(看板は駐車場用を転用していて、空白は「P」を消したもの)
どうしてスロープ側を封鎖したのかは分からない。つららが落ちる危険性は左右とも同じだと思うが。

抜本的解決にはなっていない。今後も人力で落とし、特に休日は歩行者は落ちてくるつららの恐怖におびえながら通行させられるのだろうか。
また、仮庁舎の裏側にはもっと大きなつららができてそのままになっていた。農政局の敷地へ落ち、車両や建物に被害を与えないだろうか。

裁判所工事の続き


千秋公園の本丸表門と二の丸広場を結ぶ、大きな階段。
昨年、思い出を記したように、昔、そこをソリで滑り下りたことがあった。
先週末
手すりの右側は除雪され、その他は手つかずで、段が消えて斜面になっていた。これなら、ソリで下りても…(危険、迷惑になるのでやめたほうがいいでしょう)。
本丸

桜並木に工事看板
「千秋公園さくらファンド」を使って、桜の植え替えをしている(作業はしてなかった)ようだ。
なお、時鐘の自動化は未着工のようだった。

二の丸胡月池
池はうっすら凍り、岩も若干氷ができていた。当然、昨年には及ばない。

広面(手形寄り)の太平山三吉神社里宮
参道・階段はしっかり除雪されていたけれど、ちょっと怖い。
狛犬にも雪

久しぶりに信号機の着雪対策。
秋田県警では、フード(ひさし)がない平らなフラット型と、フードとして透明なカプセルをかぶせるものの2つの方式で、車両用信号機に雪が付着しづらいようにしている。本格採用されて9年くらい経つかと思うが、だいぶ定着した。カプセルフードは、途中でとがった形状にマイナーチェンジし、たしかにそのほうが効果が大きいように感じる。
最近では、もともと通常フードで設置されていた信号機の、フードだけをカプセルに交換する動きもある。
裁判所裏(気象台横)の交差点の信号機
銘板は未確認だがボディの塗装がはげているので、10年前後前製造の本体に、改良型カプセルを取り付けたのだと思う。

写真では分かりづらいかもしれないが、この時は、点灯色は判別できるが、曇ったというかやや透明度が低いような見え方をしていた。
カプセルフードでは、内部で結露が生じていることがあるが、それの激しいような。
拡大
カプセル内で結露も多少出ているが、それよりもカプセルの外側を水滴が伝って、それが凍結して小さいつららができていたのだった。
他の信号機では見られず、この1台だけ。正面が北向きだったから、寒風が吹き付けて凍ったのかもしれないが、どうして水滴が流れるのか?


11日の旭南小学校前の一方通行路。向かい側の雪山の向こうは歩道がある
ある程度大きい道路では、多少の除雪作業と、車の通行により融けて、幅は狭いが路面状態は悪くない。
保戸野新橋たもと。左は雪がないが、右奥はわだち~圧雪
一方、住宅地など小さい道は放任で、良くはない所もある模様。

前回の繰り返しだけど、今週後半は気温9度、雨が続く。これが融けたら、どの道も大変になりそう。
そして、今回のような雪景色は、今シーズンはもう見られないかもしれない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする